小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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そしてようやく、学園際がおわりを迎えたころ

「・・・明日はぜってぇ遊ぶ・・」

疲れ切ったタケが萌え服のままイスに座った

「俺もさんせーーい」

カイトも疲れていたのか、力なく手を挙げるとドカッと机の上に座る

「お二人さーーん」

二人項垂れていたとき、暗くなった教室にユウの姿が見えた
やはり隣にはケイがいて・・
後ろから姿を現した

「おめーらだけ楽しそうだな!」

ケッといいつつタケの顔は眠そうだ

「どこいってたのかにゃーーw」

カイトはまだ元気があるらしく、二人を冷やかし始めた

「もう終わったんだろ?帰るか?それとも勉強するか?」

「おめ・・・この状況で勉強の話だすなや」

タケは心底イヤそうな顔でケイを睨んだが、疲れのせいか、全然怖くない

「あー?学園祭終わったらタケはテストだろ?留年をかけた(笑)」

フッと笑うケイはタケを馬鹿にしている様子

「あーーーーもう今はそんな話すんな!」

「追試追試追試追試追試追試そして留年」

嫌味なのか、カイトが笑いながら言ってくる


それにはブチっときれるも、怒る元気もないタケは机に突っ伏した

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