「タケ、もうよせ」
カイトの言葉に我に返ったタケはフッと悲しみの表情に変わった
「また暴走しちまったようだな・・すまんなカイト」
「いいってことよ♪こいつらには少し痛い目あわせないとなw」
「俺はもっと殴ってほしかったけど」
ケイの言葉にさすがのタケも青ざめた
今の状況はほんとに残酷だからね
あ、弁解しとくけど、殴ったのは男だけだからw
女には手をだしませんよw
「おいお前ら」
そう女の子には
「今度ユウに手を出してみろ!!!これだけでは済まんからな」
恐怖の言葉を浴びせるのが一番の効果w
「きゃー怖いケイちゃんw」
カイトはケイの肩を抱きながら騒ぐ
「てめぇはいちいちうるせーんだよ」
その横でタケは唸る
そんな俺たちの横を女共は泣きべそをかきながら屋上から走り去って逃げた
「あ、そうだ。ユウは大丈夫なのか?」
「ああ、保健室で眠らせている」
「ユウさ、まさか男に・・・」
「その前に俺が助けたから大丈夫だ」
ケイは無表情に告げると、静かに歩き出した
きっとユウのところに行くのだろう
タケもケイの後について行こうとしたら、ある人物の足に引っ掛かり大胆に転んでしまった