小説『魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜(現在多忙の為更新停止中)』
作者:クリス()

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第18話『テスタロッサ家に迫る管理局と銀髪君』
〜ツバサ〜

ジュエルシードが集めが終了してから5日が過ぎた

この5日間の間

なのはと一緒に魔法の訓練をしたり

(地下室はまだ内緒で外で結界を張ってやった)


念話でフェイトやアリシアと喋ったり

(何故かアリシアのデバイスをボクが作る事になった)


ユーノが管理局本部にジュエルシードを届けに行ったり

(ユーノの気をサーチしてミッドチルダの場所を記憶しといた)


なのはがアリサとすずかに

「もうすぐ私とツバサちゃんの新しい友達の
フェイトちゃんとアリシアちゃんが転校してくるの」

フェイトとアリシアの事を伝えていたり

(すずかとアリサがボクにも色々聞いてきた)


GW明けの金曜日に
銀髪君が学校を無断で休んでいたりと

(これはどうでもいいかな?)


そんな平和な日常が過ぎて行った


そして土曜日…

テスタロッサ家の面々が移住してきた

家の位置はボクの家から100mぐらい離れた所にある

少し大きいマンションだった


ボクはなのはと共に

引っ越し祝いに翠屋のケーキを持って

マンションに向かった


マンションに着いたボク達は

プレシアさんに念話で部屋の番号を聞き

1階のセキュリティロックに番号を入力すると

プレシアさんロックを解除してくれて

ボクはなのはを連れてエレベータで

テスタロッサ家が住む部屋へと向かった


部屋の前に着いたボク達は

インターホンを鳴らした

すると

ドタドタと足音が聞こえて

勢いよくドアが開かれ

アリシアが出てきて

「いらっしゃいツバサになのは!!」

そしてその後ろから

「ツバサ、なのは、いらっしゃい」

「よく来たねアンタ達」

「玄関で立ち話しも何だし2人共上がって頂戴」

ボクとなのはは

アリシアに引っ張られて中へと入って行った


中は思っていた以上に広くて部屋も結構あった

ちなみにこのマンションはペット可だから

アルフが狼形態でいても問題にはならないらしい

入居時に管理人の方に

「大きなワンちゃんですねぇ〜」

そう言われていた事から

周りの人からは大型の犬だと思われているそうだ


そして

フェイト達が来週の頭から学校に通う事を聞いて

なのはが喜んでいたり

フェイトとアリシアが制服に着替えてお披露目したり

プレシアさんが作ってくれたお昼ご飯を楽しく食べたり

そうな感じで時間が流れて行き

「これからフェイトとアリシアの
服を買いに行きたいのだけれど良い所は無いかしら?」

急にプレシアさんがそう言って来て

「私がお母さんとよく行く所に行くの」

なのはが答えた

ボクの場合、家に何故か色んな服が有る為

自分で買いに行ったりとかはしてなかったので

「それじゃーなのはの言う所に行こうか」

なのはの言う所に行く事に賛成した


そしてボク達は全員でなのはの言う服屋へと向かった…


〜side out〜


〜クロノ〜

僕達はルナが全てのジュエルシードを集めた日から

白亜に言われてジュエルシードの反応を探していたけど

「まだ反応は見つからないか?」

僕がエイミィに聞くと

「ごめんクロノ君…まだ見つからないよ…」

エイミィは少し落ち込みながらそう言った

僕は少し考えて

「…そうだ!!なのはとあのフェレットモドキに聞いてみよう」

そう提案した

「なのほど…確かになのはさん達に聞けば良さそうね」

「なんで気付かなかったんだろうね…あはは…」

僕の提案に艦長とエイミィがそう答えて

「なるほどその手があったか!!やるじゃねーかクロノ」

白亜もそう答えた

この5日間で白亜とは結構仲が良くなった気がする

そして僕達はなのはと連絡を取る為に

サーチャーを飛ばしてなのはを探した


〜side out〜


〜フェイト〜

私は今なのはとツバサが住んでる海鳴市に引っ越してきて

なのはとツバサを新居に来て貰って色々話しをしていたら

母さんが

「これからフェイトとアリシアの
服を買いに行きたいのだけれど良い所は無いかしら?」

私と姉さんの新しい服を買いに行くと言った

