小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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そして4人は帰る支度を始めた
タケだけは相当疲れ切った感じでだらだらと鞄を持ち上げる

「タケ坊ーー明日も萌え萌えでくのかな♪」

「馬鹿か。明日もやってられるか!」

「まぁまぁ!明日はさ、4人で学際を楽しもうよ^^」

ユウの提案に、少しながらケイが不満そうな表情を見せたが・・

ユウの楽しそうな表情を見ると反対しようがない

「おーーいいね!明日の服装はどうしよっかタケ坊!」

「あ!?てめぇ!!」

またもや二人のイチャもんが始まった

ほんとに仲の良い二人だこと・・

「はぁー・・ケイ、やっぱり皆といると楽しいね」

ユウがおもむろに発した言葉にケイは優しく微笑む

「ああ。そうだな」

そういうと、ケイはユウの肩を抱き寄せ軽くキスをした

ケイらしかぬ行動にユウは驚いた表情で見ていたが
フッと笑うその顔は幸せそうだった

それをしらない先を歩いていた二人がふと後ろを振り向くと

「あーー何二人イチャこいてんだよー!!」

お決まりのようにカイトが邪魔をしてくる

それをタケは疲れた表情で一人先に歩き出した


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