小説『項垂れ、乱れて、舞い踊る』
作者:大烏()

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(鈴白)「で、さっきのゴキブリが湧いてたところってどこにあr」



ガッシャーーーーーーン!



(2人)「ん!?」



そこには人の姿をした奇妙な生き物が立っていた。


「具志堅」と名付けた(なんで!?



(具志堅)「ぐぉおおおおお!」


(鈴白)「あの〜・・・名前変えません?あの妖怪かわいそうなんですけど。」



(風鈴)「しょうがないなぁ・・・・。あ、これどうだ。山太郎。」



(鈴白)「さっきよりましか。」



(山太郎)「うがあああああああ!!」



襲いかかる山太郎。


私に向かって飛んでくる。


こんなもの・・・我が家系伝統の名刀「紅月光」で成敗してくr・・・!?


ない・・・・刀が刺さってない・・・!?




(風鈴)「くそっ・・・・。刀がない・・・。」



(鈴白)「うそっ!?“べにづき”ちゃんないの?」



(風鈴)「“べにづき”じゃなくて“べにげっこう”です。」



(鈴白)「あぁ、そうか。・・・ってどうすんだよ!具志堅飛んできてるぞ!」




(風鈴)「具志堅じゃねーよ!もう山太郎なんだよ!」



(鈴白)「もーどーでもいいんだよ!!」



山太郎が襲いかかるのをやめた。


なんかもじもじしてる。



(風鈴)「どうした山太郎。」



(山太郎)「ぐっ・・・ぐああああああああああああああああああああ!!」



なんか泣いちゃった。



(風鈴)「俺がわるいのか?・・・なんかごめん。」



(鈴白)「やーいやーい、風鈴が山太郎泣かせた〜!」



(風鈴)「・・・っ!うるせー!」



(鈴白)「せんせー!風鈴君が山太郎君泣かせました〜!」



(??)「なんですって!」


・・・え?


(鈴白)&(風鈴)「・・・・っ誰・・・?」

-7-
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