するとなのはがなのはがいつも服を買っている店を紹介して

ツバサも『そこに行こう』と話しが進んでいった

その間アリシアは嬉しそうな顔をしていた


そしてマンションを出てなのはの言う店がある

大型デパートへと向かったんだけど……

マンションをを出た瞬間にツバサが急に静かになった

「どうしたのツバサ?」

私がそう聞くと

「何が……?」

ツバサは不思議そうに私の方を見て首を傾げた

「えっ…え〜と…さっきまでと雰囲気が違うなぁって…」

私がそう言うと

「ツバサちゃんは外だとこんな感じなの」

なのはがそう言って来たので

「どういうこと?」

そう聞くと

「何か外では目立ちたくないからって
昔から外だとこんな喋り方だったらしくて
それに慣れちゃったそうなの」

なのはがそう言い

私はツバサの方を見て

「そうなの?」

聞いてみると

「………」(・・)b

無言でサムズアップされた…


その後

アリシアがツバサの腕を掴んで

「ツバサおはなししようよー」

揺さぶりながらそう言っていて

「かえ…たぁ…らね……」

ツバサは体を揺らされながらそう言っていた

すると急にアリシアが揺するのをやめて

「う、うん…じゃーかえってからおはなししようね」

そう言って母さんの隣に走って行った


〜side out〜


〜アリシア〜

マンションをでて

みんなでおかいものにいくことになったんだけど

ツバサのようすがなんかちがっていて

きになっていたら

フェイトがきいて

なのはがこたえてたの


そしてわたしは

むくちになったツバサに

「ツバサおはなししようよー」

そういってユサユサと

ツバサのうでをもってゆさぶってみると

ツバサはゆさぶられながら

「かえ…たぁ…らね……」

なんかいってた

わたしはおもしろくなって

そのままつづけていたら

(それ以上やったらアリシアのデバイスが大変なことになるよ?)

ねんわでツバサがそういってっきた

わたしはあわてて

「う、うん…じゃーかえってからおはなししようね」

そういっておかあさんのところににげていった……


〜side out〜


〜ツバサ〜

アリシアが離れてちゃんと歩けるようになったボクは

みんなの話しに軽い相槌を打ちながら

なのはの言うデパートへと歩いて行った


そしてデパートに到着して

さっそくなのはの案内で服屋へと向かう途中

おもちゃ売り場でアリシアがプレシアさんに色々買って貰っていたり

いつの間にかフェイトが迷子になっていて

放送で呼び出されて迷子センターに迎えに行ったり

なのはが道に迷って中々服屋に辿り着かなかったりしたけど

なんとか服屋までやって来た


なのはオススメの服屋は

結構広くて色々な服が置いてあった

ボク達は子供服売り場へと直行した


ボクがのんびりと服を見ている間

フェイトとアリシアは試着室で

プレシアさんが次々と持ってくる服に

何度も着替えさせられていた

途中からなのはも色々服を持っていって

「フェイトちゃんアリシアちゃんこれも来てみるの」

フェイト達に着替えさせていた

ボクはそれを眺めていたら

外から微かな魔力反応を感知したので

ボクは直ぐにその魔力反応が何なのかを

白眼を使って見てみたら

サーチャーがうろついていた…

多分管理局か銀髪君のだろうとボクは思い

適当に服を取って試着室に入り

変身魔法を使った


すると

髪の色は青から黄緑になって

髪型はストレートからツインテールになり

目元にはバイザーが付けられ

ネオとユニゾンした時のルナの状態になり

とりあえず取ってきた服に着替えた


試着室を出る頃にはサーチャーは直ぐ近くまで来ていた

ボクが試着室から出ると

近くにいたなのはが

「えっ!?どうしたのツ…」

驚いた後にボクの名前を呼ぼうとしたけど

「あら?ルナもその服似合ってるわね」

プレシアさんが間に入ってボクの事をルナと呼んだ

「そう?ありがと♪」

ボクはプレシアさんにそう言いながら

近くまで来ていたサーチャーに向かって

不可視の気弾を放ってサーチャーを破壊した

「さてと…多分管理局かな?」

ボクがそう言うと

「えぇそうね。見つかっちゃったけど大丈夫かしら?」

「大丈夫でしょう
既にジュエルシードはユーノが管理局本部に届けていますし
アリシアに関してはボクが生き返らせたで良いし
フェイトに関してはプレシアさんの本当の娘って事になってるから」

