小説『ハイスクールD×D 新たな神』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『第4話』


私とレイナーレはアザゼルが居る所に着きました
建物を見ると秘密基地って感じがしますね……
周りを見てると堕天使達がいっぱい居ますね


「此処にアザゼルが居るんですね?」


「ええ、此処に居られるわ」


「そうですか、という事ですので……皆さん?
案内してくれますよね?」


『は、はい!』


私が良い笑顔で言うと皆さんは心置きなく返事をしてくれました
そんなに私の笑顔は怖いですかね?


「少し殺気を感じたわよ?」


「殺気ですか? 殺気を出した覚えはありませんが……」


「(顔に殺気が感じられたのだけれど……言ったら殺されるかしらね?)」


私とレイナーレは案内されて暫く歩きます
少し経ったら着きました!


『此処です!』


「ご苦労様です、案内有り難うございます」


「い、いえ……///」


「天然……?」


「はい?」


「いえ、何でもないわ」


「?」


私とレイナーレは案内された部屋へと入ります
其処は研究室兼寝所みたいな感じがしますね


「お前か? 勝手にグレモリー家の拠点に入ったのは……」


「申し訳ありません、アザゼル様……」


「まぁ、良いけどよ!次はないぜ?」


「は、はい!」


「そっちの綺麗な嬢ちゃんは誰だ?」


「私ですか? 私は……新たに、この世界に来た“神”です♪」


「何!? まさか新しい神が来るとはな……」


「言っておきますけど……前の神より何億倍も強いので覚えておいて下さいね!」


「ほう……言うじゃないか!俺と戦ってみるか?」


「う〜ん……貴方がグレートレッドより強いのであれば
戦いましょうか」


「グレートレッドの方が強いな……」


「でわ、無理ですね!」


「お前……まさか勝ったのか?」


「ええ、一撃でしたね」


「何!? まさか、あのグレートレッドを相手に一撃で倒すだと……」


「まぁ、あの時は私も怒ってたので……
怒ってなくても結果は変わりませんけどね」


「ふむ……まぁ、何だ……
改めて自己紹介すると、堕天使総督アザゼルだ、宜しくな!」


「私は“絶対神”神羅命、宜しくお願いします!」


「絶対神? 何だそれは?」


「言ってしまうと……神達を作ったのが私ですね」


「もう驚かねぇぞ……」


「只一柱の神を除いては私が全部作りました」


「その神は何だ?」


「神王です」


「神の王……か……」


「そうですよ……私の姉ですね」


「お前の姉ちゃんだったのか……どんだけ規格外の家族だ!」


「あはは……でも、まぁ……暖かくて優しい姉ですよ」


「そうか、所で何をしに来たんだ?」


「あ、そうでした!オーフィスって龍が何処にいるか知ってますか?」


「オーフィスか、ちょっと待っておけ……」


「はい?」


アザゼルが背中を向けると機械的な何かを動かしました
何をするんでしょうか?


「オーフィスの居所が分かったぞ!オーフィスは冥界の○○って所だ」


「ふむ……○○ですね? 有り難うございます!
あ、それから……」


「何だ?」


「冥界ってどうやって行くんです?」


「あ〜……面倒だからな……次元の狭間から次元を破れば行けれるんじゃないか?」


「ふむ……行ってみますか!でわ、また会いましょう!」


「あぁ!」


「命!」


「はい?」


「え、えっと……有り難う!」


「……! ふふ、どういたしまして♪」


私はレイナーレに笑顔で答えました
よ〜し!オーフィス、待っていなさい!

-5-
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