そして放課後
クラスの人たちは学園祭の準備を始めていた
タケとカイト、ユウたちもクラスメイトと一緒に準備をしていた
「おいおい。ケイはどこいった?」
「さぁ?図書館にでもいってるんじゃない?」
「もしかして告白されてるんじゃない?w」
カイトが言った言葉に微妙にだが、ユウの表情が変わったような気がした
「あら、ユウちゃん♪もしかして気になっちゃったご様子?w」
「うるっさい!!誰がアイツなんかっ」
ふんっというと、ユウは一人どこかへいってしまった
「カイト、いっつもそんなんだから、嫌われるんだぞ」
「うるせぇーw俺は本当のこといってるだけー」
カイトは小さいころから
なんでもはっきり言う男で有名
それが災いして、クラスの人たちからはあまり好かれてはいなかった
むしろ、自分から友達を作ろうともせず、ずっとタケの隣にいた
タケがいればそれだけでいい、とそんな感じだった
「もう少しは考えろよな人のこと」
「なに?タケがそんなこというの珍しいな」
「別に」
なぜかわ知らない
けれど、二人の間に不穏な空気が流れはじめていた