ボクがそう言うと

「どう言う事かしら?」

プレシアさんの問いに

「ユーノがジュエルシードを管理局本部に届けに行った時
ユーノの気を探ってミッドチルダに転移して
そこで管理局のデータベースにハッキングを掛けて
テスタロッサ家のデータを少し弄って
フェイトは9年前にプレシアさんが生んだ事にしました
あぁ父親については不明と言う事にしてます」

ボクがそう答えると

「それなら大丈夫そうね」

プレシアさんがそう言ったので

「それじゃ買い物の続きでもしますか」

ボクがそう言った所で

試着室からフェイトとアリシア出てきて

「あれ?ツバサどうしてルナの状態になってるの?」

「ツバサなんで?」

ボクがルナの状態になっている事に疑問に思っている2人に

「ん?あぁ気にしないで
ちょっと管理局のだと思うサーチャーが来てただけだから」

ボクがそう言いながらバイザーを外すと

「あっツバサの話し方がいつも通りになった」

「ツバサいいの?」

「まぁいつ管理局の人が接触してくるかわからないから
今日はこの格好で喋り方ももいつも通りでいくよ
この状態なら周りから見ても
パッと見じゃボクだってわからないだろうからね
あっフェイト・アリシア・なのはに言っとくけど
この状態の時はツバサじゃなくてルナって呼んでね」

「「「うん。わかった(の)(ー)」」」

3人の返事を聞いた後は

またフェイトとアリシアの服の着せ替えを始めた

ちなみに今回はボクも一緒に参加している


一通りフェイトとアリシアの試着が終わったら

プレシアさんが大量の服を購入していた

大量に購入した服は

プレシアさんがデバイスの中にこっそりと収納していた


ボク達がデパートから出た時には

思っていたよりも時間が経っていたみたいで

空がほんのり赤く夕焼け空になっていた

ボク達はとりあえず

テスタロッサ家に向かって歩き出したんだけど……

「「えっ結界!?」」

「へぇ〜これがけっかいかぁ〜」

「あぁやっぱり来ましたね」

「えぇめんどくさいわねぇ」

ボク達がそう言っていると

「プレシア・テスタロッサにルナ・ラクリマだな
私は時空管理局の時空艦隊アースラの武装隊隊長のエイン・K・グランバルだ
プレシア・テスタロッサは人造魔導師の違法研究の罪で
ルナ・ラクリマは危険物不正所持及び捜索妨害の罪で捕獲する
手荒な真似はしたくない…おとなしくついてきてくれないか?」

十数人の管理局の武装隊の人達が現れて

その中の隊長がそう言って来た

「何を言っているのかしら?」

「さぁ?」

なのは達は不安そうにこっちを見ていたけど

ボクとプレシアさんは呆気らかんとしたものだった

すると空中にモニターが現れて

【さっきグランバル隊長が言ったよう…】

バキィ!!(通信モニターが破壊される音)

リンディさんが見えた所で

ボクは不可視の気弾を放って破壊した

ちなみにノーモーションで

しかも魔力を使っていないので

管理局の人達やプレシアさん達には何が起きたかわからないだろう

そしてもう一度モニターが現れたので

【…あ】

バキィ!!(通信モニターが破壊される音)

