小説『魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜(現在多忙の為更新停止中)』
作者:クリス()

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第15話『現れたのは管理局!!だがジュエルシードは既に集まっている』

〜ツバサ〜

今日は土曜日ボクは家でのんびりとしていると

最後のジュエルシードの反応を感知した

「よ〜しっネオ行こっか」

ボクがそう言うと

「はい」

さっきまでキッチンにいたはずのネオがボクの横に立っていた

「………」

とりあえずボクは

「それじゃネオユニゾンいくよー」

「「ユニゾン・イン!!」」

「さらに1stリミット解除!!」

そしてボクはジュエルシードの反応がした付近に転移した


ボクが到着した時には

なのはとフェイトがデカい木と戦っていた

「あれ〜今日は急いで来たのに出遅れた?」

(そのようですね)

ボクがそう眺めていると

「なのはにフェイト助けに来てやったぜ!!」

銀髪君が現れた


「えっ!?何でコイツがここにいるの!?」

「なのは知りあい?」

「クラスメイトなの……」

「何であの人私の名前も知ってるんだろ?」

「わからないの…」

なのはとフェイトがそう話していると


「ははっなのはにフェイト!!見てろよ!!これが俺の力だ!!」

銀髪君はそう言って剣に魔力を溜め始めた

それを見て

「それじゃボクも準備しようかな」

ボクも右手に力を溜め始めた……


〜side out〜


〜なのは〜

今日は学校が休みだったので

ジュエルシードを探していると

すぐ近くでジュエルシードの反応があって

私とユーノ君は向かったの


そしてユーノ君が結界を張ってくれて

ジュエルシードの暴走体と対峙していたら

フェイトちゃんとアルフさんもやってきたの


「ルナはまだ来てないみたいだね」

「うん。そう見たいなの」

「それじゃあの子が来る前にちゃっちゃと終わらせるよ」

「サポートは任せておいて」

私達はそう話した後

ユーノ君とアルフさんがバインドで暴走体の動きを止めて

私とフェイトちゃんで封印しようと魔法を使ったのだけど

今までの暴走体と違ってバリアーを張って攻撃を受け止められたの

「やっかいだね…」

「うん…でも2人でなら出来るの」

「それじゃ次は同時に行くよなのは」

「わかったのフェイトちゃん」


私とフェイトちゃんで

協力してジュエルシードを封印しようと頑張ってたら

いつも学校で絡んで来る

アイツが急に現れたの

「何でコイツがここにいるの!?」

(何でコイツが…しかも飛んでるって事は魔導師?)

