去ってゆく二人の後ろ姿をみて
タケは物凄く驚いている様子だ
「おい、まさかマジで付き合ってんの?」
「だからマジだって言ったじゃん」
カイトはタケを見てため息交じりに言う
「あいつら仲悪かったよな?」
「それが逆に仲の良い二人だったってことだろ」
理解しろや、と言わんばかりにカイトはタケを馬鹿にした表情で見る
「変な面」
「タケ坊よりかはマシw」
「てめぇ・・」
やっぱカイトと絡むと疲れるわ・・
「あ、そうそう♪タケちゃんメイド服希望かな?」
にやけながら話すカイトの顔は何かを企んでいるかのよう
「あ?お断りだな」
「けっwほんとは着てみたいくせに」
腕を組みながらなぜか偉そうにいってくる
カイトは手に持っていた袋をタケの目の前にもってくると
「おらよwプレンゼント♪」
そのプレゼントやらは馬鹿な俺でもわかる
なんせ、紙袋からは
得体のしれないヒラヒラが俺の目に映っているからだ
だれでもわかるだろうよ
このプレゼントが
メイド服だってことが!!!!!!!!!!