小説『To LOVEる 殺し屋で料理人な俺は頑張る!!』
作者:霊夜()

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8話目






side シルヴァ




こんにちは、
今日は、ララが幼馴染とこの店に遊びに来るって言っていた
・・・幼馴染?
そんなキャラいたっけ?
・・・誰だ?
というか、何人で来るんだ?
・・・まあ、どっちにしても客は1人しか来ていないんだが・・・
ああ、その客ってのは髪が水色で長い、目の色は緑だった
・・・さっきからずっと見られている、・・・どこかであったっけ?
いや、見たことすらない(原作の中でも)
しかも普通に営業していたりしているときはいつも来ている
・・・気になる
そう俺が考えていたら



カランコロ〜ン



お!、やっと来たようだ


「「いらっしゃいませ!」」
と、俺とイブは笑顔(営業スマイル)でいった


「シルヴァ〜、来たよ!!」
ララはいつも通り元気だ
その横には・・・


「え、えっと・・・ここがララちゃんの言ってた知り合いの喫茶店?」
・・・ルンがいた、
あれ?、原作だったらもうアイドルしていた気が・・・
・・・って、ルンって、メモルゼ星の・・・
俺とイブはこれがきっかけで離れ離れになったんだよな・・・
しかも、俺はそのメモルゼ星を破壊しにいていたんだよな・・・
謝って済むレベルだとは思わない・・・、でも何をしたらいいのかわからない
でも、先に謝っておこう
・・・その前に、本当に彼女はルンなのか?


「ララの言っていた店がどんな店かは知らないけど、確かに知り合いです」
俺はそう言った


「ここだよ!、だって私ここ以外の喫茶店なんて知らないもん!」
・・・胸をはって言わなくてもいいだろうに
そう思っていたら


「・・・私だってここしか知らないもん」ぼそ
と後ろの客が言っていた、まあ、俺以外聞こえていないだろうと思うけど・・・
いや、さっき一瞬イブが彼女を見ていた(・・・と思う)からイブも聞こえたのだろう
ま、まあ、ここは聞こえなかったふりをしておくべきだろう・・・


「えっと、・・・俺は、シルヴァです」
そう簡単に自己紹介をした


「私は、ルン、・・・ルン・エルシ・ジュエリアです」
おお、やっぱり合っていたか


「もしかして、・・・メモルゼ星の王族の」


「え!?、・・・知ってるの?」
驚いているようだ


「だって、シルヴァはお父様の仲間だもん!」
ララが説明した・・・ってか、その説明簡単だな!!


「・・・すまない!、俺は・・・、俺は昔、君の星を破壊しに行っていた」
俺は頭を下げた


「・・・え?、は、破壊しに行ったって・・・?」
分かっていないようだ
まあ、昔だからな・・・


「俺は昔、殺し屋をやっていた、・・・そして、仕事内容が、メモルゼ星のある人物を殺せで、確実に殺すために星ごと破壊しろ・・・で、俺は破壊しに行っていた」


「で、でも、まだメモルゼ星は残ってるよ?」
と、ルンが言ってきた


「ああ、・・・あの時、メモルゼ星を破壊しようとしていたときに、ララの父さん、つまりはギドとあった、そこでスカウトされた」
そう俺は言った


「・・・そこでお父様とあったんだ・・・」
ララがそう納得したように言った
何故納得?


「そ、そうだったんだ・・・」


「だから、・・・すまない!、謝って済むような問題だとは思っていない・・・許さなくてもいい」
そう俺は頭を下げながら言った


「でも、結果は何もしていなかったんですよね?」
と聞いてきた


「まあ、そうなるけど・・・、その仕事を断ろうともしていなかった」


「じゃあ、いいですよ」
そうルンが笑顔で言った
・・・何故、自分を殺そうとしていたやつにそんな笑顔を向けられる?
俺には理解できない・・・


「・・・ありがとう、・・・何か、やりたい事か、欲しいものはないか?」
許してもらえたことに対するお礼と、せめてもの償いの気持ちからそう言った
それに対して


「い、いえ、ないですよ?」
そう、慌てながら言った
そこでイブが小さい声で


「・・・私は、お兄ちゃんとえっちいことがしたい・・・」ぼそ
と言った・・・
これも聞こえなかったということで


「いや、俺に何かさせてくれ!、これで何もしなかったら俺は最悪な人間だ!」


「・・・じゃ、じゃあ、・・・おいしい料理が食べたいです!」
ピロリ〜ン・・・俺の好感度が上がった
っじゃなくて!、・・・そんなことでいいのか?


