小説『親父と一緒にいきなりトリップ【H×H】』
作者:プータ()

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 第十三話 入学×変態

 人生において嫌な事でもやらなきゃいけないことって言うのは結構多い。俺は今がそのときだと思うんだ。

 「みなさーん、今日から中途入学する、ジュン=コジマ君とシズク=コジマさんです!皆仲良くしてね!」

 教室に女性教諭の声が響き渡る。ちなみに俺達の担任でネルネ先生という。中々の美人さんだ。
 シズクの名前は余計ないさかいを立てないために一緒にした。親戚の子供を引き取ったと言う事になっている。
 
 「二人は窓際の後ろの席が空いてるからそこね」
 「了解です」
 「はい」

 俺はあきらめの混じった声だが、シズクは緊張をはらんだ声だ。やはり小学校が初めてだと緊張するんだろう。
 その後は適当に周りの人に挨拶をしたりしながら無難に過ごした。シズクもある程度はなす事ができた用で普通に過ごしていた。
 授業のほうはある程度勉強をしてから学校に入ったので難しくもない。この世界特有の歴史や社会なんかはまだだめだが。シズクはまあ普通だ、よくもなく悪くもない学力だろう。ただし本人は忘れ物が多いのでそこら辺を気をつけなければいけない。
 ちなみにランドセルのせいで親父にいじられるのは最初だけで数日もたてば何も言われなくなった。それはそれでなんともいえない気分だ。
 それから数日。特に何事もなく過ぎた。今は教室、シズクは他の女子と話している。学校に来てからは多少ほかの子と話すようになった。ほぼ四ヶ月ほど引っ付かれる事が多かったせいかなんとなく寂しい。

 「ジュン!」
 「なんだ?カルバン」

 話しかけてきたのはカルバン、クラスメイトで初日から俺達の事を気にかけてくれてるいい奴だ。赤茶色の髪が特徴の少年でちょっとばかりお調子者だが。

 「ビックニュースだ!」
 「またかよ、お前のビッグニュースは毎日あるんだな」

 何でも彼は将来新聞記者になるのが夢のようで、今日のようにビックニュース(笑)を持ってくる。なにやら俺のことが気に入ったようでやけに絡んでくる。

 「今回は本当だって!」
 「へえー」
 「まあ耳かせよ」

 そう言って俺の耳に口を寄せるカルバン。耳に吐息が当たってぞくっとするがそこは気にしない方向で。

 「実はよ……最近ここらでハンターが住み始めたらしいぜ!黒髪のイケメンなんだってよ!凄くね?生ハンターだぜ?生ハンター!」
 「そ、それは……」

 この世界でハンターは子供の憧れの職業として根強い人気を誇っている。特に小中学生なんかではかなり多い。実在するヒーローのようなものなのだろう。とくにこの街はハンター支部が近い街と言う事もあり子供達は小さい頃から街中で、ハンターがやってきた武勇伝のようなものを聞いて育っている。そのためカルバンのような反応をする少年は少なくない。だがハンターからしてみればあんまり目立つのはよろしくない。ハンター証を狙う奴も多いしな。だが黒髪のイケメンと聞くとかなり不安だ。だって親父が黒髪のイケメンでハンターなんだから。

 「……カルバン、そのハンターがすんでるって噂はどうして広まったんだ?」
 「ん?うち父ちゃんが酒場やってんだけどそこに酔っ払い集団がいてさー、そいつらがなにやら凄い綺麗な姉ちゃんをナンパしようとしててな……」

 なにやら美人の姉ちゃんをナンパしようとしたゴロツキが女性の連れの男性に襲い掛かったが逆に打ちのめされた、逆上したゴロツキがナイフまで持ち出したせいで警察沙汰になったがそのときの男性の身分証明書がハンター証だったということらしい。なんとまあ……帰ったら親父に聞いてみよう、九割あの人だろうが。
 
