小説『魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜(現在多忙の為更新停止中)』
作者:クリス()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

第10話『静かな少女と平凡な日常』

〜ツバサ〜

すずかの家でのボクVSなのは&amp;フェイトの戦いも終わって

週明けの今日は特にイベントもなく普通に授業を受けていた


本日の授業
1時間目:英語
2時間目:理科
3,4時間目:家庭科
5時間目:美術


1時間目:英語

前世では小学校では英語は習わず中学校からだったけど

この世界では違うみたいで

小学2年生から英語の授業が始まった


でもボクにとっては余裕だから問題ないんだけどね

ボクがそう思っていると


「不知火ーこの英文を読んで見ろー」


先生が黒板に書かれた英文を読めと言ってきたので

ボクは椅子から立ち上がって


「Yes. Teacher was found.
It is not good in English I of the blackboard?
『This is a pen.』Is it good now?
Since he gets tired, may standing sit down?」


訳:『はい。先生わかりました。
黒板の英文で良いんですよね?
『これはペンです。』これでいいですか?
立っているのは疲れるので座ってもいいですか?』


ボクがそう言うと


「……え…?」


先生は何を言ってるのか理解出来なかったみたいで唖然としていた

するとアリサが


「ちょっとツバサ!!問題の所以外は日本語で話しなさいよ!!
先生ツバサは座ってもいいかって聞いてますよ」


ボクにツッコミ、先生にボクが何て言ったか伝えた


「あ…あぁ不知火もう座ってもいいぞ…」


先生はアリサの言葉を聞いてボクに座ってもいいと言った

ボクは椅子に座り

この後は特に何もなく英語の授業は終わった


2時間目:理科

今日の理科の時間は磁石についてだった

授業は特に何もなく進んでいき

先生が


「2つの磁石を順に回すから各自磁石の吸引と反発を実際に試してみてくれ」


そう言って先生は磁石を前の列の人に渡した

ボクの所に磁石がきたので

ボクは磁力を操って

同極同士を吸引させあったり別極を反発させたりと

普通ではありえないことをして遊んでいた

隣でなのはが驚いた顔でこちらを見ていたのは気にしないでおこう……


〜side out〜


〜なのは〜

(凄いの……)

今は1時間目の英語の時間なの

私は先生が黒板に書いた英文をノートに写していると


「不知火ーこの英文を読んで見ろー」


先生が黒板に書かれた英文を読めとツバサちゃんに言ってたの

するとツバサちゃんは立ち上がって……


「Yes. Teacher was found.
It is not good in English I of the blackboard?
『This is a pen.』Is it good now?
Since he gets tired, may standing sit down?」


