『第3話』
「ハァ……ハァ……もう限界ですね……」
「グォォォォォォォ(諦めないで下さい!)」
「こんな時に……竜とは……本当に……お仕舞いですね……」
「グガァァァァァァァァァァ」
私はリニスさんの目の前で人型になります
カッ!キィィィィィィン!
「竜が人に……」
「ふふ、少し待ってて下さいね!」
「貴女は……」
「心配ないですよ!今すぐ元気にしてあげますからね〜」
「え……?」
私はリニスさんに魔力を流します
少しづつ安定して来ましたね!
「魔力が戻っていく……」
「これで、もう安心ですよ!」
「どなたか分かりませんが……本当に有り難うございます……」
「いえいえ〜♪ あ、そうです!私と契約します?」
「良いんですか……? こんな私で……」
「はい!貴女じゃないと駄目なんですよ?」
「そうですか……宜しくお願いします!」
「はい!でわ、契約しますよ?」
「はい、お願いします!」
「ハァァァァ!」
私はリニスさんと使い魔契約をします
どんなに離れてても私は魔力無限なので
消えない筈ですね!
「凄い……こんなにも魔力が……」
「ふふ、これで貴女は消えれませんからね!」
「ええ、私は消える積りはありませんよ!」
「でわ、行きましょうか……貴女の帰るべき場所へ!」
「はい、行きましょう!私の帰るべき場所へ!」
私は竜に戻ってリニスさんを上に乗せて
皆さんの元へと戻りました……助けれて良かったです……