小説『不良少女』
作者: ()

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「いえ、日向君あなたのせいじゃありません!凛が私に協力するって言っといて、私を裏切ったんです。」



和音はまっすぐな瞳で優雅を見つめた。嫌だ…。そんなふうに優雅を見ないで!!そういおうとしたときだった。



「悪いけど…三間さん、凜が裏切ったんじゃないよ?」



声がする方向。向いたらそこにいたのは…。



「こんにちわ。俺は優雅の双子の兄の優斗(ゆうと)です。」



瓜二つ。そっくり。周りの女子たちがさらに騒ぎ立てる。



「兄貴!!助けてくれよ!」



優雅は優斗に向き合う。たすけってって…(笑)




「まったく…。こんなことの管理も出来ないお前に、凛ちゃんと付き合う資格なんて無いよ。」

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