小説『To LOVEる 殺し屋で料理人な俺は頑張る!!』
作者:霊夜()

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1話目







side シルヴァ




今日は!、やっとイブ(ヤミ)が生まれた、ああ、ついでに言うと俺は炎を意外と使えるようになった・・・ってか、デビルーク星人の力が恐ろしいほど強い・・・それと、味覚は普通の人間みたいな感じで、激辛とかは食べられない、


「おはよう、イブ」


「はい!おはよ〜ございます!!」
原作のようにクールではないヤミも超かわいい!!


「ティアもおはよう」


「うん、おはよう」
ティアは原作通りドジッ子だった

「今日もなんか料理教えてよティア?」
そう、俺はティアにいろんな星の料理を教えてもらってる、


「ええ、わかったわ!張り切っちゃうよ!!」


「それは嬉しいけど、張り切りすぎて包丁投げないでよ?」


「う〜、・・・はい」


「ティア!、兄さん!、私にも教えて!!」


「でも、イブには早いかもな」


「出来るもん!」


「まあ、簡単な奴だったらいいよ」


「うん!ありがとう!!」





こんな日々が続いていたらなんてすばらしいんだろう・・・、


・・・でも、ある日


「ティア!ティアにいいもの作ったんだ!!・・・あれ?」
・・・ついに来てしまった、


「ティアーユ博士は逃げてしまったよ」


「え?・・・逃げた?」
正直、意味が分からない、・・・逃げるとしても何故俺たちも一緒にって言わなかったんだ?


「ティアーユ君は、君たちの育て方を間違っていた」
・・・え?、間違っていたって?・・・どこにだよ??


「意味が分からない、・・・間違っていたって、どこに?」


「君たちはね、・・・







                      人型兵器なのだよ」






人型兵器?・・・なんだそれ?、この時代、戦う理由なんてないだろ?

・・・俺は、これから先の原作の流れを忘れていた・・・いや、知らなかった・・・


「何だよ、それ!」


「だから、人体兵器だ、・・・これから、銀河戦争が始まる」


「銀河・・戦争?」


「ああ、この広い宇宙の覇者を決める戦と言えばわかるだろう」


「・・・それで、俺たちに何を望む」


「戦え、・・・お前たちには、戦う力がある、たいていの生き物は楽に殺せるほどのな」


「・・・もし、嫌だと言ったら?」


「お前たちに拒否権はない」


「・・・何故だ?」


「私たちは、お前たちを創った本人、つまりは親だ、親の命令は絶対だぞ?」
・・・なんだよそれ、

そこで俺は考えてしまった・・・・





たいていの生き物を殺せる力・・・、こいつたちも殺せるのかな?・・・と、


「・・・つまりは、そのたいていの生き物を殺していけってか?」


「ふむ、そんな感じだ」


「でも、これだけは約束してほしい、・・・イブをそんな世界に連れ込むな」


「くくく、まあ、わかったとでも言っておこう」


「わかった、・・・で、俺に何をしろと?」


「特にしてもらうことはない、簡単に言うと殺し屋にでもなれ」
・・・殺し屋・・・・、


「わかった、・・・なんにでもなってやるよ、でも、さっきの約束だけは破るなよ?」


「ふむ、・・・もし破ったら?」


「お前たちを残さず殺す」


「・・・分かった」







こんな感じで、俺は殺し屋になった、


「シルヴァ、仕事だ、・・・メモルゼ星に行け」


「・・・分かった」
・・・俺は生き物を殺すことに対しての抵抗心はなくなった


シュンッ!

俺は、宇宙船(作ってあった、宇宙船)でメモルゼ星に向かった、
メモルゼ星までと、仕事の時間を合わせて1年ぐらいたった、







そして俺は・・・・・・捕まった











「お前たちは、俺をどうする?殺すか?」
・・・俺の前には、ギド・ルシオン・デビルークと名乗る、男に続いて多くの兵がいた、ってかギドさん意外とカッコイイな・・・幼児体型になる前・・・
そしてこの男は、絶対に今の俺では殺せない・・・格が違いすぎる


「いや、殺さない、だがお前は強い、この俺に傷を負わせられるほどにだ、だからわが軍に入れ」
・・・どんだけ自分が強いと思ってんだ、


「じゃあ、その軍に入れて、俺に何をさせるつもりだ?テロか?」


「いや、違う、ともに戦い、ともに暮らす、ただそれだけだ」


「・・・今日会ったばかりの得体のしれない俺に何故そんなことを?」


「俺の勘だ、・・・お前は面白い」
・・・なんだそれ?


