小説『魔法先生ネギま! 【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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【 第6話 新担任は10歳児!? 】





「学園長先生!! 一体どういうことなんですか!?」

 明日菜は服を制服からジャージに着替えてから学園長室にて、麻帆良学園理事長で、関東魔法協会理事、木乃香の祖父でもある|近衛 近衛門(このえ このえもん)に大声で尋ねた。

 見かけぬらりひょんの学園長は、明日菜の剣幕も軽く交わしてネギに話しかける。

「とりあえず、ネギ君は3月まで教育実習として扱おうかのう」

「は、はい。よろしくお願いします」

 っと、話がまとまりかけようとしたところで明日菜が大声をだした。

「ちょっと待ってください! 子共が先生なんておかしいじゃないですか!?」

 至極当然な疑問だが学園長は明日菜を無視してネギに話しかけた。

「ネギ君、この修行はおそらく大変じゃぞ。ダメだったら|故郷(くに)に帰らねばならん。二度とチャンスはないがその覚悟はあるのじゃな?」

 ネギは学園長の問いに姿勢を正して答える。 

「は、はいっ、やります。やらせてくださいっ」

「……うむ分かった! では今日から早速やってもらおうかの。教員指導員のしずな先生を紹介しよう」

 ネギの問いに頷いた学園長は入り口に向かって声をかけた。

「しずな君」

「はい」

 入り口のドアが開き、腰下辺りまで延ばしたブロンドヘアーと優しげで、それでいて美しい美女が現れ、ネギとぶつかり、しずなの大きな胸に顔が挟まった。

『(いいなぁ〜)』

 男なら誰でも羨ましいと思うその状況を、影の中から眺めていたクラウスが心の中でそんな事を思っているといきなり頭に鈍痛が走った。

『クラウスくん〜、何考えとったん?』

 木乃香の影から頭上を見上げると、黒いオーラを薄っすら纏わせた木乃香の手に金槌(トンカチ)が握られていた。

『いや、別になにも……。(あれっ? 念話に出してなかったよな?)』

 焦りながらクラウスは呟いた。

『そうなん〜?』

 木乃香とクラウスが話している間にも話は進み、何故かネギの泊まる部屋がないという事で明日菜と木乃香の部屋にしばらく住む事になっていた。

 当然明日菜は同居を拒否して捨て台詞を残し、ネギを放って木乃香の腕を掴んですたすたと教室へと向い。

 ネギはというとしずなにクラス名簿を貰い担当するクラスへと向かった。











 ネギが教育実習初日を終えた日の放課後で、木乃香はネギの歓迎会をクラスで催す事になったのでその準備をしながらクラウスと話し合っていた。

『ネギ君はなんで学園に来たんやろう?』

『魔法使いの修行ならこの学園にくる必要はないよな』

『そうなんよ。それにウチと明日菜の部屋に住まわせる必要もあらへんし、なによりも子共に教師はなー』

『ああ、日本の労働基準法を完全に無視しているし、無理が過ぎる。おそらくネギにはなにかあるのだろう。あまりネギには関わらないほうがよさそうだ』

『う〜ん……』

 はっきりと頷かない木乃香にクラウスは苦笑して呟いた。

『まあ、関わらない方がいいと言ったが、あくまでそれは「裏」でだ。普通に生活する分では別に気にしなくてもいいさ』

『そうやね』

 二人が話し合っていると、教室のドアの方でクラスメイト達が騒ぎ出した。

 ネギを呼び出しに言ってきた明日菜が戻ってきた事が教室に伝言ゲームのように広がり、歓迎会の準備で騒然としていた教室に静寂が訪れ、教室のドアが外側から開いた瞬間、クラッカーを鳴らして教室へとやって来たネギを歓迎した。











 歓迎会が終わり、なんとか明日菜の機嫌を直してもらったネギは部屋に泊まる許可を貰い明日菜と木乃香の部屋に居候する事になった日の晩、ネギはとりあえず部屋のソファを借りて眠っていた。

