『第4話』
「グォォォォォォォ(ただいま戻りました〜)!」
「「「「戻ってきた!」」」」
「プレシア、フェイト、アルフ、アリシア……」
「リニス……お帰り!」
「お帰り、リニス!」
「お帰りなさい、リニス」
「四人共……ただいま戻りました!」
リニスさんは家族の元に戻れて本当に良かったですね……
私は家族を置いてきてしまいましたからね
パパとママは今頃どうしてるでしょうか……
取り敢えず、私は今を生きましょうか!
『これからも皆さんに神のご加護があらん事を!』
『本当に有り難う!』
『いえいえ!』
「あ、そうだ……竜さん!」
『はい、何でしょうか?』
「竜さんの名前ってあるの?」
『私の名前ですか……』
「うん、いつまでも竜さんって変だから名前で呼ぼうかな〜って」
『うんうん』
『そうですね……(オシリスの天空竜から取ってリオ何か良いですね!)』
「何なら私達が考えてあげるよ?」
『いえ、今決めました』
「本当? 教えて!」
『私の名前は……』
『名前は……』
『“リオ”です!』
「リオ……」
「うん、良い名前だね!」
「うん!」
『それでわ皆さん、また会う日まで!』
「もう行っちゃうの?」
「そうだよ!もうちょっとゆっくりして行けば良いのに……」
『そういう訳にも、いきませんよ……』
「あ、だったら……家に来てよ!美味しいケーキあるよ?」
「なのは? 幾らなんでもそれは……」
『ケーキ……』
「って……決心が和らいでる!?」
「ケーキの他にと〜っても美味しいシュークリームもあるんだよ〜?」
「うん、翠屋のシュークリームは美味しいね」
『シュークリーム……』
「さぁ、どうする?」
『うっ……でも、私お金持ってないです……』
「それなら私が出して上げるわ!助けてもらった、お礼って訳じゃないけど
これ位はさせて頂戴?」
「これで決定だね!さぁ、人間体になろ〜う」
「あ、でも私達は時間が……」
「今、艦長に問い合わせた所……もう暫くは良いそうだ」
「やったね!」
『分かりました……行きましょうか!』
『おー!』
こうして私達は翠屋に行く事に決めました!
ケーキとシュークリーム美味しそう……