小説『項垂れ、乱れて、舞い踊る』
作者:大烏()

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(鈴白)「風鈴!お前だけ逃げるとは卑怯だぞ!未だ昼なんだから日が沈むまでここにいろ!」




(風鈴)「はぁ、しょーがねぇ。いてやろう。」




で、なんで呼びとめられたんだろう。




(鈴白)「で、だ。俺の家に2人も来られては困る。一人帰るか、風鈴の家に泊まるか。」




(風鈴)「それで呼びとめたのか!嫌だぞこんなムサい奴らなんて。」




(山太郎)「ガーン。」



(秀礼)「右に同じ。」





(鈴白)「風鈴・・・まぁ、我慢しろ。ならだれならいいんだ。」



誰って言われても・・・。



(風鈴)「瑠衣ぐらいかな。」




(鈴白)「オイそれ付き人じゃねーかw」




なんやかんやで日が沈んでしまった。いつまで続くんだこの話。




と、その時だった。




「ガシャァァアアアアン!!」




何かが割れる音。




陶器のようなものか・・・?



するとすぐさま鈴白の付き人の籐李(とうい)がやってきた。




(籐李)「申し上げます!何やら妖怪のようなものが庭を荒らしております!いかがなさいますか。」




(鈴白)「げ・・・マヂ?」




(秀礼)「まぁまぁ、行くっきゃないでしょ。」




(風鈴)「ブッ倒せばいい話。」




というわけで、れっつらごー。


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