小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side宗騎

宗騎「えーと次は、クリスだよな」

大和「ああ」

宗騎「たしか………」

あれは俺が大体中学二年ぐらいの年齢の時か

しばらく一箇所に留まっていて、廃墟に寝床を作って食料とか置いて出かけた時にその寝床がテロリストに占拠されたんだ

準「つっこまねえ、ぜってぇつっこまねえ」

で俺がそこに戻ったらテロリストのゴミ共が俺の食料に手を出してその上俺に向かって挑発してきた、そいつらの態度がムカついて半殺しかつ精神矯正してやった

大和「テロリストの奴らに同情したくなった………」

卓也「同感………」

で、そこにそいつらを殲滅しに来たマルギッテと会ったんだ、その時のマルギッテの顔物凄く驚いた顔してたな

クリス「マルさん、その状況を見て理解が出来なかったらしい。なんせロケットランチャーとかマシンガンとかライフルを持っていて実力も高く本国でも危険視されているテロリストが中学生くらいの少年に殲滅されていたからって」

冬馬「まぁ、私達からするとそれほど驚くことではありませんね」

岳人「昔から人外じみてたもんなぁ」

宗騎「ほっとけ」

で事情を聞きたいからって理由で、気がついたらドイツのクリスの家に居た

準「何がどうしてそうなった!?………畜生!つっこんじまった!!」

宗騎「さあ?」

でそこで事情を話したら中将に気に入られて、中将が気に入ってるからってクリスと仲良くなった

クリス「父様が信用できる人間は、自分も信用できる」

京「あの過保護な中将に気に入られるなんて」

それからは、マルギッテの部隊の訓練に遊び半分で参加したり、クリスと勉強したりしてたな

多少はクリスを鍛えたりもしたな

宗騎「まぁそれくらいか?」

クリス「確かにな」

宗騎「俺がドイツを出るちょっと前にクリスと勝負して俺が勝って、後は由紀江と同じように、また闘ってくれって約束したくらいだな」

クリス「自分はまだ宗騎に手も足も出なかったな」

宗騎「そりゃ、俺だって強くなってるからな。いつまでも同じ俺じゃない」

クリス「そ…そうか」

何で顔を赤くする?

宗騎「ま、それらが俺と二人の出会いだな」

大和「相変わらず宗騎が人外って事がわかったな」

俺の評価が人外で固定されてしまった

side宗騎 end

side京

マズイ

これはマズイ

何がマズイかって言うと

由紀江「…」

クリス「…」

恐らくこの二人が宗騎に好意を抱いているだろうという事だ

ただでさえ小雪と私、あとモモ先輩が少しかな?惚れてるのに

ライバルがさらに増えるなんて

この調子だともっとライバルがいるかもしれない

ダメだ!!

宗騎は私の旦那様なんだ!!

と考えている京であった

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