「はあ?・・・、だが俺はこの星に住む生き物を全て殺しに来たんだぞ?」


「ならば、俺の命令だ、その目的をやめろ」
はあ?・・・こいつに何故そんな命令をされなければいけない?・・・


「お前の命令を聞く気はない、しかもその命令を聞いたとしても俺に何か得することがあるか?」


「俺がお前をもっと強くしてやる」


「っち!、・・・また強さがどうのってか、そんなに俺を強くして何がしたい・・・、」ぼそ


「ん?、どうした?」


「いや、何でもない・・・、わかった、お前の仲間になってやる」


「ああ、それはありがたい」


「だが、条件がある」


「条件?」


「ああ、俺の妹、イブも仲間に入れてほしい、・・・今の生活よりはマシになりそうだしな」


「わかった、ならば今から迎えに行こうか」


「今からか・・・、わかった」
そして、俺たちは研究所に向かっていった、・・・が、





「え・・・?、・・・何も・・・ない?」
・・・そう、研究所がなくなっていた(破壊されていた)


「え?・・・イブ、イブ!!」
・・・どこだよ・・・、もしかして、この1年間で・・・俺と同じ、殺し屋にされた?・・・いや、でも手を出さないように約束したはずじゃ、・・・・・・破った?


「・・・・・・どこだ、・・・どこにいる・・・研究者共、どこにいる?・・・」
俺はだんだん理性が消えていった・・・


「殺す・・・約束破った・・・研究者共・・・殺す・・」


「お、おい!、大丈夫か!?」
・・・ギドが、呼んでいるが今の俺には聞こえない・・・


「・・・殺す・・・殺す・・・殺す・・・」
そこで俺の意識が途切れた・・・












ここは・・・、どこだ?・・・
気付いたら知らない部屋にいる・・・


「おお、目が覚めたか」
・・・そこには、さっき仲間になったギドがいた・・・


「なあ、俺は、あの後どうなった?」


「・・・聞くか?」


「ああ、頼む・・・」


「お前はいきなり周りに炎を出しながら、ものすごい速さで手当たり次第に星を潰して行った」


「・・・まじ?」


「こんな状況で嘘を言うような趣味はない」


「そうか・・・」


「それと、あれはなんだったんだ?」


「・・・あれ?」


「ああ、体の部位を変えていったやつだ、あんな能力を持っている星の生き物など知らんぞ」


「そのことか、・・・簡単に言うと、俺は創られた存在、つまりはクローンだ」


「クローン?」


「ああ、俺には、ティアと、デビルーク星人、フレイム星人の血が流れている」


「・・・ティア?」


「ああ、その人は、俺の唯一の親であり、俺の数少ない家族だ」


「そうか、・・・ならば、イブというのは?」


「俺の妹であり、まあそのままなんだけど、俺の家族だ」


「そうか・・・、ん?・・・まて、そのイブという子の見た目を教えてくれ」
どうしたんだろ?・・・まあ、いいか


「長くて綺麗な金髪でツインテール、目が美しい赤の、超絶可愛い女の子だ」


「・・・・・・、よくわからんが、・・・たぶん、その子は今有名な、伝説の殺し屋と呼ばれる、金色の闇の可能性がある」
・・・もしかして、・・・俺の目的は失敗のようだ・・・


ああ、俺の目的ってのは、イブを悲しませない、殺し屋にしない、俺の嫁!!!的な感じだ、まあほかにもあるけど・・・


「その金色の闇の写真はあるか?」


「・・・ああ、あった気が・・・うん、あった、これだ」
ギドは、写真を見せてくれた、
・・・うん、確実にイブだ


「ああ、この子だ、・・・なぜこんなことに・・・」


「なあ、その子は、大事な子だったんだろ?」


「ああ、イブだけでも守りたかった・・・」


「大事なものを守る力が欲しいか?」
・・・どういう事だ?


「言っただろ?、お前を強くしてやるって」


「・・・ああ、でも本気で言ってんのか?」


「ああ、本気だが」


「・・・頼む、俺を強くしてくれ」


「了解した」


「ありがとう」








そして、俺はギドを師として、いろいろな戦い方を教わって行った・・・


「戦うときは、足音を立てずに、そしてきずかれないように、移動するときは気付かれない様に気を隠しておくようにするんだ」


「ああ、わかった・・・、っく!・・・はあ、っはあ」


「ああ、それと相手の前では息を乱すな、・・・隙を見つけられる」


「わかった」






こんな感じで、俺はこの星(デビルーク星)で、ギドの次に強くなった、いや、同レベってとこかな?


「忘れていたんだが、お前はフレイム星人の血も流れているんだよな?」


「ああ、ある程度は操れる」


「じゃあ、完璧に操れるようにすることと、その炎とトランス能力を使って新しい戦い方を作ることが必要だな」
新しい戦い・・・か、


「それは面白そうだな・・・頑張ってみるよ」






そうして、操れるようにするための修行をした

ああ、俺は、料理当番もしている、皆には味が薄いとか言われてるんだが、皆の味覚がおかしいと思う、でも最近は、しっかりとみんなの好みに合うような濃いさにしている。







それと、勘違いされたくないから言っておく、ここは宇宙船の中だから



side out



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後書き


ギドさんが、ものすごくいい人になっちゃいました・・・

次回は、銀河を統一して、ララ達と知り合って、闇を探す的な感じに進めようと思います


これからもどうぞ、よろしくお願いしますね!

-2-
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