 「んでその人が町外れに住んでるらしいんだ!だから一緒にいかないか?」
 「あ、いや」
 「いいじゃんいいじゃん行こうぜ!」

 そんなこんなで何度断っても誘ってくるカルバンに折れた俺は結局付き合うことになった。
 放課後、学校の帰りに捜しに行くと言う事になり、必然的に俺と一緒に帰るシズクも一緒だ。シズクにも同じような話をしたが全く持って気がついてないように見える。この子かなりボケボケなんだよな……。原作でも忘れっぽかったしどうにかできないかね。
 人気の少ない郊外のほうへ行く。ここらはただ人がいないだけで治安は悪くない。数十年前まではスラムだったらしいがハンター協会支部ができたときから段々と減っていったらしい。
 
 「ここらに好き好んですむなんて……さすがハンター!」
 
 カルバンが何か期待したように呟いているが別にハンターだからって理由ではないのだよ。
 カルバンの案内に従って進んでいくが行けばいくほどうちの家に近づいていく。なんだかんだとついたのは結局俺の家だった。

 「酒場の人に聞き込んだ結果ここだ!街はずれにぽつんといきなり現れた洋館、一応ここを三ヶ月ぐらい前から工事さているようなふうだったらしいけど、僕はだませない!家が立てたばかりにしては古く見える、それは偽装!昔からあるように見せかけるようにしているんだ!」

 別にそういうんじゃないです。まあ凝で注意深くみないとわからないくらいうまく隠が施されてるからパンピーにはわからないよな。これが念の家だなんて。
 結局ここは俺のうちで、親がハンターなんだとばれた。そのせいかカルバンは俺にさらに絡んでくるようになった。ちなみに親父はよく俺とシズクが寝てから酒場やらに行っていたらしい。デートですねええ。
 この事件から更に経ち。もう七月に入るかと言うところになった。この国は四季があるので今は基本的には夏だ。じめじめとした陽気は続き、不快指数上昇中である。
 事件はそんなさなかに起きた。カルバンの噂好きなせいで周りの生徒達に俺の親がハンターだとばれたせいかやけにハンターのことを聞かれることも多くなった。そのせいで三回ほど事件に巻き込まれたりもした。そんな中、一人の生徒がある相談を持ってきた。

 「……そ、それで、君が寝ているといつも幽霊が来て、悪戯をしていくと言うんだね?」
 「そうなんです」

 俺の目の前にいるのはクラスメイトのアルク君である。学校一の美少年として名をはせている彼は、服装を除けば外見上は美少女にしか見えない、だが男だ。礼儀正しい少年でクラスの中でもおとなしい部類に入る。だが今はなんとなく疲れているような雰囲気を出している。それもそのはず、彼は精孔が開きかけている、普通の人より多くオーラが垂れ流されているのだ。それは疲れるだろう。
 彼の相談はこうだ、今月に入ってから何故かほぼ毎日寝ている時に金縛りにあい、その際に性的な悪戯を女性の幽霊にされていると言う話だ。それは寝付いた頃に始まり、体を触られる感覚で眼が覚め、色々といたされるらしい。顔は暗くてわからないらしい。うらや、げふんげふん……けしからん話だ。

 「親には?」
 「もう言ったんだけど……」

 なんでも18禁な夢を見てるだけと思われているらしい。下着が汚れたりしてもそれは夢精だと思われているようで、全く取り合ってもらえないとのことだ。こういったことを親に相談するのは一大決心だっただろうに、あわれな……。ちなみに俺はまだ、この体になってからは純な子供です。年齢的に出てこない物をだそうにもねえ。

 「もう僕、君に頼るしかないんだ、お願いします。助けてください」
 「う〜ん」

 頭を下げて悲痛な面持ちで頼み込むアルク君。親にも信じてもらえず俺に直接言ってきたのは何度が事件を解決しているからだろう。もしくはあわよくば俺の親がハンターだから何とかできる可能性があるからか。意外に腹黒い奴なのだろうか?まあそれでも精孔が開きかけているのは気になる。恐らく犯人は念能力者なんだろう。まあ変態なんだろうけどな!