すぐに同じように破壊した

そしてボクは他の人には見えない気弾をこの周辺に大量に散布した


すると

通信用モニターが何度も現れた瞬間に破壊されていった

ついでに幾つか飛んでいたサーチャーも破壊した

その光景を見ていた武装隊の方々は何が起きているのかわからず

唖然とした顔で破壊されていくモニターとサーチャーを眺めていた


しばらくすると

サーチャーは全て破壊し終わって

諦めたのかモニターも現れなくなった


すると武装隊の後ろから

リンディさんとクロノと銀髪君が現れた

「ボクは管理局の執務官…クロノ・ハラオウンだ
さっき通信モニターやサーチャーを破壊したのは君の仕業かい?」

クロノが聞いてきたので

ボクはなのはの方を見て

「なのは何かやったの?」

聞いてみると

「私は何もやってないの!!」

そう答えたので

「…だそうだよ?」

ボクはクロノの方を向いてそう言うと

「なのはの事じゃない!!君の事だルナ・ラクリマ!!」

クロノは怒ったようにそう言ってきた

「あぁボクか……ん〜…ナニモシテマセンヨ?」

ボクがワザとらしくそう言うと

「あんなん出来んのはテメェぐらいだろうが!!」

銀髪君がツッコんできた

ボクはそれを聞いたあとフェイトの方を見て

「そうなの?」

質問して見ると

「私には出来ないかなぁ…」

フェイトは自分じゃ出来ないと答えた


まぁそれは置いといて

「それで何しに来たんですか?」

ボクはリンディさんの方を見てそう言うと

「さっきグランバル隊長が言ったように
プレシアさんは人造魔導師の違法研究の罪で
ルナさんは危険物不正所持及び捜索妨害の罪で
アースラまでご同行お願いできないかしら?」

リンディさんがそう言うと

クロノ・銀髪君・武装隊の人達がデバイスを構えた

それを見たなのはとフェイトが

デバイスを取出しセットアップしようとした所で

「なのはにフェイト〜デバイス起動させなくていいよ」

ボクはそう言って静止させた

「「で、でも!!」」

2人の抗議の声は無視して

「リンディさんに言っておきますけど…」

「何かしら?」

ボクはリンディさんを見て

「まずプレシアさんは人造魔導師何て造ってませんよ?」

そう言うと

「何言ってやがる!!
そこにいるフェイトこそがその人造魔導師で
昔死んだプレシアの娘、アリシア・テスタロッサの…」

銀髪君がそう言っている途中で

「わたしがどうしたの?」

アリシアが割って入った

「は?何言ってんだフェイト?」

銀髪君はアリシアを見てそう言った

すると
「フェイトは私だよ?」

フェイトが1歩前に出てそう言うと

「なっ!?フェイトが2人いるだと!?」

銀髪君は驚いており

「ちがうよ。わたしはアリシア・テスタロッサだよ」

アリシアがそう告げた所で

管理局の人達も驚きを隠せないでいた


そしてリンディさんが

「これはどう言う事かしら?」

質問してきたので

「アリシアはボクが甦らせました」

ボクが正直にそういうと

「バカな!?魔法を学ぶものなら誰もが知っている!!
時間を遡ることも死者を甦らせることも決して出来ないはずだ!!」

クロノがそう言って来たけど

「ボクなら時間を遡る事も死者を甦らせる事も出来るよ?
実際アリシアが甦ってるわけだしね」

ボクの言葉を聞いて

「でもそれはルナさんの力じゃ無くて
ジュエルシードの力じゃ無いのかしら?」

リンディさんがそう言って来たけど

「確かに21個すべてのジュエルシードがあれば
もしかしたら出来るかもしれませんね」

そう原作では9個でアルハザードに向かう為に

次元震を起こし虚数空間を出現させていた

でも21個のジュエルシードがあったらもしかしたら

アルハザードなどに行かなくても

それだけで甦らせる事が出来るかもしれない

「そうだ!!ジュエルシードはどこにある!!君が持っているんだろ?」

クロノがそう言い

「早く渡しやがれ!!」

続いて銀髪君が言ってきて

「あれはとても危険な物なんですよ?」

リンディさんが続いた…

けれど……

「ジュエルシードならユーノが既に管理局本部に届けてますよ?」

ボクがそう答えると

「何!?エイミィ直ぐに調べて見てくれ!!」

クロノが直ぐにエイミィに言うと

【わかったよクロノ君!!】

空中にモニターが現れてエイミィがそう言った


すると隣にいたプレシアさんが

(モニター破壊しなくても良かったのかしら?)

念話で聞いてきたので

(問題ないよ。特に意味があって破壊してたわけでも無いしね)

そう…破壊してた理由は何となく!!