ペラペラと英語で何か言ったの

所々の単語は何となくわかったけど

全体的に何て言ったかはわからなかったの

先生も急にツバサちゃんが英語で答えたからか唖然としていたの

すると


「ちょっとツバサ!!問題の所以外は日本語で話しなさいよ!!
先生ツバサは座ってもいいかと聞いてますよ」


アリサちゃんがツバサちゃんにツッコミをいれて

先生にツバサちゃんが何て言ったかを伝えたの

アリサちゃんはツバサちゃんが何て言ったかがわかってたみたいで凄いと思ったの


「あ…あぁ不知火もう座ってもいいぞ…」


先生はアリサちゃんからツバサちゃんが何て言ったか教えて貰って

ツバサちゃんに『座ってもいい』と言ったの…

授業が終わって休み時間に

アリサちゃんが英語でツバサちゃんに話しかけてたんだけど

ツバサちゃんはいつも通りの口調で日本語で返していたの…


2時間目の理科の授業では

磁石についてのお勉強だったの

先生が磁石について色々説明して

その後


「2つの磁石を順に回すから各自磁石の吸引と反発を実際に試してみてくれ」


そう言って先生は磁石を前の列の人に渡したの

私の所に磁石が回ってきて

私はS極とS極を近づけて反発させたりしていたの

ふとツバサちゃんの方を見ると

何故かツバサちゃんの持ってる磁石は

同極同士が引きあったり別極が反発したりしていたの

後でツバサちゃんに聞いてみたら


「力を入れてただけ……」


そう言っていたの……


3,4時間目:家庭科

3,4時間目は家庭科なの

今日の家庭科は各自で食材を持ってきて

決められた料理を作る調理実習だったの

みんなで持ってきた食材やエプロンを持って

調理室に移動しているのだけど……


「ちょっとツバサその大きな荷物は何よ」

「ツバサちゃん何持ってきたの?」


ツバサちゃんが大きなリュックサックを担いでいたの

私じゃ背負った状態だと動けなくなりそうなぐらいの……


「秘密……」


ツバサちゃんはアリサちゃんとすずかちゃんの問いに『秘密』って答えたの…

調理実習室に着いてみんなエプロンを着たの

先生がやってきて


「各班わかれて調理を始めろー」


調理開始の合図をだしたの

今日の調理実習のお題は『ハンバーグ』なの

私たちの班は

私とアリサちゃんとすずかちゃんとツバサちゃんの4人なの

私が玉ねぎとかの野菜類をアリサちゃんが挽肉をすずかちゃんがその他を

ツバサちゃんは『色々持ってくる……』って言ってたの…


調理開始と同時にツバサちゃんが

私が持ってきたのとは別に玉ねぎを取り出していたの


「玉ねぎなら私が持ってきてるよ?」


私がそう聞くと


「そっちは…任した……」


そう言って玉ねぎを…切ったのかな?

手の動きが速すぎてよくわからなかったの……

その後ツバサちゃんは他にも色々な野菜を切っていたの

次にツバサちゃんは

カバンから大きな寸胴鍋を出して玉ねぎを炒め始めたの

その後に他の野菜も加えて炒めて鍋に水を入れたの……


「ちょっとツバサ今日のお題はハンバーグよ!!」

「えーと…ツバサちゃんは何を作ってるのかな?」

「私も教えて欲しいの!!」


私たちがそう聞くと


「ビーフシチュー…ハンバーグに…かける……」(・・)b


ツバサちゃんはそう言って


「ハンバーグの方は…任した……」


ハンバーグ作りの方は私たちに任して調理に戻ったの

私が玉ねぎを切ってすずかちゃんがそれを炒めて

アリサちゃんが挽肉とかと一緒に混ぜ合わせて

形を整えて焼いていったの


その間ツバサちゃんは

鍋の野菜がよく煮込まれた辺りでビーフシチューのルーを入れて

カバンから既に煮込まれた角切りのお肉を取り出してそれも投入したの

そのあと何か色々な調味料を加えて味を整えて蓋をして

弱火でじっくり煮込み始めたの


煮込んでる間にツバサちゃんは

カバンから色々と取出していたの

それは

色とりどりの野菜や果物やホイップクリームやスポンジケーキとかだったの

ツバサちゃんはテキパキと

野菜を洗ってそれを切り一瞬でサラダを作ったの!?


その後

果物を切って

ホイップクリームを作って

スポンジケーキを3段に切り分けて

1段目のスポンジケーキに綺麗にホイップを塗って果物を置き

それを2段目3段目と作っていったの……

完成したそれは綺麗な白に色とりどりの果物が乗ってるフルーツケーキだったの


私たちのハンバーグが完成すると

ツバサちゃんは先生が用意していた薄皿ではなく

カバンから取り出した深皿を用意していたの

そこにハンバーグを置くと

ツバサちゃんはその上からビーフシチューをかけて

さらにその上にホワイトソースを少しかけたの

完成したハンバーグ&ビーフシチューはとても美味しそうだったの


さらにツバサちゃんは

カバンから…炊飯ジャー?を取り出したの

それは充電式なのか乾電池とかで動いているのか

中には熱々の白ご飯が入っていたの

ツバサちゃんはそれを人数分お皿に盛って

全員の前にハンバーグ&ビーフシチューとサラダとご飯が置かれていて

その横にスプーンとナイフとフォークとお箸が置かれていたの

さらに机の真ん中にはケーキとナイフと取り皿が置いてあったの

他の班の人たちも完成していて先生が見て回ってるけど

他の班のは

当然普通のハンバーグだけでケチャップとかソースとかをかけていたの


先生が私たちの班の所に来て……

「何だ…これは……」

凄く驚いていたの

するとツバサちゃんが


「ハンバーグ&ビーフシチューのライスセット…デザート付き……」


先生にそう言ったの

そしてツバサちゃんは


「先生も…食べる……?」


そう言って自分の皿のハンバーグを少し切ってそれを

カバンから取り出した小皿に入れて鍋のビーフシチューをかけたの

スプーンと一緒にそれをを先生に渡して先生が一口食べると

凄く驚いた顔をしていたの

私やアリサちゃんにすずかちゃんも

自分の分を一口食べてみると


「これ!!すっっっっごく美味しいの!!」

「何よこれ!?家のシェフが作ったのより美味しいんだけど!?」

「ツバサちゃん何いれたの!?凄く美味しいよこれ!?」


もの凄く美味しかったの!!