「なのは知りあい?」

フェイトちゃんがそう聞いて来たので

「クラスメイトなの……」

私はそう答えて

「何であの人私の名前も知ってるんだろ?」

確かにフェイトちゃんの前にアイツが現れたのは初めてのハズなの

私が学校でフェイトちゃんの話しをした事も無かったので

「わからないの…」

私はそう答える事しか出来なかったの


フェイトちゃんとそうお話ししていると

「ははっなのはにフェイト!!見てろよ!!これが俺の力だ!!」

アイツはそう言って剣に魔力を溜め始めたの

それは私やフェイトちゃんよりもかなり大きくて

あのルナちゃんよりも大きいかも知れなかったの


「行くぜー!!エクス……」


そしてアイツは剣を振りかぶって


……


「火拳!!」


その後ろから来た炎にジュエルシードの暴走体と共に

包まれて堕ちて逝ったの……


私とフェイトちゃんはすぐにその炎の発生源を見たら

右手が燃えた状態のルナちゃんがいたの


〜side out〜


〜フェイト〜

あの銀髪の魔導師が堕ちたあと炎の発生源を見ると

ルナがいて右手が燃えていた

「ルナその手大丈夫なの?」

私が未だ燃え続けているルナの右手を見てそう言うと

「ん?あぁこれ?」

ルナは自分の右手を見てそう言ったあと

右手を振って火を消した

「大丈夫だよ。これもボクの能力の1つだから」

そう言ったルナの右手を見てみると

火傷もなければ服も燃えた形跡が無かった

「あっそうだ」

ルナがそう言った瞬間私の前から消えて

「ジュエルシード回収しとかなきゃね」

一瞬で封印されていたジュエルシードの所に移動していた


「よしっジュエルシードも回収出来たし…
どうする?今日は戦う?」

ルナはそう聞いてきた

私達の答えは決まっている

「やるよ。今日は負けない」

「今日はルナちゃんを倒すの」

私となのはがそう答えると

「オッケーじゃー今日はコイツを使わして貰うね」

ルナはそう言って胸元から青いネックレスを取り出して

「スタンセットアップ!!」

ルナがそう言うと

ルナの手に青い剣が現れた…


〜side out〜


〜ツバサ(ルナ)〜

「それってルナちゃんのデバイス?」

なのはがそう聞いてきたので

「うん。まぁ使うのは初めてだけどね。」

ボクがそう言うと

「ルナってデバイスいくつ持ってるの?」

フェイトが聞いてきた

「今は『ディスク』と『スタン』と後もう一つかな」

「もう一つのも見たいの」

ボクの言葉に対してなのはがそう言ってきたけど

「ん〜また今度見せるよ」

「わかったの」

ボクが『今度見せる』と言ったらなのはは納得してくれた


「じゃーやろっか」

ボクがスタンを構えてそう言うと

フェイトとなのはもデバイスを構えて

「うん。いくよルナ!!」

フェイトが突進してきて

「私もいくの!!」

なのはが3つのスフィアを展開して放ってきた

そしてボクもフェイトの方へ突撃し

ボクとフェイトの攻撃がぶつかる瞬間に…


「ストップだ! ここでの戦闘は危険過ぎ…っ!?」

クロノが間に入ってきて

フェイトの攻撃を左手で止めて

なのはの魔力弾をプロテクションで受け止めて

そして

ボクの攻撃をデバイスで受け止めようとしたけど…

クロノのデバイスは簡単に切断されて

ボクはそのまま刀を振り切り

クロノを吹き飛ばして海に沈めた……


「「「…………」」」


「今誰かいなかったかい?」

ボク達の戦闘を見ていたアルフがそう言い

「今の人大丈夫かなぁ?」

ユーノがクロノを心配していた

「大丈夫だよ。一応非殺傷設定してるから」

ボクがそう言うと

「じゃー大丈夫なのかな?」

「ルナちゃんがそう言うなら問題ないの」

この件は問題なく解決したように思えたのだけど

ボク達の目の前にモニターが現れて

【私は時空管理局の時空艦隊アースラの艦長のリンディ・ハラオウンと言います
少しお話を伺ってもよろしいかしら?】

リンディさんが話しかけてきて

「管理局!?……ってなんなの?」

「前に説明しなかったっけ?次元世界を守ってる人達だよ」

「でもこの人達が本当に管理局の人かはわからないけどね」

「確かにそうだねぇ」

「えっ?管理局の人じゃないの?」

「嘘をついてる可能性もあるって事だよフェイト」

ボク達がそう話していると


【私は本当に管理局の者です!!
それで今回のロストロギアについてお話を聞きたいのだけれど
アースラまでご同行お願いできないかしら?】

リンディさんがそう言ってきて

「ユーノ君?ロストロギアってなに?」

「えっとね簡単に言えばジュエルシードみたいな危険な物の事だよ」

「私は別に構いませんよ」

「フェイトがいいならアタシも大丈夫だよ」

「フェイトちゃんが行くなら私も行くの」

「僕も大丈夫です」

みんながそう答えてボクの方を見てきたので

「ボクは行かないよ。
その人が管理局の人だと信じきれてないし
もしその人がジュエルシードを悪用する為にボク達から奪おうとしていて
転移先が牢屋の中とか多数の魔導師に囲まれてたりとかしてたらイヤだからね」

