「タケぼーーう」
叫び声に振りむくと、カイトが走り寄ってきてタケの腕をつかむ
「なんだよ」
「聞いて聞いてーー」
騒ぎ出すカイトの後ろからケイが怖い表情で睨んでいた
「おいおい、悪魔まで一緒に連れてくんなよ」
「あ?ケイも来たの?ww」
何かを楽しんでいるかのようにカイトはテンションが高い
「カイト、てめぇ・・」
ケイが何か言おうとしたとき、ユウが隣にきてケイの手を握った
「やほー♪お二人さん」
見せびらかすように握った右手を片手にあげ、華やかに手を振る
「なんだお前ら?そんな仲よかったか?」
事情を知らないタケの表情がゆがむ
手を繋いでいる時点で気づくと思うけども・・・
「タケぼーはほんっと馬鹿だよなwみてわからない?こいつら付き合ったの!」
「はぁ!?いつからだよ!」
ほんとに知らないでいたタケはとても驚いている
「昨日からwだよねー?ケイさんww」
ニヤニヤしながらカイトが言う
そんなカイトがイヤになったのか、ケイはユウと共にどこかへいってしまった