『ショウネン!!』
-さぁ、どうする?-
「・・・契約だ。」
『ナニ?』
-ほう?-
「先輩ッ!!」
-私の言葉に続け-
-我は欲する者なり-
「我は欲する者なり!」
足元に円が浮かぶ。
-我は壊すものなり-
「我は壊すものなり!!」
円に紋様が刻まれていく。
『ショウネン、キミハ・・・』
-我は作り出すものなり-
「我は作り出すものなり!!」
「先輩!?」
紋様に変な文字が浮かぶ。
-呼べ!!私の名を!!-
俺は知っているこいつの名前を・・・
「来いッ!!エリー!!」
紋様が光を発し周囲を包み込む。
光はやがて薄れ・・・
「ふむ、これが現代か・・・」
俺の目の前には女の子が立っていた。
「感謝するぞ、契約者よ。
私は、エリー。」
女の子の両手に1本ずつ剣が現れる。
「『剣の魔女』だ!!」