「てめぇ!ふざけんじゃねぇぞ!!」
怒りにまかせて
タケは差し出されたせっかくのメイド服を
紙袋ごとぐしゃぐしゃにしては破り散らかした
辺り周辺には布きれが散乱している
「ふっ(笑)」
それを見たカイトは余裕の笑みをこぼす
「やっぱそうなっちゃうと思ってぇー、予備も用意してきましたぁーww」
ハイテンションで両手いっぱいにメイド服らしき物体を持っている
つかどこからだしてきたのか不思議なくらいだ
「おまっ!!;どこから仕入れてきやがった!」
ちょっと感心したご様子のタケにニンマリとカイトは最高のスマイルを見せる
「へへーw特注品だぜしかも♪タケ坊は俺とお揃いだからww」
「てめぇはメイド服にノリ気なんだな」
「もっちろんwめったにない経験ですからw」
カイトの顔は女顔
だからこいつは絶対メイド服が似合うはずだ
だから抵抗はないのかは知らないけども・・
俺が着たらぜってぇ笑われる!!!!!!
「タケぼーw一緒に思い出の写真残そうかぁーー?」
不気味に笑いながらカイトはどこかへいってしまった
この時タケは考えた
学園祭に参加しない方がいい、と
なにかの危険を察知したのであった