小説『男女戦争』
作者:UMA.m()

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「総理、考えなおして下さい!!今ならまだ間に合います!!」秘書の歩が言う。
「うるさい!!これで良いんだ!!これで!!!」美輪は頭をかきむしりながら叫ぶ。

「そんな・・・・・。お兄ちゃん・・・・・。」
そう呟いて、歩はうつむいてしまった。





そう、今まさに、“本当の”「男女決別令」が幕を開けたと言う訳だ。
そんな事もつゆ知らず、
北海道の海に浮く戦艦の船首でたそがれている新と輝幸。
今後この二人も、一体どうなっていくのだろうか・・・・・。

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