小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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「きゃーーー二人とも超似合ってるww」

悲鳴をあげるユウは普通の制服であった

一緒のクラスのはずなのに・・

しかも
隣にいるケイの野郎も制服だし!


「なんだメイド服じゃねぇんだよ!!」

キレるタケをよそに
ケイはフッと笑った

「俺様が参加するわけないだろ。こんなイベントに」

「あたしは参加したかったんだけど、ケイがダメだって!!」

きっとユウにメイド服なんて着せたくなかったのだろう
着ればユウは注目の的
学年で一番の人気者であるユウは、一目瞭然、男性からのアプローチは増えるだろう

「へーーwケイって案外、ヤキモチ焼きなんだーww」

カイトがケイの肩に手を置き、ニヤついた表情で見上げる

「うるせぇ」

冷淡な表情で言うケイの顔が怖い

それでもカイトのニヤついた顔は消えることはなかった

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