 電気を消して暗くなった部屋で木乃香は念話でクラウスに話しかけた。

『なあ、クラウス君、まだ起きとる?』

『ああ、起きてるぞ』

『なら神殿に行かへん?』

『どうしてだ? 訓練は休みの日だろう?』

 クラウスが返すと、木乃香は困ったような表情を浮かべた。

 その表情で何かを感じたクラウスは木乃香に呟いた。

『そう言えば、訓練用じゃないんだけど、ダオライマ魔法球と同じ種類の魔具を新しく創ったんだが、試しに入ってみるか?』

 クラウスが尋ねると木乃香は笑顔を浮かべて頷いた。

『じゃあ、いつも通り式紙と入れ替わって入るぞ』

『うん!』

 木乃香はまず魔力を使うことを知られなくするために、認識阻害の呪札を自分のベッドに発生させ、次に精魂込めて作成した自分そっくりの精巧な式紙に魔力を通し、いつでも発動できるように準備する。

『こっちは準備ええで』

 木乃香の言葉を聞いたクラウスは影の中で新に製作したダオライマ魔法球を木乃香の枕もとへと出現させた。

『こっちもいいぞ。それじゃあ、いつも通りタイミングを合わせて入れ替わるぞ』

『うんっ』

 タイミングを合わせて、木乃香はベッドに偽者を召喚し、そしてその直後にダオライマ魔法球の内部へと入った。











「ウチの実家みたいやね〜」

「コレは木乃香の実家、京都の屋敷を参考にして創っているからな」

 新しく創ったダオライマ魔法球に入った木乃香は、目の前に建った日本家屋にそのような感想を漏らし、木乃香の影から出現したクラウスは自慢するように呟いた。

「まあ、とりあえず屋敷の中に入ろう」

 クラウスと木乃香は話しながら屋敷へと入って行き、手近な部屋に入った。

 クラウスが畳に胡座をかいて座ると木乃香はその間に腰を降ろした。

 どうした? っとクラウスが木乃香に声とかけようとした瞬間――、木乃香の体から黒いオーラが漏れた。

「クラウス君……?」

 後ろを振り返る木乃香。

 声音や向けてくる微笑は普段とはまったく同じなのに、その迫力は物凄く、2000年以上生きているクラウスが気おされた。

「今日しずな先生の胸見てたやろぁ?」

「ああ〜……、ああ」

 見ていたには見ていたが、普段影の中は木乃香からは見えないはずなので、見ていないと言えばそれで話を終わらせる事も出来たのだろうが、迫力に負けてクラウスは自然と肯定した。

「やっぱりなぁ〜」

 木乃香は呟きながら自分の胸をパジャマ越しに揉んだ。

「ウチの胸もしずな先生みたいに大きくなるんやろうかなぁ」

 意味深にクラウスの顔を見つめる木乃香。

「なぁ、クラウス君。ハルナがのどかと夕映に揉めば胸が大きくなるって教えてたから……、試してみいへん?」

 木乃香は頬を朱に染めて、誘うようにクラウスに向かって呟いた。

「揉んでいいのか?」

 木乃香から遠まわしに胸を自由にしてもいいと言われ、クラウスの雄はすでに目覚め、木乃香のまだ未成熟な胸に視線を注いでいた。

「えへへっ」

 クラウスの視線に木乃香は微笑を漏らし、好きにしていいとクラウスに体重を預けた。

 自慰の手伝いはしているが本番は行っておらず、もともと性欲が強かったクラウスは木乃香の影に住み始めてからの数年で、理性の鎖は完全に錆びていて、木乃香の誘いに簡単に飛びついてしまった。

