小説『黄泉路への案内人』
作者:楽一()

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第一七話

―時は少し戻って管理局本局

 バルディッシュとレイジングハートが戻ったころ。

フェ「お姉ちゃんが修理!?」

アリ「うん」

な「だ、大丈夫なのかな?」

リン「その辺は問題ないかと。アリシアさんはデバイスマスターの資格を取ってもおかしくないほどの技術力です。それにマリエルさんも手伝っていましたし」

 アリシアはその後技術の方で協力していくと良こととデバイスマスターの資格を取ると言うことを話しつつエイミィとの通信が入った。

エイ『そうよかった。いまどこ?』

ユ「二番目の中継ポイントです。後十分ぐらいでそっちに戻れますから」

エイ『そう。こっちに戻ったらレイジングハートとバルディッシュについての説明を「ビービービー」あ!』

ユ「どうしたんですか?」

エイ『現れたみたい』


SIDEヴィータ


 油断した。戻ってきて早々管理局に囲まれた。

ザ「管理局か・・・」

ヴィ「でもちゃらいよ、こいつら」

 見たところあの白いやつよりかは弱そうだ。

ヴィ「返り討ちだ!」

 グラーフアイゼンを構えると、囲んでた連中が退いて行った。なんで?

ザ「上だ」

 ザフィーラの一言で上を見ると魔法陣を展開させていた管理局の魔導師がいた。あいつら囮だったのか!?

ク「スティンガー・ブレイド ・エクスキューションシフト!」

ザ「ちぃ!!」

 ザフィーラがとっさにシールドを展開し、

―ズガズガズガズガ!ズガァアアアアアアンン!!!

ク「はぁはぁはぁ、少しは・・・通ったか・・・」

 煙が晴れるとザフィーラの腕にいくつか刃が刺さっていた。

ヴィ「ザフィーラ!?」

ザ「気にするな。この程度でどうにかなるほど・・・・ヤワじゃない!」

 そういって腕に力を入れ刃をへし折る。

ヴィ「上等」


SIDE Out


―管理局臨時駐屯地

エイ「武装局員配置終了。OKクロノ君」

ク『了解』

エイ「それから現場に助っ人を転送したよ」

ク『え? なのは、フェイト!?』


SIDEなのは・フェイト・アリシア


な「レイジングハート」

フェ「バルディッシュ」

な・フェ・ア「set up!」

 いつものように光りに包まれる二人だが、何かが違った。

な「これって・・・・」

フェ「今までと違う?」

 するとエイミィとアリシアから通信が入り、

エイ『二人とも落ちついて聞いてね。レイイジングハート、バルディッシュは新しい装備を積んでるの』

な「新しい・・・しすてむ?」

アリ『そう! その子たちが選んだんだよ。その子たちの意思で、思いで。だから二人ともイメージして。そして読んであげて新しいその子たちの名前を』

な「新しい」

フェ「名前」

 そして

な「レイジングハート・エクセリオン!」

フェ「バルディッシュ・アサルト!」

レ・バ((Drive Ignition))

 光が晴れるとそこには新しい姿のなのはとフェイトがいた。


SIDE Out

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