小説『IS〜インフィニット・ストラトス バイオハザード好きな転生者』
作者:D.?.J()

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第二十三話目 フォレストッ!!一言もセリフが無かった気がする。 by一斗







































 前回のあらすじ

 まぁ、なんやかんやで英国人と戦う事になった我らがヒーロー 佐々木一斗。
 まぁ、なんやかんやで前半は圧倒。でも後半は?

 「オイコラ。全部なんやかんやで終わらそうするなよ。」














 「おいおい?デカイ口叩いてた割には大した事ねえな。おい?」

 「クッ!わたくしがまだ本気を出していないからといって調子に乗らないで下さいまし!!」

 くけこかけくこかけきくけこかきくけけくきけけこくきかくけこくきくここききくきかけこけききけけここききけけけくきかくくきかかきくけここくきかくきかくここけくきかきくけかこかきくけきかけごこけきかけけきかくけきけくきこきこかけッ!!!!!!

 余裕過ぎて思わず馬鹿みたいな笑い方をしてしまう程余裕な佐々木一斗だよ!
 ちなみに復活の呪文でも一○通行のプラズマ笑いでも無いからね。
 いやーマジ余裕だわ全世界の代表がこんな弱い連中ばっかなら余裕で世界征服出来るわ。いやまじで。
 ・・・・・・あ¨。千冬さんがいるから無理か。チッ!!!
 と言うかマジでアイツあのデカライフル撃ちすぎだろ。
 もぉ、めんどいからそのままエネルギー切れになって終わってくんないかな。かな?
 あり?ひぐ○しの○ナってこんなしゃべり方だっけ?

 「本当は初心者相手に本気など出したくありませんでしたが貴方と“一夏”さんは別ですわ!!」

 (ん?一夏さん?)

 あぁ、またあれかオイ?また落としちゃったパターンかよおい?
 いくらなんでも簡単落ち過ぎじゃね?

 「お行きなさい!!ブルー・ティアース。」

 「は?ナニアレ、ファン○ル?」

 オルコットのIS『ブルー・ティアース』から謎の蒼い部品が飛んできた。
・・・と言うかあのISもブルー・ティアースだよな?どういう事?

 「さあ!ここからはわたくしの反撃の時間ですわ!!」

 ヒュン!ヒュン!・・とファン○ルが空を自由自在に飛び回り極小のレーザーを撃ち出す。・・・ってあぶねぇ!!
 咄嗟に避けたが微妙に掠った。

 「ウワーオ。何そのあんびりーばぼーな武器?ア○ロもシ○アもラ○ァもびっくりだよ。」

 「『ブルー・ティアース』このISの名前の由来ですわ。」

 「ふーん」

 ご親切にどうも。

 「操縦者の思考で遠隔操作。相手の死角から攻撃。まぁ、わたくしとしてはあまり好きでは有りませんが、今回は仕方が有りませんわ。」

 「オイ?んな事言ってる割には顔が笑ってんぞ?ナニ?そんなに俺に負けたの悔しいの?解った解った。・・・んじゃあ、もう一回負かしてやるYO!!」

 「そんな事を言っていられるのも今のうちですわよ?」

 「ふん。カスがナニか言っている用だな。ほれ、誰か翻訳したまえ。」

 「・・・・・・絶対倒しますわ。」

 「そりゃどうも。」

 とは言ったものの少しヤバイわ。いやマジで。
 勝つ見込みが全く無いわけじゃないけどさっきまでの余裕プイプイ!!って言う状況でもねぇしな。
 あ¨。また掠った。
 ・・・んまぁ。取り合えず様子見るか。アイツの武器は基本的には死角を攻撃するのに特化してるんだ、大体の軌道は読めるわ。



 



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





・・・十分後。
・・・・・・・・別に作者が戦闘シーン面倒だからって手抜きしたわけじゃないよ。









 「・・・なぜ、当たりませんの?」

 「・・・相手が悪かったから?」

 「疑問を疑問で返さないで下さいまし!!」

 いやー。流石俺だわ。たった十分で敵の弱点と攻略法を見抜いて。
 くそ長い十分間。攻撃を避け続けるなんて流石俺だわ。いやマジで。
 


 ・・・・・・・ツッコミが居ねぇとボケ倒すな。俺。

 ま、まぁ、反射を反射で返す訳じゃ無いけど、奴はあのファン○ルを使っている時はあのクソデカライフルを使って来ない。
 恐らく両方使えないんだと思う。
 あれだな○方通行が大好きな幼女を救うために反射の分の演算能力を使ってたのと似てるな。
 話がズレたけど。最初は余裕のつもりかな?と思ったけどよぉ、あからさまに本気で殺る目だったし。撃ちまくってたし。
 まぁ、思い込みは良くないけど、勝負を賭ける価値はあると思う。
 まぁ、取り合えず近付くか。もう、ディンゴの冷却時間終わってるし。
 
