小説『IS〜インフィニット・ストラトス バイオハザード好きな転生者』
作者:D.?.J()

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 第四話目 脱出の王道はコプターと思っている俺はきっとバイオに洗脳されてるに違いない。 by一斗






 前回のあらすじ

 謎の人体実験を受けた一斗。しかし、彼も謎の進化を遂げた!
さぁ!脱出の時だ!走れ一斗。戦え一斗。負けるな一斗。

 「俺は進化の頂点に立った!」








 どうも、皆さんこんにちは!人間から新たな種へと進化した。佐々木 一斗だよ!
 ただいま、美香藻を連れて絶賛逃亡中です!
 まぁ、なんと言うかすがすがしいね、進化って。体の中が充実して今なら何でも出来ると思うよ!
 実際さっきも凄かったからね!



 回想中・・・・・・・・



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 進化した俺はとりあえず周りにいた研究員を全員叩きのめし。(殴る蹴るとかではなく腕や足を引きちぎったり折ったりした。殺してはいないが再起不能と言った感じだ。と言うかそれを生身で出来る俺に俺がビビった。)
 っで騒ぎを聞きつけた警備兵(警備員ではない。)の放ったハンドガン型スタンガンが見事に肩に命中したが俺にはくすぐったい程度にしか感じなく、逆に返り討ちにしてやった。
 その後、更に来た警備兵達(しつこい用だが警備員ではない。)相手にウェスカーも真っ青の超高速戦術(飛んで来る弾丸を避け、コンバットキックで相手を吹き飛ばす。どうやら人間を止めたせいで有り得ない身体能力を手に入れたらしい。)でフルボッコ。
 更にそのあと美香藻を牢?から助けだし。(かっこが多いようで悪いが美香藻は他の奴も助けようと言った。だが、そんな大人数はいくら何でも助けきれないので今回は諦めた)
 今の状況に戻る。

 回想終了・・・・・



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 「さてと、どうやって脱出しよう?」

 ここが何処の国でどの様な場所で有るか解らない以上、陸路での脱出はあまりお勧め出来ない。
 つまり必然的に何らかの乗り物に乗って脱出することになるのだが・・・・・・

 「そんなもの何処にあんの?」

 「ですよねー」

 そう、ここの地形がわからない以上何処に何が有るのかが全然解らん。
 美香藻の話だとコプターが何処かに有るらしいが。

 「さーてと何処行こうかな?」

 このまま個々にいればさっきの警備兵(本当にしつこいが警備員ではない。)に居場所が割れるかも知れないし。

 「ってか、美香藻。本当にヘリ何てあんの?無かったら俺達お仕舞いだぜ」

 「少なくとも、私が個々に連れてこられて来たときは有ったけど」

 「っでそれは屋上?の用な場所に有ったんだな?」

 「うん。多分、天井が少し空いてたから天井がスライドして荷物の運搬とかが出来る奴だと思うの」

 「よしOK! しゃーなしだ。一気に飛ばすぜ。」

 「え?なにする・・・きゃ!」

 美香藻を肩に担ぎ全力疾走!で、とある物を探す。
 こう言う、階層が幾つも有るところには必ずと言って良いほどよくある物である。

 「エレベーター?」

 そう、エレベーターである。エレベーター。幸い、エレベーター本体はこの階より下にあるようだ。
 っで、俺がそこで何をするかと言うと。

 「ちょっ!アンタ!扉こじ開けてどうすんのよ!ってかいつの間にそんな力を?」

 「うっせぇ!」

 そう、扉をこじ開けたのである。そして、そのまま!

 「まさか、アンタ!」

 そう、そのまさかである。そのまま俺は飛び出し、壁を蹴り、さらにその上の壁に張り付き、また蹴る。の繰り返し、我ながら素晴らしいアイディアだな!
 これを繰り返せば屋上?にたどりつけるはず。

 「うぷっ。気分悪い。」

 「おい!馬鹿美香藻!こんな所で吐くなボケぇ!」

 「こんな何回もグルングルン回るアンタが悪いんでしょ!」

 「うっせぇ!馬鹿」

 「馬鹿とは何よ!馬鹿!」

 「シャラップ!貧乳!」

 「うるさい!丸メガネ!」

 「あんだとぁ!」

 「なによ!」

 そうこうしているうちに一番上にたどり着いた。
 当然、屋上?に繋がっていると思われる扉をこじ開ける。

 「こりゃ、すげーな。」

 少なくとも軍用コプターが五機。戦闘機が三機。挙げ句の果てにはミサイルが三十発はある。

 「どれでも乗り放題ね。」

 「しかもすでに天井も空いてるし。でも美香藻、お前ヘリの操縦出来んの?」

 「はぁ?仮にも私小学生二年生よ。そんなの出来るわけ無いじゃない。」

 はぁ?

 「はぁ?てっきり俺はお前が操縦するのかと思って。」

 「はぁ?私だって、てっきりアンタが操縦するのかと思って。」

 「冗談じゃねぇぇぇぇ!俺だって出来る訳がm・・・「見つけたぞ!彼処だ!」ヤベェ、見つかった。喧嘩してる場合じゃねぇ、乗るぞ!」
 
 「でも、さっきアンタ操縦出来ないって。」

 「スティーブにも出来たんだ!俺にも出来る!」

 正確には、スティーブが操縦したのは航空機と除雪車だが。
 俺は軍用コプターに乗り込みスイッチを押しまくる。

 「ちょ!変なボタン押さないでよ。」

 「解ってるって。ほいっ、ポチッと!」

 偶然、俺の押したスイッチがエンジン起動だったらしく、軍用コプターのローターが回り始める。
 警備兵達が(本当にしつこいが警備員ではない。)がベレッタやらコルトパイソン三五七マグナムとかを撃ってくるが軍用コプターにはそんなの関係無い。
 少しずつ高度が上がって行く。さっきまでのお礼にチェーンガンをお見舞いしてやろうかと思ったが止めた。
 流石に女の子がいる前でそれは良くない。
 俺にも良心と言うものが有るのだ。

 「いやぁぁぁぁぁぁっはぁぁぁぁぁあぁぁぁ!さよならだ!人間ども!」

 そうして俺達はそのままコプターで施設の外へと出る。
 俺の予想した通りでは無いが、周りは完全に海だった、まさしくコードベロニカな気分。

 「私達、外に出れたのよね?」

 「あぁ。出れたな。」

 「このあと、どうするの?」

 「さぁな。俺にもわかんねぇ。」

 





 数時間後・・・・



 「ねぇ、一斗。いったい、いつ陸地に着くの?」

 「しょうがねぇだろ。コプター何だから。」

 コプターは荷物を運ぶのには適しているが、行進速度はそこまで早くない。

 「まぁ、後数時k・・・(ドンッ!)どうした、どうした!」

 ビーービーービーー。エンジントラブル、エンジントラブル。燃料が抜けています。このままでは、高度を保てません。

 「「何だって!」」

 「ヤバいよ、どうすんのよ!一斗。」

 「と、取り合えず、落ち着け。落ち着け。・・・・・・・・ そう、個々は海の上なんだ上手く降りれば助かるかも知れない。」

 「そんな、適当過ぎるでしょ!」

 「ごちゃ、ごちゃ言ってないでさっさと逝くぞ。」

 「え?ちょっと字g・・・・きゃぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁあ!」




 ドシャーーーーーン

 

-5-
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