ボクがそう言うと

「ルナが行かないなら私も止めておこうかな…」

フェイトが意見を変えて

それに続いて

「フェイトが行かないならアタシも行かないよ」

「私も止めとくの」

「え〜と…じゃー僕も……」

みんながそう言い


結局誰も行かない事になった


これに焦ったリンディさんは

【えっと…罠とかないから来て欲しいのだけれど…】

そう言ってきたけど

罠とか無いのは原作で知ってるけどその言い方だと凄くありそうだったので

「話があるならそちらが来てくれないかな?」

ボクがそう言ったら

【……わかりました。そちらに行きます…】

普通にリンディさんの方が来てくれる事になった


ボク達はとりあえず空から降りてお話していた

「ジュエルシードが落ちてきてから半月かぁ
本物かはわからないけど管理局来るの遅くない?」

ボクがユーノにそう聞くと

「管理外世界の事だから管理局はあんまり重要視してないんだよ」

ユーノがそう答えた

「あぁそーなんだ」

「多分ジュエルシードを渡して欲しいって言うと思うけどどうするの?」

ユーノが聞いてきたけど

「ボクは渡さないかな。2人はどうする?」

「これはルナちゃんと戦う為の挑戦権なの」

「うん。だから私達も渡さないよ」

なのはとフェイトも渡さないようだ


ボクは2人の答えを聞いて

「…だそうですよリンディさん」

後ろに転移して来ていた

緑色の髪をした女性リンディ・ハラオウンと

黒のバリアジャケット着た男の子クロノ・ハラオウンに言った

「それは危険な物なので渡してくれませんか?」

「それにさっきの君の行為は公務執行妨害だ!!君を捕まえて無理やり奪ってもいいんだぞ?」

リンディさんは単純に『渡せ』と

クロノはさっきの事でいちゃもんを付けてきた

「リンディさんお断りします。
あとさっきのは君が勝手にボクの攻撃の前に現れただけでしょ?」

ボクがそう言うと

「でもそれを持っていたらロストロギアの不正所持で捕まっちゃうわよ?」

「そ、そうだ!!だから早くこっちに渡せ!!」

2人がそう言ってきたけど

「ボク達がジュエルシードを手元に持ってるのは
これが放置していたら危険な物だから集めていたからで
それで不正所持って……頭大丈夫ですか?」

ボクがそう言うと2人は黙ってしまった

そして

「で、ではこれよりジュエルシードの回収については時空管理局が全権を持ちます」

「君達は今回の事を忘れてそれぞれの世界に戻って元通りに暮らすといい」


「却下ですね
まだ貴方達が管理局の人だと信じ切れてませんし
そもそも今更ジュエルシードの回収と言っても……」

ボクはなのはとフェイトの方を見て

「2人共ジュエルシード1個ずつ持ってるよね?」

そう聞くと

「「うん。持ってる(の)」」

2人が返事をしたので

「うん。それでボクが今19個持ってるから
既にジュエルシードは集め終わってるんだよね」

ボクがそう言うと

「えぇー!?ルナちゃんそれホントなの!?」

「うん。ホントだよなのは」

なのはは驚いていた


なのはと話していると

「既に集まってるなら全てこっちに渡すんだ!!」

クロノがそんな事を言ってきたけど

何か相手にするのがめんどくさいので無視して

「なのは、フェイト、ユーノ、アルフ……
何か今日は邪魔が入っちゃったからボク帰るね?」

そう言って自宅の地下へと転移した…


〜side out〜


〜なのは〜

私達は今管理局?の人とジュエルシードの件で話してたんだけど

「なのは、フェイト、ユーノ、アルフ……
何か今日は邪魔が入っちゃったからボク帰るね?」

「えっ!?」

急にルナちゃんがそう言って帰っちゃったの


それに…

「え〜と…私も失礼します…アルフ帰ろっか?」

「あぁわかったよフェイト」

フェイトちゃんとアルフさんも転移魔法で帰っちゃったの


残されたのは私とユーノ君だけだったの

「なのはさんって言ったかしら?」

するとリンディさんが話しかけてきて

「は、はい!!」

私は慌てて返事をしたの

「さっきも言ったけどそれは本当に危ないものだから渡して欲しいのだけれど?」

「民間人が持つには危険すぎる!!」

リンディさんと黒い服の子がそう言ってきたの

(ユーノ君どうしよう!?)

私はすぐに念話でユーノ君に聞くと

(ん〜ルナの言う通りこの人達が本当に管理局の人かわからないし

また後日返事しますって言って逃げれないかな?
)

(ユーノくん名案なの!!)