 「クッ!また瞬時加速!?ホントに初心者ですの!?」

 「だからウェスカーダッシュだって。」

 まぁ、初心者では無いんだけどね。
 一応、HWには結構乗ってるし。こう見えても戦闘機で高機動戦闘には慣れてるし。・・・まぁ、あの時は全くのまぐれだったから研究所を脱出する時は使えなかったけど。
 と言うかなんで俺ヘリ使えたんだ? ほっんとそう言う所だけは運が良いな。・・・いや、悪運か。

 「い、インターセプター!」

 「ウェスカーナイフ!!」

 互いにナイフが当たり短く火花を散らす。
 こうなりゃ力比べだ!!
 ってあり?今の状況あのファン○ルで狙われたら御仕舞いじゃね?

 「『ブルー・ティアース』!」

 蒼くてチッコイのが俺の周りを囲む。・・・ちょっとばかしヤバイかな?

 「佐々木さん。」

 「あぁ?」

 突然話かけてきた。なんで撃たない!?

 「今、謝るのなら許して差し上げても宜しいですが?」

 ああ、そういうこっと。(忍野○メ風に)

 「おいおい。まさかとある薬品の力で人間を辞めたこの俺佐々木一斗様がたかがビームごときで倒せるとも?」

 「やはりそう言うと思いましたのよ!!」

 最後のよの所に力を入れ俺の周りにあった計4つの『ブルー・ティアース』からレーザーが発射される。
・・・駄菓子菓子。嘘ごめん冗談、だが、しかし。目に見えにくい弾丸を避けるよりも目にきちんと見えるレーザーの方が避けやすいぜ?・・・多分。
 右下からきたレーザーを体の位置を僅かに避けて避け。
 真上から来たのは頭をずらし。
 右上、左上と来たレーザーは一発目は体を捻り腕の間を通る用に避け、まだレーザーが通り抜け切れて無いうちに二本目が迫りそれもまた体を捻り避けた。
 
 「は?」

 「いや、やっぱりレーザーの方が避けやすいわ。」

 うん。次のが来る前にさっさとキメよう。
 ISの便利な機能。粒子変換で収納していたMK1Sシックスショットグレネートランチャー。
  グレネートランチャー系はとにかく口径がデカイのでいろんな種類の弾を装備出来る。
 でまぁ、今回装備されているのはディンゴを現実に還す際に一緒に開発された対IS暴動用鎮圧弾。
 ・・・・取り合えず一旦距離を置いてから。

 「くらぇ!ネバネバ弾!!!」

 最近のグレネートランチャー系に多い回転式弾倉が回転する。

 「キャッ!・・・これはなんですの?」

 あからさまに呆れ顔のオルコット。ふふ、馬鹿めすぐに抵抗しないと本当に動けなくなるぞ?

 「もう一発!!」

 「そんな物、そう何度も・・って。ッ!!」

 ネバネバが邪魔で上手く動けなかったオルコットはもう一発のネバネバ弾もその身に受ける。
 フッ!もう俺の勝ちは決まったな。

 「う、動けませんわ!?一体どうなって?」

 「ソープ嬢のローションを使ったのが成功だったな。大佐。」

 「一体、何を言っているのですの!」

 俺の下ネタは当然のごとく無視された。・・・当然のごとく。ハヤテの○とくみたいだな。俺あれ好きだぜ。

 「何だ何だよ何ですかァそのザマは!結局デカい口叩くだけでたいした事ねェなァ!おら、もう一発かましてやるからかっこ良く敗者復活でもしてみろっての!」

 いやー。俺、一方通○も好きだぜ?物真似するくらいに。
 俺ああいう奴は格好いいと思えるね本当に。
 
 「逝けやゴラァ!」

 ランチャー式位置情報転送機の引き金を引く。
 その僅か二秒後。極太のレーザーが天を突き、雲を突き、アリーナのバリアまでもを突いた。
 そして、自らに絡みついたネバネバを取ろうと悪戦苦闘しているオルコットに一直線に下りる。
 そしてオルコットは光に飲まれ見えなくなった。
 
 「フッ!流石ディンゴだぜ!!」

 数秒後、光が晴れると地面に大の字になって意識を失っているオルコットが居た。
 よし、まだ戦えるレベルだな。・・・多分。
 美香藻もコイツとは戦いたかったみたいだしな。
 ・・・・しかし。



 「全く馬鹿な奴め!高校生が中年(精神年齢)に勝てるとでも思ったのか!!ふははははははははははははは!」

 高校生相手に大人げ無く本気で喧嘩をして、セコい手で勝負を決めた末に、本気で勝ち誇っている三十路近い中年が居た。
 と言うか俺だった。

 「俺は阿○々木君かよ!?」
 
 俺のツッコミは虚空へと消える。






























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