小説『To LOVEる 殺し屋で料理人な俺は頑張る!!』
作者:霊夜()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

6話目







side シルヴァ





こんにちは!、今日は、(この世界で初めての)店を初めているんだが・・・







誰も来ない・・・
・・・あれ?、この店ってそんなに外見とかおかしあったっけ?
・・・嫌、おかしくないはずだ、・・・じゃあどうして?



カランコロン〜



お!、今日初めての客が来た!
・・・だが、


「兄さん、お店、手伝いに来ました」
・・・闇のご登場だ・・・って、手伝いに来ても誰もいないんだが・・・


「嫌、手伝いに来たっていうのは嬉しいんだけど、見ての通り、誰もいないんだ」
俺がそう言うと・・・


「・・・二人きりですね/////」
・・・どうした闇!?






side out



side 闇(時間を巻き戻しして)






こんにちは、

私は殺し屋になってから、ずっと一人でした・・・
・・・いえ、もしかしたら、兄さんが殺し屋になった時からかもしれません、
兄さんが殺し屋になってから、何故か兄さんは私に構ってくれなくなりました・・・
ある日、聞いてしまいました・・・、兄さんはメモルゼ星に行かなくてはいけない・・・と、
そして、私は理解しました・・・構ってくれなくなったのではなく、構うほどの余裕がなかったのだと、
そして、兄さんはメモルゼ星に行ってから1年経っても帰ってきませんでした・・・
そして私は、思ってしまいました・・・兄さんは死んでしまった・・・と、
研究者たちが憎かった・・・殺してやりたいほどに・・・
でも、私には戦い方すらわからなかったのです、
兄さんが死んでしまったっと思ったのは、私だけではありませんでした、
・・・研究者たちも、兄さんが死んだと思っていたのです・・・
そして、研究者たちは私に向かって、殺し屋になれ、兄のようになれ・・・と言われました・・・
そこで私はこう考えました、







こいつたちを利用して、強くなってこいつたちを殺してやろう!






・・・と
そして、私は研究者たちを殺しました、
そこで私はあるメモ帳を見てしまいました・・・
そこには、




『我々は、ある生き物を作った、

それは、ある研究者、ティアーユ・ルナティークの血と、デビルーク星人の血を使って作った
 
・・・だが、出来た生き物は失敗作のようだ・・・

我々の中に、一人だけ、フレイム星人がいた

そのフレイム星人は、病弱だった・・・、

ある日、彼は実験中に血を吐き、倒れてしまった・・・

その血が、作りかけであった生き物の体の中に入っていった・・・

つまりは、この生き物はティアーユ・ルナティークとデビルーク星人、フレイム星人の血が入っている

そして、その生き物は完成した、

・・・だが、その生き物は、力が強すぎて、いろんなものを燃やしていった

こんなに強ければ、我々も殺されてしまう・・・そう思い、我々はその生き物をもう1度カプセルに入れて、置いておくべきだと思い、それを実現させてみた・・・だが、

ティアーユ・ルナティークは、その生き物をカプセルから出した

その後、ティアーユ博士はその生き物を育てた

それが・・・









シルヴァ、・・・シルヴァ・ルナティーク・・・だ』
・・・と書いてあった、
私はそのメモ帳を切り捨てた・・・、他にも、実験記録などの書類も切っていった・・・
そして、私はその紙全てを焼いていった・・・
私が創られた時から、兄さんが殺し屋になるまではそれが当たり前のようだった生活、それは今の私がしてはいけないのだろうか?
そして、私は・・・兄さんが好きだったのでしょうか?
でも、この時の私の気持ちは・・・兄さんに会いたかった、もっと甘えたかった、・・・そして、








兄さんの温もりが欲しかった・・・







(時間を飛ばして)



そして、私が地球に来たとき、ここでも早くターゲットを殺し、早く兄さんの情報を集めようと思ってターゲットの、結城 リトを殺しに向かった、・・・そしたら、彼は私を見つけた瞬間私の方に来て、私にさっき買っていたたい焼きを渡してきました・・・
この暖かさ、少し違うけど、兄さんに似ていた・・・
久しぶりに甘いものを食べました、・・・最後に食べたのは、兄さんの手作りでした・・・
そして、ネジが緩んでしまったのだろうか、結城 リトを殺す気にはなれませんでした
地球では、結城 リトを初めに、ララ・サタリン・デビルークや、結城 美柑、西連寺 春菜達とも関わるようになりました、
殺し屋として動いていた時よりも、今の生活の方が楽しいと思えてきました・・・
ですが、この生活には、何かが足りなかったのです
そしてある日、私はみんなに私の兄のことを話してみました・・・(何故か皆が引いていました・・・)
そして、プリンセス・ララが、ここ(地球)に来る前、デビルーク星で妹を探している男性がいたといっていました、
その男性の特徴を聞いたとき、私はその男性が兄さんだと思いました
そして、今、兄さんがここ(地球)に来て私と一緒(結城家だけど)に暮らしています・・・
そして、私は気づきました・・・










私は、兄さんが好きです








そして、今にあたります、
私は、兄さんのお店にプリンセス・ララが作った機械を使っています、
この機会の能力は、一定時間、その機械を使った場所が見えなくなるという能力です、
・・・これで、兄さんと二人きりになれます・・・