「このかっ……」

「クラウス君っ、ん……っ」

 クラウスは後から両手を伸ばして木乃香の胸に触れ、胸を触れられた事を快感を感じて吐息を漏らす木乃香にクラウスの理性は鎖は完全に断ち切られ、砕け散った。

「ちょっ……!? クラウス君っ、いきなり……、んんっ!」

 パジャマのボタンを外し、素早くブラジャーを取って芯を解すように揉み、後ろを向いた木乃香の唇を奪って舌を絡め合わせた。

 ぐにぐにと五指で木乃香の胸を歪ませ、ほとんど無意識状態のままクラウスは、一瞬で影の中の倉庫から布団一式を取り出し、布団の上に木乃香を押し倒した。

「はぁ……、はぁ……、クっ、クラウス君?」

 ダオライマ魔法球の時間は丁度午前12時で外は暗く、部屋も景観を壊さないように電気ではなく魔法の火で照らしているため、木乃香の薄っすらと汗ばんだ白い肌を淡い光で輝かせ、艶かしさをひきたたせていた。

「綺麗だよ、このか」

 木乃香の尖った乳首を乳輪ごと咥え、舌先で乳首を弾きながら、左側の開いた乳首を指先で扱くクラウス。

「んんっ、ぁ……、ぅぅん〜〜!」

 理性の鎖を失ったクラウスはそのまま木乃香のパジャマのズボンに手をかけて、レースをあしらった純白のショーツと共に脱がした。

 ズボンとショーツを脱がされたクラウスを受け入れるために、木乃香は嬉しそうに股を開いた。

 木乃香の股の間に顔を埋め、オマンコに舌を這わせるクラウス。

「ぁあっ! まってぇぇっ……、いややっ、しっ、舌がぁっ! もうっ! もうイって……!」

 いつものより激しく、奥まで舌を伸ばして膣道を解すようにかき回し、普段なら木乃香が絶頂した時点で終わらせている愛撫をやめずに、欲望の求めるままに愛撫を続行させた。

「このか……っ」

 クラウスはもう自分を抑える事が出来ずに服を脱いだ。

「っ!!? …………ええんよ。クラウス君」

 木乃香はクラウスの股から生えた巨大なペニスに始めこそ驚いたものの、すぐに笑みを浮かべてクラウスに向かって求めるように両手をつきだした。

「このか……」

 ペニスの先端を膣口に合わせ、覆いかぶさるように木乃香に抱きつくクラウス。

「うんっ、ウチも……」

 クラウスの首に腕を回して抱き寄せ、膣口を押し当てられる熱を感じ、挿入を受け入れようと目を瞑る木乃香。

 クラウスはゆっくりと腰を前へと進め、小さな膣口を広げながら、ブチブチッと、木乃香の処女膜を破いた。

「あうぅっ! クラウス君のが、|挿入(はい)って、きとるっ!!」

 クラウスのペニスが3分の1ほどが、木乃香の小穴を押し広げて埋まり、結合部から処女であった事を示すように真っ赤な血が流れシーツに赤いシミを作った。

「っ……!」

 木乃香の口から小さな悲鳴が漏れ、目から涙が溜まる。

「このか……」

 痛がる木乃香を気遣いクラウスが声をかけた。

「だっ、大丈夫やで」

 木乃香は気丈に、表情を笑顔に変えて呟いた。

 クラウスは木乃香を愛おしそうに抱きしめる。

 体を密着させてお互いを感じる。

 木乃香の膣道が初めて侵入してきたペニスに戸惑い、ペニスを探るそうに膣の壁で扱いた。

 木乃香は自分の中で少しずつ何かが変わっていく事を感じていた。

 なんやのコレ? さっきまで痛かったのに……、今はなんか分からんけど……、き、気持ちええ?

