小説『青春の別れ』
作者:ミカエル()

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ユウとカイト、タケの三人が転入生の話で盛り上がる中、

「お前ら暇だな」

「ゲ、」

ご機嫌斜めのケイが近づいてきて深いため息を吐く

「なになに?wもしやユウちんと喧嘩でもしたのん♪」

「うるせーよ」

睨むケイを無視してカイトは次にユウに絡んでくる

「ユウちーーん」

「違うわよ。どうせ勉強に行き詰ってるんでしょ」

違うと否定しながらも、なぜかユウの表情は怖い

こりゃ喧嘩だな、と
タケとカイトは直感でわかった

「もーう仲よすぎでないのーー♪」

カイトはプププと笑いながら楽しそうだ

「カイトうぜーよ」

タケもなぜだか顔がニヤつきながらカイトに絡みだす

「もう!二人ともうるさいっ!!!!!!」

ついにはユウが怒りだし、自分の席へと戻ってしまった
それを見たケイも大人しく一番前の席へ移動

そしてタイミングよく、担任の先生が教室に入ってきた

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