小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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そして放課後
クラスの人たちは学園祭の準備を始めていた

タケとカイト、ユウたちもクラスメイトと一緒に準備をしていた

「おいおい。ケイはどこいった?」

「さぁ?図書館にでもいってるんじゃない?」

「もしかして告白されてるんじゃない?w」

カイトが言った言葉に微妙にだが、ユウの表情が変わったような気がした

「あら、ユウちゃん♪もしかして気になっちゃったご様子?w」

「うるっさい!!誰がアイツなんかっ」

ふんっというと、ユウは一人どこかへいってしまった

「カイト、いっつもそんなんだから、嫌われるんだぞ」

「うるせぇーw俺は本当のこといってるだけー」

カイトは小さいころから
なんでもはっきり言う男で有名
それが災いして、クラスの人たちからはあまり好かれてはいなかった

むしろ、自分から友達を作ろうともせず、ずっとタケの隣にいた
タケがいればそれだけでいい、とそんな感じだった

「もう少しは考えろよな人のこと」

「なに?タケがそんなこというの珍しいな」

「別に」

なぜかわ知らない
けれど、二人の間に不穏な空気が流れはじめていた


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