そしてテスト当日
クラスメイトは普通の授業を受けている中、一人テストを受けているタケ
見る限り、手が止まる様子はなくスラスラと解けている感じだ
それを見ていたカイト、ケイ、ユウの三人は余裕の笑みを交わす
授業が終わると同時に
タケは項垂れるように机に突っ伏した
「タケ坊ーおつかりーーーっ」
「はぁぁぁぁマジ疲れた」
「おつかれタケ♪けっこう余裕そうだったじゃん^^」
「解けて当たり前だけどな」
「うるせーー!俺なりに頑張ったんだぞ!」
もう結果はどうあれ、どうやらタケの留年は免れたような感じだ
タケもタケで余裕そうな感じだし
「あ、それよりー今日打ち上げしよーーぜ」
カイトの提案に素早く乗ったのは
「賛成!」
まぎれもなくタケであった
ストレスでも溜まっていたのか挙げた手がピンと伸びている
「それじゃーー・・・」
カイトの呼び掛けに
「「帰りますか!!!!!!!!」」
後の3人が付け足す
学校はまだ昼時
まだ午後から授業はあるが4人には関係のないこと
すぐさま帰る支度をはじめ、ふざけあいながら4人はクラスから去って行った