 「よし、うけよう」
 「本当に!?ありがとう!」
 
 俺の手を握ってぶんぶんと振って感謝を示してくるアルク君。女顔が薄っすらと涙でぬれているのは少しばかり俺の嗜虐心をくすぐる。

 「なんで頬染めてんだジュン?」
 「……なんでもない」

 カルバンに突っ込まれた俺は危ない奴だったかもしれない。ぶっちゃけ生まれる性別を間違えたと思うぞアルク君。
 俺はこの相談をうけ動いた。相手もそんなことしてくる奴なら戦闘向きの能力じゃないはずだと高をくくっているのもある。だが俺は肉体年齢はともかく精神年齢はもう18にもなる。体は子供頭脳は大人のコナン君なのだよ。それゆえ俺の自立心が動いた。
 さて、俺はその相談を受けてから独自に動いた。今回はシズクにも内緒だ。アルク君の家に今日は泊まり、犯人が来るであろう深夜を待つ事になった。アルク君の部屋には押入れがあったのでそこで俺は絶で待機だ。
 アルク君は一緒に寝ようなどと言っていたがそれでは犯人は来ない可能性が高い。
 ちなみに武器は市販のナイフに即効性の痺れ薬と眠り薬をミックスした毒を塗ってある。毒はパソコンで調べた毒草を前々から用意していたものだ。致死性のものではないが、これが当たれば二時間は動けないだろう。その間にハンター協会にでも電話すればいい。支部が近いので飛んできてくれるだろう。
 現在の時間は深夜二時になった。アルク君も怖がりながらも眠りについた。やはり精神的疲労やオーラ垂れ流しで疲れているのだろう。そんな事を考えているとガチャリと窓の鍵が開けられた。いきなりだ。これは操作系なのか?押入れの中で見えないのじゃわからない。そうこうしているうち足音が室内に入ってきた。暫くするとアルク君が寝ているあたりで音が止まる。ぴちゃぴちゃと水音のようなものも聞こえてくる。これは……。俺の心臓の音が上がっていく。だめだ抑えろと思っても心は性少年な俺、音だけが聞こえてくる押入れの中では邪な妄想が止まらない。このままではまずいと思いゆっくりと絶を維持したまま押入れをあけていく。するとそこにはアルク君にまたがりなにやらしている黒い塊が見えた。全身真っ黒の服に身を包み暗闇の中では判別しにくいが女性だろう、体格のシルエットでなんとなくわかる。ちなみにアルク君もおきているようだがその眼は見開かれ恐怖の色に染まっている。金縛り状態のようだ。俺は勢いをつけ押入れを開き相手に飛び掛る。ナイフは使わずともいけるだろうと判断してだ。しかしそれがいけなかった。気がついたとき俺は見えない何かに殴られていた。

 「ぐっ!」
 「な、なんで!」

 犯人は俺のうめき声を聞き慌てたように窓から出ていたった。

 「ジュン君大丈夫!?」
 「ああ」

 アルク君の声に俺はすぐさま立ち上がり敵が逃げたほうへ駆け出した。今行けば間にあうはずだ。後ろから聞こえてくるアルク君の声に心配しなくてもいい事とハンター協会に連絡を頼んで駆け出した。
 犯人を追っていく。相手は絶をしているようだが身体能力が低いようで逃げるのはさほど早くない。そして絶をしていても足音を消しきれていないのでは意味がない。今は深夜だ、人がいない中での音はすごく目立つ。相手も逃げ切れないと悟ったのかこっちに向き直りいきなり突進して来る。嫌な予感がしてとっさに俺は横にジャンプした。俺は凝をして相手を見てみる。すると相手の両手の先から腕の太さと同じくらいの蛇が出ているのが見える。変化系か?さっき殴られたのもあれなんだろう。

 「何でガキが!?」
 「友達が変態から助けてほしいって相談されててな」
 「変態?ちがう!!あれはわたしの愛なのよおぉぉぉぉ!」

 そう叫びながらも、右腕の蛇は俺を襲ってくる。とっさによけるが多少腕をかすった。かすかに痛む。傷をちらりと見てみると服は傷がついていないのに腕は傷がついている。どういうことだろうか?というか蛇だから毒でもあるんじゃないよな?だとしたら速攻でけりをつけないと!

