小説『魔法先生ネギま! 【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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【 第4話 新たな新展開!? というか、混沌の始まり…… 】





 前回の木乃香の発言によって、一時フリーズしたクラウスだったが、気を持ち直して木乃香をいつも使っている寝室へと連れてきて詳しく事情を聞いていた。

「えっとなぁ、本で読んだんやけど、異性のパートナーがおる女の子はオナニーする時はその子に手伝ってもらう方がええって書いてあってなぁ、異性でパートナーっていったらクラウスくんやん?」

 木乃香の発言に驚きつつも、頭の一部で冷静に思考を巡らせるクラウス。

 たぶん、というか、十中八九アホ毛のパルちゃんの本を読んだんだと思うけど、それを実行しようというこのかもこのかだな……。

「ウチ、クラウスくんの事、大好きやし、えっとな……、そのっ……」

 顔も赤いし、ナニをするかは知っているようだけど……。

「えっと……、いいのか?」

 クラウスは木乃香に確認するように尋ねた。

 クラウスの問いに木乃香は顔を真っ赤にしたまま微笑を浮かべ、はっきりと呟いた。

「ええよ。種族の違いとかクラウス君がウチよりも、もの凄い長生きで、数えきれないくらいに宇宙にお嫁さんがいることも、その人との子共がいることも、知っとる……。でもな、ウチはクラウス君が大好きやから……ね?」

 木乃香はクラウスの顔を見上げ、呟いた……。

「だからなぁ……、優しくしてなぁ……?」

 木乃香は訓練用の巫女服の緋袴を脱いで、|白衣(びゃくえ)の紐を解き、恐る恐る股を開く。

「このか……」

 クラウスは木乃香の頬に手を添えて顔を近づけ、ゆっくりと唇を交わした。

「う……、うむっ、……ふふっ」

 優しく一度唇を交わした後、お互いに笑みを漏らして二度、三度と回数を重ねていくうちに唇が開き、舌同士を絡め合わせ始めた。

「ぅぅん、ちゅぶっ……、あむっ……、くらうすくぅん……」

 お互いの唾液を舌に乗せて混ぜ合わせ、お互いの存在を求め合う。

「はぁ……、はぁ……、クラウスくん……」

 クラウスは舌をゆっくりと首筋から胸へと白く絹のような肌を味わいながら、下へとおろしていった。

「ふふっ、恥ずかしいなぁ……、んんっ」

 木乃香の白衣の間に顔を埋め、胸にキスを落とし、小さくて綺麗なピンク色で可愛らしい乳首を唇で挟み、時おり吸いついた。

「ぁぁあっ! んんっ、えへへ、赤ちゃんみたいやなぁ〜」

 舌で口の中で硬くなった乳首を弾き、大きく口を開けて胸に喰らいつき厭らしい音をだす。

 木乃香は胸に吸い付くクラウスの頭を両腕で抱きしめ、愛おしそうに呟いた。

「気持ちいいか?」

「ふふっ、もちろん気持ちええよ」

 クラウスが尋ねると木乃香は嬉しそうに応えた。

 クラウスは笑みを浮かべて木乃香の股の間に指を差し込み、木乃香のぴったりと閉じたスジに指先でなぞりながら膣口を探った。

「いやん♪」

 木乃香は期待に頬を緩めて呟き、クラウスの体に寄りかかった。

 クラウスの耳元で甘い息を漏らしながら木乃香は感じた。

 膣口をなぞる指に淡い快楽を感じ愛液を流してくちゅくちゅと厭らしい音を響かせた。 
「可愛いよ木乃香」

「いややわぁ……、恥ずかしい事言わんとってぇな、ひぁんっ!? クラウス君!? ゆ、指が……、んんっ! 指が中に入っとる……!」

 クラウスはまだ毛が生え始めたばかりで、ピッタリと入り口を閉ざした幼い木乃香のオマンコに人差し指を差し込み、処女膜を傷つけないように浅い位置で指を出し入れしたり、縁に沿って広げたりしながら木乃香の感触を味わった。

「それにしても、すごい締りだな。ちゅぷっ、……それに愛液も濃いし、甘くて美味い」

 クラウスは木乃香に見せ付けるように愛液で濡れた指を舌で舐めとった。

「いやぁぁ……」

 木乃香はクラウスの指を濡らし、糸を引く愛液に、その愛液を美味しそうに舐めるクラウスに興奮した。

 そんな木乃香を抱え上げるクラウス。

「きゃっ!?」

 驚いた木乃香は短い悲鳴をあげる。

 クラウスは木乃香に笑いかけたまま、そのまま寝室の奥に設置されたダブルベッドへと横たえた。

「クラウス君?」

「このか、股を開いて……」

 クラウスは呟きながら仰向けに横たわった木乃香の股の間に体を入れ、両手で木乃香を太ももを大きく開かせた。

 大きく開かせた股を閉じないように顔を差込んで、ぴったりと閉じた木乃香のオマンコに口付けるクラウス。

 舌で大陰唇を押し開かせ、口全体を押し込んで赤くピクピクと動く小陰唇を舌で探りながら、クリトリス、尿道口、膣穴と舌を這わせた後、膣口へと舌を挿入した。

「んんっ! クラウスくん……」

 おいしそうにオマンコを舐めるクラウスの姿に木乃香の頬に朱の色が増し、愛液をトクトクと漏らした。

「ははっ、次から次へと溢れてくるな」

 クラウスは厭らしい音を立てながら愛液を啜り、舌先で時おり包皮越しに小さなクリトリスをつついた。

 木乃香のオマンコからとくとくとあふれ出る愛液。

 木乃香の中でどんどん快楽が大きくなり、木乃香が発する吐息がさらに暖かく、熱を帯び始め、木乃香の頭まで快楽で埋め尽くす。

「クラウスくん……、ウチ……、ウチっ、なんか、なにかがきとるっ! 頭がどんどん真っ白になってくぅ! あぁんっ!? んんんぅぅ〜〜〜!!?」

 快楽に焼かれた木乃香は爆発し、絶頂に達し、体を後へと反らしながら体を痙攣させた。

「ぁああ……、あああ……」

 瞳を白黒させ、体を反らせ、足を震わせ木乃香は絶頂し、初めての絶頂に味わった。

 快楽で筋肉が弛緩して尿を漏らし、純白のシーツを濡らしたが木乃香はその事とさえも快楽に変えて絶頂の満足感を味わい、満足げに眠りへと堕ちていった……。












 翌日、ベッドを照らす朝日で木乃香は目を覚まし、目の前にクラウスの顔があることに驚いた。

「クラウスくん?」

 目を擦り、起き上がって、気づいた。

 自分の今の姿に……。

「あらら〜? ウチなんで裸……、って、そういや昨日……」

 部屋の隅、椅子にかけられた白衣と緋袴を見て昨夜の事を思い出し、ボンッと頬を染める木乃香。

「えへへ、クラウスくんっ」

 木乃香は笑みを浮かべてクラウスに抱きついた。

 やっぱり、ハルナの言った通りや、えへへっ、それにしても昨日はすっごく気持ちよかったなぁ。

 やっぱ好きな人にしてもらったんがよかったんやろなぁ〜。

 癖になりそうやぁ。

 木乃香は嬉しそうにクラウスに抱き、二度目の眠りについた。

 そして、それから木乃香が求めた時などは身代わりと入れ替わり、影の中や明日菜がいないときなどを狙って部屋のベッドで快楽を満たすという奇妙で混沌とした関係に堕ちていった。













 そして中学二年生の冬。

 新たな出会いと波乱が麻帆良学園へと舞い降りてきた。

-5-
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