小説『不良少女』
作者: ()

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何とか無事に教室に着いたものの、大騒ぎされた。


「も〜…バカ…。」


優雅はなんだか嬉しそうだった。



「いいじゃんか。俺たちの愛のパワーだ。」



どうしてこんなにも冷静でいられるのだろう?皆に此処まで騒がれて…。


「!!凛の裏切りもの!!」



そこにいたのは和音だった。



「ねぇ、興味ないって言ったよね?どうでもいいって言ったよね?なのになんで?ねぇ、裏切り者!!」



「ちが…」


「ちがくないでしょ?事実でしょ?ねぇ!!なんで!!」



「まてよ!なんで凛のこと攻めるんだよ!俺が…俺が…」


優雅は唇をかんだ。

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