 「きゃははは!私とあの子の仲を邪魔するならしんじゃええぇぇぇ!!」
 「うわ!このおばはんキッモ!」
 「誰が婆だああぁあぁあぁ!」

 勝手にこっちの言葉に切れる変態おばはん。婆なんて言ってねえし。でも見た目は四十台近いおばはんに変わりない。だが好都合だ。このおばはん興奮状態のせいか攻撃は大ぶりだ。恐らく念だよりで今まできたんだろう。
 さっきから右腕の蛇でしか攻撃してこないのは何でだろうか。こっちとしては助かるからいいのだが。周りを見ても地面に当たっているはずなのに地面にはまったく傷がついていない。もしかしてと思いそこらにある石を何個か拾う。そして相手に向かって投げる。すると左腕の蛇が動き石を叩き落した。それを見て今度は相手の右側に回りまた石を投げる。さきほど同様に左腕の蛇で叩き落した。右腕の蛇が近いのにもかかわらずだ。
 
 「なるほど、お前の能力が少しわかったぞ!」
 「だからなんだよクソガキィ!」

 俺は相手の攻撃外に逃げる。あいつの蛇は精々五メートル程度の射程しかない。距離を開けていれば関係ないはずだ。

 「お前の能力は右腕の蛇が生物にしか触れない!逆に左腕の蛇は非生物にしか触れない!ついでにいえば射程も精々五メートル程度!しかも左右同時に操るのは下手だ!」
 「くっ、だからどうした!結局それがわかったところでお前が私に触れないのはかわないだろおがぁ!」
 
 そう言って俺に向かってかけてくるおばはん。この人は纏しかしていない。恐らく蛇の発に顕在オーラを持ってかれているからだろう。結構便利な発だしな。

 「別にお前を倒す必要はないさ」
 「はぁ?どういう……」
 
 何か言おうとしたんだろうおばはんに俺は答えず石を投げつける。おばはんの周りを走りながら石を投げていく。まれに周で石を強化しながら投げているのでこちらに突進してこようにもこれないだろう。
 俺はさっきおばはんを追うときアルク君にハンター協会への連絡を頼んだ、おそらくハンターが来てくれる筈だ。そうすればこっちのものだ。俺はそれまで耐えるだけ。

 「うざいうざいうざい!!」
 
 おばはんはイライラから発狂寸前だ。そういう俺は避け切れずに蛇の牙の切り傷や打撲の傷がついてるんでけどな。持ってきたナイフも役にたたなそうだしちょっとショック。
 
 「ちょこまかと!だったらこれで!」
 
 突然防御をすてて両手の蛇をこっちに向けてくるおばはん。俺はその隙にさっきまで役立たずだと思っていたナイフを周をして投げる。ナイフは一直線に相手のわき腹を掠める。当たった代償に自分は蛇にまきつかれた。右腕ばかりに気をつけていたが左腕にだ。

 「ば〜か!服の上からなら左でも巻きつけるんだよ!あはは!」
 「うっせー、おばはん!笑うとしわが増えんぞ!」
 「……口の減らないガキね!」

 そう言って両方の蛇で締め付けてくる。威力はそれほどでもないので充分堅で防御できる範囲だ。後は我慢さえしてれば……

 「ははは、生意気言いながら動けないんじゃろうひようも……はへ?」
 
 ナイフに塗ってあった毒が効いてきたおばはんは体に力が入らないようで段々と蛇の力がゆるんでいく。恐らく痺れ薬だけだった場合は蛇は解けなかった。眠り薬の効果で集中できなくなって念の操作ができなくなったんだろう。

