小説『不良少女』
作者: ()

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「え?やめるって…」



「こいつが…優雅と俺がこの学校に来たのは凛ちゃんが好きだから。」



周りがどよめく。



「おい!!バカ兄貴!!それ、禁句!!」


禁句?なんで??



「優雅…?どういうこと?家がこの近くじゃないの?」



優雅は、少し頭を下げていった。




「凛!うそついて悪かった。実は凛のこと調べたんだ。それで、この学校に転校してきたんだよ。」




優雅の言葉に私は涙が溢れた。




「バカっ!!何で最初から言わないのよ!!」




ガバっと優雅に抱きついた。周りなんてどうでも良くなった瞬間だった。

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