「きゃーーー二人とも超似合ってるww」
悲鳴をあげるユウは普通の制服であった
一緒のクラスのはずなのに・・
しかも
隣にいるケイの野郎も制服だし!
「なんだメイド服じゃねぇんだよ!!」
キレるタケをよそに
ケイはフッと笑った
「俺様が参加するわけないだろ。こんなイベントに」
「あたしは参加したかったんだけど、ケイがダメだって!!」
きっとユウにメイド服なんて着せたくなかったのだろう
着ればユウは注目の的
学年で一番の人気者であるユウは、一目瞭然、男性からのアプローチは増えるだろう
「へーーwケイって案外、ヤキモチ焼きなんだーww」
カイトがケイの肩に手を置き、ニヤついた表情で見上げる
「うるせぇ」
冷淡な表情で言うケイの顔が怖い
それでもカイトのニヤついた顔は消えることはなかった