そして、
カイトとタケの両親が食事を終え帰ろうと立ち上がる
「それじゃ、他のとこもまわってくるよ」
いつもながら涼しげなカイトの親父が言う
タケは思う
カイトの親父が俺の父親だったらどんなに幸せだったろうか、と
「ばいばーい♪」
手を振るカイトのその姿は、周りにいた男性の心を鷲づかみ
見た目ほんとうに女の子ですから
萌えキャラに変身してますから
「なぁカイト、俺の親父と交換してくれよ」
「は?やだよ」
カイトもイヤのだろうか、タケの親父を嫌っているようだ
しかし、あのクソじじぃ・・・
母さんを目の前にナンパしている姿が痛い
つかやんなよっ!!!!
「ああ・・・・俺あんなのが親父だと思いたくねぇ」
「ははwタケに似ていいんじゃねww」
「あ?どこが似てんだよ!!」
またもや痴話喧嘩が始まる二人をよそに
問題のあの二人が姿をあらわした