小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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「ふざけんな!!」

バンっと、壁にあたるタケにカイトがのうのうと入ってきた

「なに怒ってんだよー。別に怒るようなことじゃないだろー」

ねぇ、奥さん。といいつつカイトは呑気にお茶を飲む

ソファに寝ころびながら、まだ小さい妹の千夏とじゃれあっている

「なんか俺馬鹿みてぇ・・」

そうつぶやくと、タケはため息をつき自分の部屋へとむかい
力なくベットにダイブした

休む間もなく、後ろからカイトもダイビング
おかげでタケの腰は痛め、またもやストレスが増したのは言うまでもない

「てめぇな・・」

「なんだいタケちゃん」

「家となりだろーが!!泊まる意味がわかんねぇ」

「いーじゃんかよーぅ!俺様を一人にして心配じゃないの」

「男だろ。心配せんでも襲う野郎なんていねーよ」

「いや、俺前世、女だし・・」

「お前うぜぇ」

どっと疲れがたまっていたタケは、うるさいカイトを無視して深い眠りについていた


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