「ダークダイヤ(宇宙では上位の宝石)とかでもいいんだぞ?」
俺はそう聞いてみた


「・・・いえ、ララちゃんのお友達にそんな無茶なことはさせられないし、私は今お腹がすいているんです」
・・・なんとええ子なんや!、続いて俺の好感度が上がった!
・・・ってか、その言い方だと遠慮しているみたいだ・・・


「わかりました、・・・お好きな席に座ってください」
俺はそう言って、厨房に入っていった(はじめレストランにしようと思っていたからこの店にある)
早速何を作ろうか?
何が好きなのかすら知らないぞ?(いえ、たぶん誰も知らないと思います)
・・・まあ、心を込めてつくろう!



数分後



作った料理は、俺の得意とする中華料理だ、
チャーハンや、焼売、餃子、肉饅あたりだ
全部、自分の炎(何か特別なものが混ざっているようです)を使ったから、意外とうまいと思う
イブからはもっと自信を持って!って言われているけど、自惚れていたらヘタになると思っているからな


「・・・出来ました、私が一番得意とする中華料理です」
そう言って、すべての料理を出した
何か、あのお客様がメモってる
しかも・・・


「なあイブ、なぜイブがお客様のように私服で椅子に座っているのかな?」
・・・そう、イブがララたちに混ざって椅子に座っていた


「だって・・・、お兄ちゃんの料理、美味しいから・・・」
そう俯きながら言った・・・
嬉しいこといってくれるね!!


「・・・イブも一緒にいいかな?」
と、俺はルンとララに聞いた


「うん!いいよ!!、ヤミちゃんも一緒に食べよ!!」
さすがはララだ、いいやつだな


「私もいいですよ?」
ルンもそう了承した


「ああ、敬語使わなくてもいいよ?、気軽にな?」


「は、はい!、わかり・・・わかったよ!」


「じゃあ、・・・冷めないうちに食べてください」
そう言って、俺は厨房の掃除をしようと思って立ったら


「シルヴァも一緒に食べようよ!」
と、ララに止められた
・・・自分で作った料理をお客様と一緒に食べるなんて・・・
と思っていたけど、断るのも相手に悪いと思ったから俺は一緒に食べることにした


「「「「いたただきます!」」」」
そして、俺たちは食べ始めた


「な、なにこれ・・・、おいしい!!」
ルンが驚いている、うん!うれしいな!!


「やっぱりシルヴァの料理は美味しいね!!」
ララも喜んで食べている


「お兄ちゃんの味です」
そう、ドヤ顔をしながら食べている・・・
可愛いやつめ!!
あ、そうだ・・・


「あの・・・貴方もお一ついかがですか?」
と、あのお客様に聞いてみた(全種類を一つずつ持っている、チャーハンは3口分)
そしたら


「わ、私にですか?・・・あ、ありがとうございます!/////////」
そう、真っ赤になりながら言った
・・・可愛い


「お、美味しいです」
そう、笑顔で言ってきた


「ありがとうございます」
と、俺は笑顔で言った


「ま、毎日食べたいくらいです!」
そこまで言ってもらえたら普通に嬉しい
って、その前に毎日来てますよね?


「ははは!、いつも来てくれてますよね?」
そう聞いてみたら


「//////////////////」
一気にあかくなった
そして、


「お、覚えてくださっていたんだ//////////」ぼそ
と、聞こえないような小さい声で言った


「はい!、大事なお客様ですから!」にこ
と、俺は言ったら


「き、今日はもうかえりましゅ!・・・お、お金・・・は、はい!・・・で、では!!」
そう言って
走って帰っていった
・・・なんだったんだ?


「今の笑顔はずるいよ!!」
ルンがそう言った、それに続いて


「ずるいよ!!」
と、ララ


「・・・今の笑顔は私だけのものです」
と、イブが言った
・・・よく意味がわからない?





side out



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