小説『オシリスの天空竜になって魔法少女リリカルなのはの世界に転生しちゃいました』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『アクセス数10万突破記念〜IFストーリー〜“ハイスクールD×D(5)”』


「ん……んぅ……」


我の膝の上で寝ているレイナーレが目を覚まし始めた
言っておくが!深い意味はないからな!


「どうやら帰って来れたみたいだな」


「ええ、貴方のお陰でね!」


ふふ、前より生き生きした顔になっているな
もう出世だとか堕天使など拘っていない様だ


「我は何もしていないぞ?」


「え? だって精神の中で貴方が……」


「それは精神体の我であって我自身ではないな」


「そうなの……」


「うむ」


「っ……!」


レイナーレは驚いた表情を浮かべた
どうやら気付いた様だ
そう、レイナーレには堕天使との象徴とも言える黒い羽が無いのだ
つまりレイナーレは人間へと変わったという事
まぁ、我が変えたのだが……
先程レイナーレを精神だけ殺したのだ
その時に人間に変わる様に神力で操作しておいた
これで、もうレイナーレは堕天使でも何でもない
只の不老不死の人間なだけだ
不老不死も我がしておいた
これから死ぬかもしれないのでな


「我は言った筈だぞ? 人間にすると!」


「分かってはいたけど……いざ、失うとなると寂しいものね」


「否定はしないが、過去に縋っては貴様に未来はない」


「分かってるわ」


「リアス達は貴様を上で待つそうだ」


「そう……」


「リアス達に伝えたい事もある……一緒に行ってやる」


「有り難う」


レイナーレは天使以上の笑顔で我に微笑み掛けた
くっ……そんな事で我は落ちないからな!


「か、勘違いするなよ!我は貴様に死なれたら困るだけだからな……」


「はいはい♪」


「……」


我とレイナーレは1階へと足を進めるが……
レイナーレの足取りが徐々に遅くなって来た
やはり緊張しているのだろうか?
どれ、我が声を掛けてみるか


「レイナーレ」


「何?」


「怖いか?」


「ええ、少しね」


レイナーレは笑顔を向けて来たが苦笑いだった
その表情の奥には恐怖という感情があるだろうな
だが、貴様は平然と人を殺した……
貴様の罪が一気に襲って来たとでも言おうか
此処で逃げたら同じ事の繰り返しだ
我はレイナーレを元気付ける為に、ある行動に出た


「レイナーレ!」


「な、何? いきなり叫ぶから吃驚したじゃない!」


「すまんすまん、貴様は緊張もしくは恐怖を今現在抱えているな?」


「……(コク)」


「そんな貴様に我(竜神)からの、おまじないをしてやろう」


「おまじない?」


「うむ、目を閉じろ」


「こうで良い?」


レイナーレは目を閉じた
我はレイナーレの、おでこに人差し指を当て神力を流した


「もう良いぞ」


「?」


レイナーレは首を傾げた
何をしたの? と言わんばかりに


「何、我からの餞別とでも言っておこうか」


「餞別? 何の?」


「これから死ぬかもしれない貴様に……な?」


「そうね……私には、これ位が丁度良いかもね」


「今も緊張や恐怖があるか?」


「いえ、無いわ」


「なら、逝って来い」


「行かないの? というか字が違う気がするんだけど……」


「此処から先は貴様一人で行かなければならない、違くはないぞ」


「ふ〜ん……行って来るわね」


「あぁ、行って来い!」


我は笑顔で見送った
レイナーレは階段を上って行った
貴様なら必ず戻ってくると信じているぞ


〜30分後〜


「ただいま……」


「戻ったか」


「ええ」


「何かされたか?」


「されそうになったけど……」


「けど?」


「グレモリーが『此処で攻撃したら貴方と同じになってしまうわ
あの子に生かされた、その命大事にする事ね』と言って帰ったわ」


「そうか……」


リアスも大人な所を見せたな
良く、一誠が殴り掛からなかったものだな
何にせよ、取り敢えず……


「良かったな♪」


「ええ、本当に貴方には感謝しているわ」


「感謝しているのなら人の為になる事をするんだな」


「ええ、それで決めたわ!」


「む? 何をだ」


「これからは貴方に着いて行く事をね!」


「は……?」


「だ・か・ら!貴方に着いて行くの!」


「我に着いて来ても面白くないぞ……?」


「それでも……救ってくれた、この命貴方の為に使いたいの!」


「ハァ……降参だ!私の負けですよ、レイナーレ」


「あら? 口調が戻ったわね」


「今までは貴方が私の怒りに触れたので、ああいう口調だっただけです」


「ふ〜ん、とにかく宜しくね? 私だけの神様♪」


「は、はい……///」


それから、私とレイナーレは世界を見て行きました
途中で色々な敵やら出て来ましたけど
レイナーレも今では神と同等の力を得てます
私も、そろそろ元の世界に戻る時が来た様ですね!
その場合レイナーレはどうするのでしょうか……?
取り敢えず、今を楽しみましょうか♪


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追伸


更新遅れて本当にすみません!
最近東方のゲームを買いまして……
そっちに缶詰状態でやってました><
これからは何かしらの小説を週1で更新したいと思います
バイトがお休みの日に更新しようかなと思ってます!
次回からは本編に戻ります
今までこんな駄文に付き合って頂きまして有り難う御座いました!
でわ、また次回に><

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