小説『オシリスの天空竜になって魔法少女リリカルなのはの世界に転生しちゃいました』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『アクセス数10万突破記念〜IFストーリー〜“ゼロの使い魔(5)”』


「そんなに急いで食べなくても誰も取らないわよ?」


「ぐるるー(美味しいので食べるのも早くなります)!」


「そう、喜んでくれたのなら良かったわ」


「ぐるぐるー(はい)!」


私は運ばれて来たケーキを食べています
この世界のケーキも美味しいですね♪
私がケーキを食べてる時に話し声が聞こえてきました


「なぁなぁ、ギーシュ」


「ん? 何だい?」


「結局誰と付き合ってるんだ?」


「誰とも付き合ってないさ!」


「でも、1年の子と関係があるって噂だぜ?」


「噂は只の噂さ!僕は誰とも付き合ってないよ」


コロン!コロン!
金髪の男性の懐から何か落ちました


「あの、これ落としましたよ?」


「何を言ってるのかね? それは僕のじゃない」


「ギーシュ、それモンモランシーの香水じゃないか?」


「確かに!」


「君達、言い掛かりは止してくれ」


「ギーシュ先輩……」


「ケ、ケティ!?」


「その香水……モンモランシー先輩のですよね?」


「ケティ、違うんだ……話せば分かる!」


「酷いです!」


バチン!
金髪の男性の右頬を想いっ切り殴りましたね
赤い椛マークが付いてますね……


「やっぱり一年の子に手を出してたのね」


「モンモランシー!」


「ふん!」


バチン!
また金髪の男性が頬を叩かれました
しかも、今度は左頬ですね


「給仕、君は何をしてくれたんだい?」


「ひっ!す、すみません!」


「君のお陰で恥を掻いたじゃないか!」


「申し訳ありません!」


「いや、許さない……」


「ひっ!」


金髪の男性が魔法を使おうとしてますね
自分が二股をするのが悪いのに
それを人の所為にするとは……
少しお仕置きが必要ですね!


「喰らえ!」


「(お父さん、お母さんごめんなさい……)」


メイドさんが眼を瞑り諦めました
私はメイドさんの目の前に出て魔法を弾きます


「何!?」


「え?」


「ぐるるー(早く行って下さい)!」


私が何を伝えたのが分かったのかメイドさんが走っていきました
これで心起きなく戦えます


「何だね、この竜は?」


「それは私の使い魔よ」


「ルイズ、君の使い魔か
何故僕の邪魔をさせたのかね?」


「知らないわよ、リオが勝手にメイドの前に出たんですもの」


「勝手に? ほう……ルイズの使い魔よ!
君は僕の邪魔をしたな? 責任を取って決闘をしてもらうぞ!」


「止めといた方が良いわよ?」


「こんな小さな竜に負ける訳だろう?」


「どうなっても知らないわよ……」


「ルイズの使い魔よ、ヴェストリの広場って待っているぞ!」


「リオ、適当に痛め付けて戻って来なさい?」


「ぐるぐるー(はい)!」


「私は、ゆっくり紅茶飲んでるわ!」


私はヴェストリの広場へと飛んで向かいます
其処には、もう観客であろう人達が居ました
早いですね〜……あ、さっきの人も居ましたね
私は少しばかり大きくなって飛び降ります


「グガァァァァ!」


「大きさが変わってないかね? まぁ、良いだろう!
その位なら問題ないね」


「グォォォォォ(そうですか、掛かって来なさい)!」


「行け、僕のワルキューレ達よ!」


ガシャン、ガシャンという音を立てながら3体の銅像が此方に向かってきます
何ですか、これ? 真面目にやって下さいよ……


「グォォォ(えい)!」


ブン!ガシャーン!
尻尾を振り払っただけで壊れました


「何!? ならば全力でいくまでだ!」


金髪の男性はそう言うと7体の銅像を召還して私の方に向かわせました
これは……非常に残念な事ですが
なのはちゃん達が居た世界と比べてしまうと
此方は余りにもレベルが違い過ぎますね……
でわ、そろそろ終わりにしょうか!


「グガァァァァァ(えい)!」


ブン!ガシャーン!
私は尻尾でなぎ払います
そして宙に浮かび雲を呼び寄せます


『見ろ!黒い雲が集まってきたぞ』


「グォォォォォォ(招雷弾)」


小さな雷の玉が金髪の男性に向かっていきます
少し反省しなさい!


「ぎゃぁぁぁぁああああ!」


ドサッ!シュー!
気絶して倒れたみたいですね
私は雲を発散させます


「グガァァァァ!」


『あの竜凄いぞ!』


『私も、あんな竜を呼べたら良かったな〜』


貴方達には別の使い魔が居ますでしょう!
大切にしないと嫌われますよ?
金髪の男性はこれで懲りてくれると良いんですけどね……
私はそんな事を思いながら小さくなってルイズさんの所へと向かいました


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


追伸


これでゼロの使い魔は終わります><

中途半端な終わり方で申し訳ありません……

次はハイスクールD×Dを書きます

でわ、また次回に!

-18-
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