小説『ハイスクールD×D 新たな神』
作者:神夜 晶(のんびりだらだら晶の小説日記)

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『第5話』


「〜♪〜♪〜♪」


私は鼻歌を歌いながらオーフィスの居る所を目指します
確か此処ら辺だと思ったんですが……
私は一旦地上に下りました!
トッ!そして後ろから声が掛かりました


「お前、誰?」


見てみるとゴスロリ服を来た少女が立っていました
耳は尖がっているので人間ではないのが分かります
持っている気も人間じゃないので分かりますけどね……


「私は“絶対神”神羅命です!宜しくお願いしますね♪ 貴方は?」


「我、オーフィス」


「貴方がオーフィスでしたか!随分と……」


「?」


「随分と可愛いなと思いまして……」


「……///」


「あれ? 照れてます? ますます可愛いですね〜♪」


「命、我に何か用なのか?」


「あ、そうでした!私と戦ってくれませんか?」


「戦い? 分かった……行く」


「ふふ、来なさい!」


「ハァ……!」


「この程度ですか?」


オーフィスがパンチを繰り出して来たので
指一本で止めます……軽いパンチですね!


「命、強い……」


「良いですか? パンチというのはですね……
こうやるんです!ハァァァ!」


私はパンチを振り抜かずに一瞬にして戻します
そして……ビキ!ビキ!ビキ!バリーン!
次元が割れました〜


「次元、割れた……」


「良いですか? 極めるといいますか……強くなれば此処まで出来るんですよ?」


「我、負けた」


「あら……でも、丁度良いですね!」


「?」


「オーフィス、私と一緒に付いて来てくれませんか?」


「我、了解した」


「さぁ、おいで〜」


私は膝を曲げてオーフィスと一緒の目線になります
所謂赤ちゃんにする様な抱っこをします


「我、歩ける」


「良いから、来なさい!」


「我、分かった……」


オーフィスは渋々来てくれました
見た目通りに軽いですね〜


「どうですか〜? 私は普段こんな事をしないので慣れてませんが」


「我、安心する……」


「ふふ……そうですか!でわ、行きましょうか?」


「何処に行く?」


「次元の狭間」


「我、行かない……」


「駄目です……もう、遅いです!」


「命、離して……」


「行きますよ〜」


シュン!
私は瞬間移動で次元の狭間に行きます
勿論、グレートと仲良くなってもらう為にです!
私はこの子達の事を知って常々思ってたんです
どちらも睨み合うだけでなく互いに生きる術を知ってほしいんです
その為には憎まれ役にでもなりますよ……


「次元の狭間に着きましたよ〜」


「我、帰る」


「逃げたら……お仕置きですよ?」


「命、卑怯……」


「卑怯でも何でも良いです!私は貴方達の力になりたいんです」


「……」


「次元に気配がしたので来て見たが……お前達だったか」


「グレートレッド……」


「先程ぶりですね!今、お時間大丈夫ですか?」


「あぁ、時間なら幾らでもある!」


私はオーフィスとグレートレッドを仲良くさせる為に話し合いをします
オーフィスが嫌がったら少しO☆HA☆NA☆SIですね♪

-6-
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