小説『項垂れ、乱れて、舞い踊る』
作者:大烏()

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そんでもって帰宅。



(鈴白)「あのさぁ、一つ聞いていい?なんで俺の家なの?」




(風鈴)「良いではないか。ウチの家もすぐそこだ。」




(鈴白)「いやそんな問題じゃn」




(秀礼)「そうだぞ〜、鈴白。女の子の家に男がうじゃうじゃ押し寄せるもんじゃねーぞ。




わかってねーな女心が。」




(鈴白)「いやだからs」




(山太郎)「ところで鈴白さん、寝室ってここッスか?あと、布団って足りてるんッスか?」




(風鈴)「布団が足りなかったらウチから持ってきてやる。それに俺は家で寝る。」



(秀礼)「あぁ、大丈夫だ。俺もちゃんと持ってきてるから。」




(山太郎)「それ布団じゃなくて寝袋ッスよ。」



(鈴白)「聞け!いいか!」




行き成りキレ始める鈴白。どうした。




(鈴白)「風鈴は良いんだが、山太郎!秀礼!お前ら何でちゃっかり荷物まで用意して俺の家泊まる準備までしてるんだぁ!」




(秀礼)「だって、旅に出ないんだろ?俺放浪人だしさ、ご飯食べてないし・・・。」




(鈴白)「知るか!そこらへんの雑草でもくっておればよし!」




(秀礼)「ひでえ!俺たち親友だろう!?」




やべえな。ここはいったん帰るか。




(風鈴)「あぁ、あのさ。俺もう帰るわ。そろそろ暗いし。」




(鈴白)「まだ太陽は天辺にございますけど?」




(風鈴)「あ。」




(鈴白)「帰らせんぞ!風鈴!」




ええええええええええええええええええええええええ






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