別に理由なんて無かったんだ

実際本気で通信の邪魔するなら

ジャミングするなり妨害用の結界張るなりすれば良いからね


そして直ぐにエイミィが

【艦長にクロノ君に白亜君…本部に問い合わせてみたら
一昨日にスクライア一族の少年が届けに来た見たいだよ……】

少し落ち込みながらそう言った

「あのフェレットモドキか……」

「あの淫獣め……」

クロノと銀髪君が何か呟いていたのは置いといて

「そう言うわけだから
ボクに掛かってたジュエルシードの不正所持だっけ?
あれは当てはまらないしアリシアの蘇生に使ってもいないよ」

それを聞いたクロノが

「しかし僕達の捜査の妨害を……」

何か言ってきたけど

「えっ?管理局って何かしてたっけ?」

ボクの一言で黙ってしまった

それもそのはず

今回管理局がした事は

・ユーノが救援申請を管理外世界の事だと後回しにして
ジュエルシードの影響で次元震があったからやってきた

・最後のジュエルシードの封印が終わった後に介入

・集めたのを全部寄越せと不正所持だと言って脅迫

・なのは・フェイトと戦う日に来て勝手に罪を付けて脅迫

うん。何もしてないってい言うか……

まぁ役立たずだなぁと思った


皆が黙ってしまったので

「あっフェイトに関してですが……」

ボクがそう言うと

「そうだ!!君の件はそれで良いとしても
プレシア・テスタロッサが行った事は完全なる違法だ!!」

さっきまで黙っていたクロノがまた喋り出した

けど……

「管理局のデータを調べたらわかると思うけど
フェイトはプレシアさんの実の娘ですよ?」

ボクがそう言うと

「エ、エイミィ!!」

クロノが叫んで

【調べてみたけどその子の言う通りだよ……
フェイト・テスタロッサ…
9年前にプレシア・テスタロッサと
管理外世界の男性との間に生まれたみたいだよ
その男性は既に病気で死んでしまってるみたいだけど……】