 「ほめえ、ほふ!(おまえ、どく!)」
 「そうだよおばさん、だから寝てな」
 「ほめ、ぐぅ!」

 蛇から抜け出した俺は何か言ってるおばはんの首にチョップをかまして気絶させた。

 「あ゛ーーー、疲れた」

 疲労感にさいなまれながら地面に寝転んだ。夏の湿気が疲労を助長する中、地面の冷たさは気持ちいいものだ。だんだんと意識が遠のいていった。

 「ね……じ……ジュン君!!」
 「あれ?」

 どうやら俺は寝ていたようだ。目の前にはアルク君が涙を流しながら俺のことを見つめている。寝ていた俺を見て死んだとでも勘違いしたんだろうか?

 「よかった!眼が覚めたんだね?」
 「おお坊主!眼が覚めたんだな?」

 アルク君の後ろには髭面の男性がたっている。あのおばはんはもういないようだ。
 
 「大丈夫か坊主?」
 「大丈夫、ただ疲労で寝てただけだから……つかおっさんは誰よ?」
 「ん?俺は協専ハンターのターブルってんだ。ああ、あの幽霊おばさんならもうつれてっちまったよ。そこのおじょうちゃんの電話で飛んできたんだがね」
 「おじょうちゃん?」

 そこらを見回しても全く何処にもおじょうちゃんなんていない。

 「どこにおじょうちゃん?」
 「おめえのめのまえにいんじゃねえか」
 「ぶほ!そいつは男だよ」
 「え!?」

 ターブルさんは驚愕したようにアルク君を見つめる。うん……その気持ちはわかるよ。突っ込んでなかったけどどう見ても女物のパジャマだしね。

 ・・・

 ・・

 ・

 その後の話をしよう。あのあとはそのままアルク君の家に止まった。事件の性質上周りに言いふらすようなものではないのでおおっぴらにはけっしてならなかった。アルク君の親御さんは事件の事を聞きアルク君のことを信じなかった事を恥じていた。ちなみにターブルさんが説明してくれた。
 俺のほうはたまたま現れた変質者を撃退した結果こうなったと親父やグレアさんにはいってある。そのおかげでお風呂で傷がしみる以外の害はない。まあ念能力者との戦闘一回分にしたらやすいものだろう。
 その後、アルク君には「アルクって呼んで!」といわれ、現在は呼び捨てで読んでいる。
 そして現在、夏休みの前日。

 「ジュン君!」

 いきなり俺の家にやってきたアルクを見て驚いた。なぜなら。

 「この体の周りのもやもやって何!?」

 どうやらアルクは念能力者になったようです。


 あとがき
 今回の話。女性の変態がいたいけな少年の家に侵入して……青少年が考えそうな話ですw
 念能力者でもこういった性犯罪者がいると思うんですよ。ただ男性の犯罪者だととてもむかむかする話かアッーーーな話にしかなりませんからね。女性の犯人を出させていただきました。


 おばはんの発

 能力名゛二匹の選択者゛(スネークセレクション)
 変化系能力

 蛇の形をした念。
 右手からは生物しか触れないオーラでできた蛇を出し、左手からは非生物しか触れないオーラでできた蛇を出す。 
 射程距離は五メートル程度。

 制約

 自分の手の先からしか出す事はできない。

 解説
 使いこなせれば中々面白い念ですよね。「隠」で隠して攻撃すれば凝のできない能力者ならかなり簡単に倒せますし。作中のように右手で攻撃左手で防御も単純に強いですし。ただ如何せんパワー不足と操作性不足。修行不足で使い手に恵まれない能力でしたかね。

 追記
 イメージ的には手のひらから出している感じです。

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