だから、今


「・・・二人きりですね/////」
と言った。
私はこの瞬間を、・・・宝物のように大事にしようと思います






side out



side シルヴァ




・・・二人きり・・・か、


「ああ、そうだけど・・・何故、誰も来ないか知ってるか?」
俺はそう聞いてみたら


「・・・そんなことよりも、・・・甘えてもいいですか//////」ウルウル
・・・上目遣いは・・・って、俺の店をそんなこと・・・って、
まあ、可愛いから・・・ここは、一旦店をしめないと・・・


そうして、俺は店を閉めた、


「ああ、好きなだけ甘えていいぞ?・・・でも、どうしたんだ?」


「・・・もうはなれないでください・・ね」
・・・一体この超絶かわいい妹ちゃんは何を言っているんだ?
・・・はあ、


「離れるわけないだろ?、それにお前も俺から離れるなよ」


「・・・はい!、・・・兄さん!!」にこ
・・・その笑顔は反則だ・・・


「やm・・・イブ!」ダキッ!
俺は闇に抱きついた、


「に、兄さん!?・・・///////////」ボンッ!
闇が一瞬にして真っ赤になった・・・


「・・・好きだよ、イブ」
つい、場のノリで告白してしまった・・・
恥ずかしすぎる!


「わ、私も好きだよ・・・兄さん///////」
・・・はい!?、い、今なんと!?・・・す、すき・・・だと!?
・・・やばいな・・・


「ずっと、一緒にいよう・・・」
またもや、場のノリでいてしまった!!、・・・やばいよ!?


「・・・はい、一緒に・・・ですね/////////」
・・・ああ、幸せだ・・・
だが、・・・



カランコロン〜



・・・誰かが店のドアを開けた・・・


「シルヴァー!、いま雨降ってて、帰れそうにないから雨宿りさせてくれ!!」
・・・入ってきた奴は、リトだ
そして、・・・


「っちょ!待ちなさいよ!!、まだシルヴァさんがいるかもわからないのよ?、いなかったらどうするのよ!」
・・・古手川も一緒だった、
・・・今の状況を説明すると、俺と闇が抱き合っている、ムード的に今からキスするかもしれないところだ・・・そこに、知り合い×2人・・・やば!!


「い、イブ!、リトと古手川さんだ!・・・って、あっ!!」



ガタッ!



・・・転けてしまった・・・、原作のリトみたいな格好になってしまっている・・・
一応言っておく、・・・今、俺が闇を押し倒しているように見えるだろう・・・


「に、兄さん!?、・・・い、いきなり、そんなこと・・・でも、・・・相手が兄さんだったら・・・い、いいよ?・・・兄さん」
・・・勘違いしているだろ!?
俺はつまづいて転けてこんな状態になっているんだ!!
ってか、いつもの『えっちいのは嫌いです!』はどこに行った!?



「シルヴァさん、いるんだったら返事・・・って、何してるの!?は、ハレンチよ!!!」
・・・来てしまった・・・
だが、闇は・・・


「これは、えっちい行為ではありませんよ、・・・兄妹(恋人)のスキンシップです」


「や、闇さん!?、それはハレンチな行為よ!?」
・・・古手川さんが驚いている・・・


「ん?どうしたんだ?古手川」


「ゆ、結城くんが来るわ!・・・ああ、もう!!」
古手川がリトに・・・タックルをかました!?


「ぐはっ!!・・・な、んで・・・?」



バタッ



・・・リトが倒れた・・・


「もう!結城君に見られたらどうするのよ!」
・・・何かおかしいかな?


「・・・どうしようか?」
俺は闇を押し倒した(ような)状態で考えた・・・


「兄妹(恋人)同士のスキンシップを見ても何も起こらないのでは?」
・・・ヤミちゃんよ・・・だめだ!可愛すぎだ!!


「・・・はあ、闇さんとは会話が噛み合わないように思えてきたわ・・・」
古手川さんは、呆れているようだ・・・


「じゃあさ、・・・こうしようよ、古手川さんは、何も見ていない・・・こうすれば、あら不思議、何も呆れるようなことはなくなった!・・・っということにしてみたら?」
俺の案を聞いて、古手川さんは


「・・・はあ、もう分かったわ、私は何も見ていない!これでいいのよね!」
・・・もしかして、俺も呆れられている?


「兄さん「ああ、もうほかの呼び方でもいいぞ?」・・・え?、どうして?」


「・・・俺はイブに告白をした、それに対してイブも俺のことが好きだといった、・・・じゃあ、どんな呼び方をしてもいいんじゃないか?」


「な、なるほど!、・・・じゃあ、私のことも普段からイブと呼んでください!」


「ああ、分かったよ」


「じゃあ、・・・お兄ちゃん・・・っで///////」
・・・改めていう、可愛すぎる!!






side out




side 闇→イブ




・・・それにしても、何故あの二人が入って来れたんだろう?
・・・プリンセス・ララの機械は・・・?
そう、私が考えていたら・・・


「ああ、闇さん、これ、お店の前に落ちてたわよ?」
・・・え?、落ちていた?


「・・・ありがとうございます」
私は疑問に思いながらその機械を見てみたら・・・30分と書いてありました・・・
もしかして、30分だけしか効果がないのでしょうか?
・・・でも、










     その30分のおかげで私の人生で一番すばらしい日になったと思います







side out

-8-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




To LOVEる -とらぶる- アニメイラスト集 Cuties! (To LOVEる -とらぶる- アニメイラスト集) (愛蔵版コミックス) (ジャンプコミックス)
新品 \2400
中古 \253
(参考価格:\2400)