エイミィがそう説明すると

フェイトは凄く驚いてプレシアさんの方を見ていて

なのははそんなフェイトを心配そうに見ていた


すとプレシアさんが

「これでわかったかしら?
フェイトもアリシアも私の大切な実の娘よ」

そう言うと管理局側はもう何も言えなくなってしまった

そしてさっきから黙っている銀髪君は『ぶつぶつ』と

「原作と違うだと…俺が転生してきたからか?
いや…しかし……でも………」

何か言っていたけど無視することにした


「そろそろ帰っても良いですか?」

ボクはリンディさんの方を見て言うと

「1つルナさんに質問いいかしら?」

『何だろうと?』と思い

「いいですよ」

了承すると

「ルナさんは自分の魔法でアリシアさんを甦らせたと言っていたけど
その力を次元世界の為に使おうと思わないかしら?」

リンディさんはそう言ってきた

「つまりボクに『管理局に入ってくれないか?』って事ですか?」

ボクが聞くと

「えぇそうよ。なのはさんとフェイトさんも一緒に……」

「そうだぜなのはにフェイト!!
俺も管理局に入ったから一緒に頑張ろうぜ!!」

リンディさんはそう言いながらなのは達の方を見て

さらに銀髪君がなのはとフェイトを誘っていた

「ボクはお断りさせて貰います」

ボクは断らせて貰った

ボク的にはSTSまでには管理局に入りたいと思っていたけど

今入ってもAsで自由に動けなくなりそうなので拒否する事にした


するとなのはとフェイトも

「えっと…私もごめんなさい」

「なら私もごめんなさいなの」

リンディさんの誘いを断っていた

「そう言うわけなんで帰っても良いですか?」

そろそろ辺りが暗くなってきたので

もう一度帰ってもいいかと聞くと

「えぇ…今日の所はもう帰っても良いわよ…」

そう言うリンディさんの後ろで

「白亜!!君の情報と全然違ったじゃないか!!」

「知らねぇよ!!俺の居た未来じゃそうだったんだよ!!」

クロノと銀髪君が言い争っていた


すると

「戻るわよクロノに白亜君。それに武装隊の皆も
エイミィ転送お願いね」

リンディさんがその場を収めて

転送用の魔法陣が現れて

リンディさん達はアースラへと戻っていき

周囲に張られていた結界は消えていったけど

コッソリとサーチャーが1つ空に浮かんでいたので

直ぐに気弾で破壊しておいた

そしてボク達は一度テスタロッサ家に戻った


テスタロッサ家に戻ると

さっきの管理局との話しで

フェイトが自分の事とその父親の話しに疑問に持っていたみたいで

聞いてきた

「さっきの管理局の人の話しで私の生まれ方が違ったけど何でだろ?」

その疑問にプレシアさんが答えた

「それはルナ…ツバサが管理局のデータベースにハッキングして
管理局の人が言ってたように書き換えたらしいわよ」

ボクがいつの間にか変身魔法を解いて

いつもの状態に戻っていたからプレシアさんは直ぐに言い直した

それでプレシアさんの言葉を聞いて

「そうなの?」

フェイトがこっちを見て聞いてきたので

「そうだよ」

ボクは肯定した


すると

「でもそれって大丈夫なのかい?」

アルフが聞いてきたので

「大丈夫。バレなければ問題ないよ」

そう言っておいた

これを聞いたアルフは

「それってホントに大丈夫なのかい!?」

驚きながらも心配してくれた


その後も色々とお話しをしていたら

なのはの携帯がなった

なのはは電話に出ると

「ごめんなさいなの
うん……うん……大丈夫だよ……うん…
もうすぐ帰るの……わかったの」

なのはは携帯をしまって

「そろそろ帰らないといけないの…」

そう言って来たので

「じゃーボクもそろそろ帰ろうかな」

ボクも立ち上がった

するとなのはが

「フェイトちゃんとアリシアちゃんは携帯電話持ってないよね?」

フェイトとアリシアに聞いてみると

「うん…持ってないよ」

「おかあさんーかってー」

フェイトが持ってないと言い

アリシアがプレシアさんに『買って』とねだると

「じゃー明日買いに行きましょうか?」

プレシアさんは『明日買いに行く』と言ったので

「じゃーボクも一緒に買おうかな?」

ボクもコレを機に買う事にした

今まで持ってなかったのは必要無かったからだ

ネオとは念話で話すし

なのはやすずかやアリサとは

まぁ無くても何だかんだで問題なかったので買って無かったのだ

「じゃー私も明日ついていくの」

ボクがフェイト達と携帯を買いに行く事を聞いて

なのはもついてくると言った

とりあえず明日買いに行く時間を決めて

ボクとなのはは家へと帰宅した



作者コメ

クリスです。

まぁ…何かこんな感じで……

とりあえず無印編終了です。


正直今回でフェイトとアリシアが入学する所まで行く予定だったのに

この感じだと次の次ぐらいになりそうです(笑)

ちなみに今大体5月上旬ぐらいです。

2ページ目の設定の所に

時系列表書いてみましたので暇な人は見てみて下さい。

闇の書の起動まではまだ1ヶ月ほど有るので

当分は日常の話しになります。



アリシアについての現在の設定

デバイス…ツバサが作成中(未定)

戦闘スタイル…後衛型

射撃魔法とバインド系の魔法が得意で

大量の魔力スフィアで弾幕を作ったり

多種多様のバインドで相手の動きを止めたりする。

他に回復魔法やサポート魔法も少し使える。


備考
・セットアップ後もツインテールにはならない。

・バリアジャケットの色は白かなぁって思ってます。
光と影…オリジナルとクローン……そんな感じで

・アリシアは喋ると全てひらがなで表示されます
どの時期に普通にするかは未定

・フェイトと同じで変換資質…雷(電気)を持っている

・身長・体重・スタイルはフェイトと同じ
と言うか髪型以外同じ

・元が5才の為子供っぽい所があるが小学3年なら問題ないと思う

・1週間フェイトと共にプレシアと猛勉強をした為
算数・英語・理科は問題ないぐらいになっているが
国語・社会はプレシア自体もよくわかって無い為
余り教える事が出来なかったから……
体育は得意な方だけどフェイトやすずかには負ける


次回の話しは携帯を買いに行きます

ただそれだけなので短いと思います


次回『携帯買いました』

サブタイトルが思いつかない今日この頃

-20-
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