小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side宗騎

小杉「さて、伝説とまで言われた陸奥圓明流の不敗神話、私がプレミアムに終わらせましょう」

宗騎「はいはい、どーでもいい」

はぁ、だるい

なんでこんな奴と試合せねばならん


数分前


???「失礼します!」

宗騎「あん?」

大和「誰だあれ?」

一子「あれって武蔵小杉じゃない?」

宗騎「駅名?」

一子「違うわよ、1年で最強って言われてる子」

宗騎「あれが!?冗談だろ?」

確かにそれなりには高いが、高く見積もっても中の上程度にしか見えない

宗騎「由紀江なら瞬殺できると思うぞ?」

卓也「まゆっちって宗騎から見ても強いんだ?」

宗騎「ああ、一子とクリスに京を足して3人で挑んでも勝てないんじゃないか?」

翔一「そこまで強いのか!」

宗騎「そりゃ、剣聖の娘だから当然だ」

小杉「陸奥先輩」

武蔵小杉が俺に話しかけてくる

宗騎「なに」

ワッペンを俺の目の前に置いた

小杉「決闘してください」

宗騎「却下、俺はお前に興味がない」

すると武蔵小杉が急に笑い出す

小杉「違いますよねぇ?私に負けるのが怖いんでしょう?」

いるんだよ、こういう勘違い

宗騎「…はぁ、これだから相手の力量を見抜けない雑魚は」

大和「受けたらどうだ?」

大和が提案してきた

宗騎「んーこれが由紀江なら迷わず受けるんだがなぁ」

一子「いいじゃない、受ければ。それで瞬殺してやれば問題ないでしょ?」

宗騎「めんどう」

翔一「なら、リーダーの命令だ!受けろ!」

宗騎「わぁったよ、そん代わりトトカルチョするんだろ?それの収入9割よこせ」

翔一「5割なら!」

宗騎「間で7割、これ以上下なら受けん」

翔一「仕方ねぇ、それでいい」

宗騎「という訳だ受けさせてもらうぜ」

ワッペンを重ねる

鉄心「なら儂が許可しよう、グラウンドで行いなさい」

小杉「プレミアムに倒してあげますよ」

宗騎「はいはい」



で、今に至る

宗騎「キャップ、オッズどうなってる?」

翔一「賭けになってねぇ、宗騎9割の武蔵小杉1割だ」

あら〜、見事に賭けになってないな

宗騎「だそうだが?」

小杉「ぐぐぐぐ」

顔真っ赤だよ、面倒な事この上ないな

side宗騎 end

side大和

鉄心「準備はよいか」

小杉「早く始めてください!」

宗騎「どーぞ」

鉄心「では始め!」

といった途端、武蔵小杉が消えた

ドゴォン!

校舎に人の形の穴が空いていた

大和「は!?」

卓也「何が起きたの?」

百代「宗騎が思いっきりぶん投げただけだ、が」

ルー「武蔵小杉、気絶してます」

鉄心「そうか、では勝者陸奥 宗騎」

忠勝「ホントに瞬殺だったな」

岳人「あいつに勝てるのモモ先輩くらいじゃないのか?」

百代「たぶんな」

宗騎、お前一体どこまで強くなるつもりだよ…

-16-
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