「ふざけんな!!」
バンっと、壁にあたるタケにカイトがのうのうと入ってきた
「なに怒ってんだよー。別に怒るようなことじゃないだろー」
ねぇ、奥さん。といいつつカイトは呑気にお茶を飲む
ソファに寝ころびながら、まだ小さい妹の千夏とじゃれあっている
「なんか俺馬鹿みてぇ・・」
そうつぶやくと、タケはため息をつき自分の部屋へとむかい
力なくベットにダイブした
休む間もなく、後ろからカイトもダイビング
おかげでタケの腰は痛め、またもやストレスが増したのは言うまでもない
「てめぇな・・」
「なんだいタケちゃん」
「家となりだろーが!!泊まる意味がわかんねぇ」
「いーじゃんかよーぅ!俺様を一人にして心配じゃないの」
「男だろ。心配せんでも襲う野郎なんていねーよ」
「いや、俺前世、女だし・・」
「お前うぜぇ」
どっと疲れがたまっていたタケは、うるさいカイトを無視して深い眠りについていた