小説『真剣で私に恋しなさい!S-不敗の歴史を歩む転生者-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side宗騎

小島先生の授業中

prrrrrrrrr

宗騎「うぇ!?」

俺の携帯が鳴った

梅子「授業中は携帯は切っておけと言っただろう!粛清!」

小島先生が容赦なく鞭を振るう

ちょ!?まって!?

猛スピードで迫ってくる鞭を受け止める

梅子「罰なのだから受けろ陸奥!」

宗騎「いやいやいやいや、罰でそんな鞭くらいたくないですよ」

梅子「ふん。陸奥、まだ携帯がなっているぞ。特別に許可する、出ろ」

と言われ渋々携帯に出ようとするが

宗騎「あれ?」

携帯を見るがなんの反応もしていない

が、未だに携帯は俺の服から鳴っている

とすると………

俺はもう一つの携帯を取り出す

宗騎「やっぱこっちか」

大和「携帯二つ持ってるのか」

大和が聞いてくる

宗騎「ああ、こっちが私用でこっちが仕事用」

京「仕事?」

と首を傾ける京

京の疑問を無視して電話に出る

宗騎「hello」

side宗騎 end

side大和

大和「英語?」

宗騎は挨拶を流暢な英語でした

ということは相手は外国人になる

一子「お…おおぅ見事すぎるわ。何言ってるか解らないけど………」

とワン子が宗騎の英語に驚いていた

クリス「宗騎は一体何ヶ国語話せるんだ?」

とクリスが聞いてくるが

大和「え?英語と日本語だけじゃないのか?」

クリス「ドイツ語も普通に話していたぞ?」

マジかよ………

宗騎の奴頭良いのは知ってたけど外国語もか

どんだけ多才だよあいつ

などと考えていると

宗騎「ふぅ」

宗騎が電話を切った

梅子「相手は誰だ?要件は?」

梅先生そこまで聞きますか?

宗騎「あ〜………仕事なんで個人情報は言えないですけど要件は近いうちにとある大統領が来るのでそれのボディーガードを」

クラス一同「大統領のボディーガード!?」

梅子「な…何でそんな仕事をやっているんだ?」

そ…そうだ

一国の大統領から自分のボディーガードを頼まれるなんて普通そうないぞ?

宗騎「いや、昔ちょっとボディーガードをやってたらその時に今の人とは別の大統領の護衛の仕事が来て銃撃とかから守ったら大統領同士のクチコミとかで広がって」

大統領同士のクチコミって………

宗騎「気づいたら"護り屋"なんて開業するはめになってました」

クラス一同「………」

宗騎「あ、あと大企業の社長とかもお得意様だな」

色々とんでもないな

クラスの全員がそう思った

宗騎「なんでこれからも授業中に鳴ると思うんですけど容認してください」

梅子「し…仕事なら仕方あるまい。許可する!」

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