小説『異世界旅行券が当たったのでISの世界行ってきます』
作者:読む短刀()

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中学生編3 研究所に行こう!



修司「ってな訳だよ。」
楯無「あ〜、そういうことだったのね。」
簪「カメラはどうしたの?」
修司「勿論、家中に設置されてるカメラぜーんぶ、処分する。と言うか、今家に設置してあるの3人に回収させてるし、後で残って無いかチェックする。」
簪「だから家の中が五月蝿いんだ。」
楯無「なら後で探知機とか貸してあげるわ。」
修司「サンキュー。」
っと、そういや何で家に楯無と簪が居るのか説明しないとな。
まあ、説明と言っても、2人が朝飯作りに家の前に来たら、家の中から壁が壊れるような音が聞こえたからISを展開した楯無が先に入ってきて、その後に簪が入ってきた。
拓真・薫・束「終わった〜」
修司「ん、そうか、ご苦労さん。後でチェックするから、もし見つけたら、覚悟しとけよ。」
拓真・薫・束「了解!」
さて、朝飯食ったし洗うか。
薫「あら、楯無ちゃんに簪ちゃん。来てたのね、いらっしゃい。御免ね、私達がいない間シュウのこと頼んじゃって。」
楯無「いえいえ、大丈夫ですよ。そんなに大変じゃありませんでしたし。」
簪「私達の方がシュウに助けられてましたから。」
薫「そう言ってくれると嬉しいわ。ほんと、楯無ちゃんや簪ちゃんみたいな子がフリーなんて、勿体無いわね〜。2人さえ良ければ、シュウのこと何時でもあげるから。」
楯無・簪「え!?」Σ(゜д゜;)
薫「気付いてないと思ってた?シュウは全然気付いてないけど、私達は前から気付いてたから。応援してるわよ、2人とも。」
楯無・簪「ど、どうも。」
何かおふくろと 楯無達が話てるけど何話してんだ?わかることは、おふくろがニヤニヤしてて、楯無と簪の顔が赤いってことだけ。…何を話してたんだ?まあ、いいや、どうせ俺には関係ないだろ。とりあえず、おふくろ達にもさっさと朝飯食ってもらうか。
修司「親父、おふくろ、束、3人ともそろそろご飯食べろよ。」
拓真「ああ、そうだな。危うく食べ忘れるところだったな。」
薫「そうね、早く食べないと、ご飯が冷めちゃうし、シュウが食器を洗えないものね。」
修司「いや、自分で洗えよ!」
薫「うん、自分で作ったけど、いいデキね。」
束「私お腹ペコペコだったんだ〜。いっただっきまーす!」
修司「おい、無視かおふくろ。後、束、そんなにいきよいよく食ったら、喉に詰まるぞ。」
束「パクパク、モグモグ♪」
コイツら( ̄▽ ̄;)
もういいや、部屋行って寝間着から普段着に着替えてくるか。










俺が着替えて、一階で簪と一緒に録画していた、特撮ヒーローを見ていると。
拓真「シュウ、俺達は研究所に戻るが、お前はどうする?久々に来るか?」
フム、研究所ね〜。別に行っても何も…いやまて、ここらで親父達には俺がISを使えると認識させといた方が良いかもしれないな。ISの開発には金と時間が掛かる、なら今のうちに俺の専用機の開発を始めておけば、IS学園に行く時には焦る必要がないな。よし、行くか。
修司「そうだな、特に今日は用事もないし、行くわ。」
楯無「なら、私達もついていって良いですか?」
薫「ええ、いいわよ。」
修司「束はどうするんだ?」
束「ほえ?変なことを聞くね〜、しゅーくん。私も研究所に行くよ。研究所で働いてるんだから♪」
修司「はあああぁぁぁ!?」
楯無・簪「えええぇぇぇ!?」
働いてるうぅぅぅ!?あの束が働いてるだとおぉぉ!?あの、ヒキコモリかニートやっているイメージしかない束が働いていたなんて、しかもウチで!?
修司「何時から!?」
束「う〜んと、私がISを発表した後直ぐだね♪」
つまり、10年もウチで働いてるのか。
楯無「まさか、世界中で居場所を捜索されてる人が、こんな近くにずっと居たなんて。」
薫「束ちゃんは良く働いてくれるから、研究所でも人気なのよ。」
修司「さいですか。」( ̄▽ ̄;)
こりゃあ、研究所に行ったら行ったで面倒だなぁ〜。

-7-
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