小説『項垂れ、乱れて、舞い踊る』
作者:大烏()

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・・・あ・・・・朝か・・・。




気持ちの良い朝だ。




暖かい日の光が指している。





あれ?鈴白は・・・何処だ?




(鈴白)「風鈴!おきたか?」




(風鈴)「・・・?なんだ・・・もう起きておったのか?」




(鈴白)「・・・って言っても・・・。もう巳の刻だぞ。」




・・・え?うそ!?




(風鈴)「いかん!寝過した!」




あわてて飛び起きた。




さっきのは朝日ではなかったのか!そういえばウチの窓は南向きだっけか!(どーでもいいわ





とりあえずまぁ起きようか。




・・・・てかこの話の本題って何なんだ(そこ迷うなよ




(鈴白)「なぁ・・・風鈴。」




不意に話しかける鈴白。





(風鈴)「なんだ?」




(鈴白)「あのさ・・・。今から言うこと聞いても絶対に怒らないか?」




・・・・なんだよいきなり。




(風鈴)「あぁ、約束しようではないか。」




(鈴白)「じゃぁ、言うぞ。」



そういうと鈴白は深呼吸をして




(鈴白)「俺と『許婚(いいなずけ)』にならんか・・・。」




え!?


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