ツバサちゃんはすずかちゃんの問いに


「秘密……」


とだけ答えたの

私たちが美味しいと騒いでいると

クラスの他の班の人たちが


「不知火さん私にも少し貰えないな?」

「不知火さん私も食べたい!!」

「不知火さんの手料理…はぁはぁ……」

「不知火ー俺にも食べさせてくれよー」


食べさせて欲しいとやってきたの

するとツバサちゃんはカバンから小皿とスプーンを大量に出して

全員に配っていったの

食べた人たちは


「これ凄く美味しいよ」

「何これ!?めちゃくちゃ美味しい!!」

「不知火さんの手料理…はぁはぁ……」

「うめー!!不知火料理上手いんだな!!」


みんな美味しいと言っていたの

その後は

ツバサちゃんが作ったケーキも少しみんなに分けて

ビーフシチューもなくなり後片付けをして

楽しい調理実習は終わったの



そしてお昼休みなの

お昼休みにツバサちゃんに


「今週末の連休に私の家族とすずかちゃんの家族とアリサちゃんで
温泉旅行に行くんだけどツバサちゃんも一緒に来て欲しいの?」


私がそう言うとツバサちゃんは少し考えて


「………私も…行く……ネオも………」


そう言ったの


「じゃーツバサも参加ね」

「楽しみだねツバサちゃん」

「うん……」


ツバサちゃんも『行く』と言ってくれて

今週末は去年のメンバー+ツバサちゃんで温泉旅行に行く事になったの


5時間目:美術

5時間目の美術は隣の人の似顔絵を描くみたいなの

私は隣のツバサちゃんの顔をよく見て

鉛筆を走らして描いていったの

ツバサちゃんは最初に私の顔を見ただけで

その後は黙々と描いていたの…

私が『こっち向いて』って言ったら向いてくれたけど


そのあと時間が経って

みんなが完成しだした頃

私も描きあがって


「出来たのー!!」


思っていたより上手く描けて満足していたの

すると


「私も…出来た……」


ツバサちゃんも描けたみたいだったの

私たちは『せーの』で見せ合ったの

私が描いたツバサちゃんの絵は

ツバサちゃんを知ってる人なら10人中8人はわかるぐらいだったの

でもツバサちゃんのは

紙の上に『高町なのは』と書いてあり

右上に私の顔が丁寧に描かれていて

右下には私が自己紹介の時に言ってた事が書いてあり

左半分には私の全身絵が描かれていたの

ちなみに服装は制服だったの


「えーと…ツバサちゃんこれは?」

「頑張った…」(・・)b


ツバサちゃんが綺麗なサムズアップを決めていると

先生がやってきて


「どうだー高町に不知火ー」


私の絵を見て


「おー高町は中々絵を描くのが上手いな」


ツバサちゃんのを見て


「………不知火も上手いな…」


それだけ言って戻っていったの……

最後に今日描いた絵を先生が回収して

今日の授業は終わったの


帰りはアリサちゃんの車でお話ししながら送って貰ったの


〜side out〜


〜ツバサ〜

学校から帰ったボクは週末の連休に温泉旅行に誘われた事をネオに伝えた

するとネオは


「ツバサは水に浸かると力が出なくなりますが宜しいのですか?」

「…………サポート宜しく……」

「わかりました」


自分がお風呂に入る時いつもネオにサポートして貰っているのを忘れていた

ボクは旅行先でもネオにサポートをお願いして……

数日が過ぎて行った


〜side out〜



〜霧島白亜(銀髪君)〜

「あ〜もうすぐ退院か……」

俺はなのはの最初のジュエルシードのイベントの時に

なのはの変身シーンを見ようとしていたら

いつの間にか気絶していて

気付いた時には病院のベットの上だった

そして担当医の話では俺は右足を骨折していて2週間は入院生活だそうだ

その時俺が担当医に


『2週間も入院何てしてられるか』

『俺のハーレムのためにもこのイベントは外せないんだ』

『俺が入院してたら悲しむ奴がたくさんいるんだ』


とか言ったんだが2週間は絶対安静だと言われてしまった

俺は仕方がないから

学校で俺を心配しているだろうなのは達に


『なのはにすずかにアリサーいつでも見舞いに来ていいぞ』


と伝えて貰えるように言っておいた

だけど入院してから10日ほど経つけど

なのは達は恥ずかしがってるのか中々見舞いに来てくれなかった


「まぁ今週末には退院出来るんだ来週からは
俺を心配して暗くなってるだろうなのは達に明るく話しかけてやろう」


俺はそう思って目を瞑り眠った……


〜side out〜



作者コメ

どもクリスですです

アットノベルス復活です!!

今日からまた頑張っていきたいと思います



現在無印のおおよその流れは頭の中に・・・

これをどう執筆していくか・・・

とりあえず頑張っていきます



次回は温泉旅行での話です

銀髪君は今回の温泉旅行も不参加です(笑)

銀髪君の知らない間にイベントが消化していく〜


次回『温泉旅行と真夜中の決闘』

-12-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st<初回限定版> [Blu-ray]
新品 \6600
中古 \3500
(参考価格:\8800)