小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side宗騎

やっちまった

『飢えてるんだよ』

あれは間違いなく俺の本心、今まで封じてきたのに何であんなタイミングで漏れるかなぁ?

やっぱ、クリスとワン子と戦ったのがまずったかな

???「…奥…」

あー、どうしよう?燕に「冗談だったんだ♪」なんて………

ダメだ、そんな言い方ぜってぇしねぇ。考えすぎて思考がおかしな方向行ってないか?

???「陸奥…」

言い訳………できねぇよなぁ…

もう開き直るしかないか、うんそうしよう

???「陸奥!」

攻撃?来る!!

ヒュォン!

パシィ!

物凄いスピードで向かってきた鞭を受け止める

宗騎「な!?何だ?この鞭の速さ見たことねぇ!」

梅子「褒めてくれたのは礼を言おう。だが、授業中に考え事とは何だ!」

小島先生?この人が?

まじこいでも、実際にあってもこの人は強い、そう思ったがまさかこれほどの鞭さばきができるほどとは恐れ入る。

―――タタカッテミタイ

ッ!!

俺は膝をついた

梅子「どうした!?」

宗騎「い…いえ何…でも」

―――アア、コノヒトハイッタイ、ドノクライツヨインダロウ?

考えるな!落ち着け!

俺は落ち着かせるために深呼吸する

宗騎「スゥ、ハァ、スゥ、ハァ」

やっと落ち着いてきた

梅子「大丈夫か?」

宗騎「ええ、大丈夫です。それと授業に集中せず申し訳ありませんでした」

梅子「ああ、今後は気をつけろ。それと体調が悪いなら我慢せずに保健室に行ってこい。倒れるより何倍もそちらのほうが良い」

宗騎「ありがとうございます。でも、もう大丈夫です」

小島先生は授業を再開した

宗騎(くそっ、ちょっとまずいな)

やっぱり悪化している

昔からじっちゃんにお前の闘争欲求は強すぎるって言われてたが、川神学園に居ると悪化しそうだ

宗騎(どうにか耐えないとな)

それから授業をしっかり受けた

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