 ぐちゅっ。

「ひゃんっ!?」

 木乃香の膣道をクラウスのペニスの雁首が削いだ瞬間――。木乃香に言いようのない感情が溢れた。

「クラウス君っ!?」

「すまん……、もう我慢できない。動くぞこのか」

 クラウスは木乃香に呟くとゆっくりと腰を後方へ引き、入り口近くまでペニスを抜き、腰を前へゆっくりと突き出した。

「あううっ!?」

 小さくてぎちぎちと締まる膣道をペニスが無理矢理押し拡げながら進み、最深部の子宮口へと触れる。

 木乃香はあまりの衝撃に驚き、クラウスに抱きつき目を瞑る。

「ウチの中を……、クラウス君のが……、ああっ!?」

 クラウスは甘い声を漏らす木乃香の唇を塞ぎ、さらにピストンを加速させた。

 木乃香の内に舌を侵入させ、唾液を啜りながら前後に腰を動かすクラウス。

「んん〜〜〜!!」

 塞がれた木乃香の口から声が漏れそうになるが、クラウスの舌が木乃香の舌を絡めとっているために言葉にはならない……。

 クラウスは木乃香から口を離す。

「クラウス君……」

 木乃香は蕩けた表情で口の端から唾液を垂らしながらクラウスの名を呟いた。

「このか……」

 クラウスは野獣のような眼差しで木乃香を求めるように呟いた。

 ぐちゅっ、ぐちゅっと厭らしい水音と木乃香の口から漏れる甘い声が音楽を奏でた。

「はぁんっ! んあっ! んんぅっ!? すごぃんっ……!」

 木乃香は自ら快楽を求め始める。

 すごい……、クラウス君のがウチの中を……。

 気持ちぃぃ……。

 あはは……、クラウス君っ。

「クラウス君、大好きやで」

 木乃香の両腕がクラウスの首に回され、両足がクラウスの腰に絡みついた。

 クラウスのペニスをもっと飲み込もうと、深く繋がろうと木乃香は両足を引き、子宮口を押し上げる亀頭に、膣道を広げるペニスの竿に、喘ぎ声を漏らし、おびただしいほどの愛液を漏らす。

「俺も大好きだ」

 クラウスは木乃香に覆いかぶさり抱きしめる。

 木乃香の首筋に舌を這わせ、匂いを嗅き、木乃香の子宮を押し上げるよう突き上げ続けた。

「気持ちええっ! 気持ちええよ! クラウス君!」

 木乃香はたまらず叫んだ。

 すべてを|曝(さら)け出して快楽を求め合う。

 嬉しそうに妖艶な、精を求める女の笑顔を浮かべてクラウスの精子を求めて木乃香も腰を動かし、膣を絞めて、精液を求めた。

「クラウス君、ウチっ、も、もう……」

「ああ! 俺ももう限界だ」

 二人は笑顔で頷きあう。

「うぐんっ!!? あ、あああ……!」

 木乃香の子宮口を深くペニスで押し上げる。

 木乃香は子宮口を突かれた衝撃で肺の中の空気を吐き出し、頭が白くなるほどの快楽に飲まれた。

「で、|射精()るっ!」

 子宮口に固定された亀頭から熱い精液が木乃香の子宮に流し込まれる。

「あっ!? あ、熱いぃいいいい!!?」

 子宮に流し込まれる熱く煮えたぎった精液に木乃香はさらに大きい絶頂を迎えた。

 子宮を跳ねる精液を感じて体を痙攣させ、クラウスの体を力いっぱい抱きしめた。

 子宮に収まりきらなかった白濁した精液が結合部から漏れ出て布団に溢れ落ちる。

 ビュルッ、ビュルッ……、っと、やがてクラウスの射精が終わると木乃香は満足げな笑みを浮かべて意識を失い、木乃香の全身から力が抜けて四肢をだらりと布団に伸ばした。

 クラウスがゆっくりとペニスを引き抜くと、木乃香の膣口から愛液と血が混じった精子が溢れた。

「よく頑張ったなこのか」

 クラウスは愛おしそうに木乃香の頭を撫で、優しく抱きしめた……。















<後書き!>


 地球外生命体には人間の常識など通用しない!

-7-
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