私はユーノ君に助言を受けて

「えっと少し考えさせてもらっても構いませんか?」

そう言ったの


すると

「わかりました。では後日答えを聞かせて貰いますので
2人でよく相談してください」

「艦長!?」

リンディさんがそう言ってきたの

だから私は

「ありがとうございます。それでは…」

そう言って走って帰ったの


〜side out〜


〜リンディ〜

「艦長良かったのですか?」

「大丈夫よクロノ執務官。なのはさん達なら多分協力してくれるわ」

「でもあのルナって魔導師が厄介ですね」

「えぇあの子は何を考えてるのかがわからないわ…」

「明日なのはにルナについて聞いてみますか?」

「えぇそうね。じゃーあそこで倒れてる子も連れてアースラで作戦会議よ」

私がそう言うとクロノが倒れていた男の子を担いで

「わかりました。エイミィ!!転送よろしくたのむ」

「クロノ君了解だよ」

私達はアースラへと転移したわ…


〜side out〜


〜霧島白亜〜

俺は目が覚めたら知らない部屋のベットの上だった

「ここはどこだ……?」

俺がそう呟いたら部屋のドアが開いて

「ここは管理局の時空艦隊アースラの中にある医務室だよ」

クロノが入ってきた

「管理局だと!!」

俺がそう言うと

「あぁ僕は時空管理局の執務官クロノ・ハラオウンだ
君は管理局の事を知っているのかい?」

クロノはそう聞いてきたが

「んな事はどうでもいいんだよ!!何で俺がここにいるんだ?」

俺は逆にクロノに質問した

「覚えてないのか?君はルナって魔導師に
ジュエルシードと共に攻撃されて気を失っていたんだ」

(ちっ!!またあのイレギュラーか!!)

俺は内心怒りに震えながらも

「それで何で俺はここにいるんだ?なのは達も一緒か?」

クロノにそう聞くと

「いや…」

「ここからは私が説明するわ」

リンディが入ってきた


リンディはアニメで見てた時よりも若々しく見えて

子持ちとは思えないレベルだった

(クロノがいなければ俺のハーレムに加えてやったのにな)

俺はそう思いながら

「で、あんたは誰だ?」

まぁ原作知識で知っているけど俺がそう聞くと

「私はこの艦の艦長のリンディ・ハラオウンよ
貴方のの名前も聞かせて貰っても構わないかしら?」

リンディがそう聞いてきたので

「俺の名前は霧島白亜だ」

俺は自分の名前を告げた

すると

「白亜君ね。それで今回の件について色々聞きたいのだけれど」

その後色々と聞かれたが

俺は殆ど原作に介入出来ていなかった為

話はジュエルシードの事からルナとか言う魔導師の話になった

「それであのルナって子の事で知ってる事は無いかしら?」

「俺は一度アイツと戦ったが変なカードを使って変な魔法を使ってきたぜ」

「それはどんな魔法だったのかしら?」

「油断してたとはいえ俺の攻撃を跳ね返しやがった」

「攻撃を跳ね返す魔法ね……」

「今日君を攻撃した時は火の魔法を使っていた時は
そんなカードを使っていたようすは無かったぞ?
僕を攻撃してきた時も剣のデバイスを使っていたし」

「なるほど…あのルナって子は
白亜君が言うカードを使ったデバイスと剣のデバイスを持っていて
魔法資質で炎熱変換があるみたいね」


俺・クロノ・リンディで話しをしていると

「艦長データ纏めましたよー」

エイミィがやってきたので

すかさず俺はエイミィに向けて『ニコッ』と笑いかけると

エイミィは恥ずかしがって

リンディに資料を渡した後すぐにどっかへ行ってしまった

「…エイミィからあの子たちのデータを受け取ったから見てみましょう」

「何だこの魔力数値は!?」

クロノが驚いていたので見てみると

なのは…AAA
フェイト…AAA
ルナ…AAA
霧島白亜…SSS

となっていた

「何だあのルナって野郎たいしたこと無いじゃないか」

俺がそう言うと

「君は何を言ってるんだ!?僕達からしたら全員凄い魔力だぞ!?」

「特に白亜君の魔力のSSSって…後で正確に測らせてもらえないかしら?」

「あぁいいぜ俺は最強だからな」

俺はそう言ってアースラで色々とやって1日を過ごした



作者コメ

どもども〜クリスなのですよ〜


大変なのです。

何故か管理局組が何喋らせても悪者っぽく感じてしまうのですw

仕方ないので管理局の扱いもこんな感じで……

ってそんな事したらAs編がややこしくなりそうな…

そしてSTS編何て存在しなくなるような………(笑)


まぁ後々どうにかしようと思いますです。


さぁ次回の話は

今回出来なかったルナVSなのフェイです。

この戦いに銀髪君と管理局は関与するのか……

次回『16話『最終決戦!!ルナVSなのは&フェイト』

リリカルマジカル頑張ります(笑)

-17-
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