小説『Lost Magic』
作者:イズミ()

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『ショウネン!!』

-さぁ、どうする?-

「・・・契約だ。」

『ナニ?』

-ほう?-

「先輩ッ!!」

-私の言葉に続け-

-我は欲する者なり-

「我は欲する者なり!」

足元に円が浮かぶ。

-我は壊すものなり-

「我は壊すものなり!!」

円に紋様が刻まれていく。

『ショウネン、キミハ・・・』

-我は作り出すものなり-

「我は作り出すものなり!!」

「先輩!?」

紋様に変な文字が浮かぶ。

-呼べ!!私の名を!!-

俺は知っているこいつの名前を・・・

「来いッ!!エリー!!」

紋様が光を発し周囲を包み込む。

光はやがて薄れ・・・

「ふむ、これが現代か・・・」

俺の目の前には女の子が立っていた。

「感謝するぞ、契約者よ。
私は、エリー。」

女の子の両手に1本ずつ剣が現れる。

「『剣の魔女』だ!!」

-8-
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