小説『不良少女』
作者: ()

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「なんですか?教頭先生。」



いやいや返事する。




「呼んでみただけ!」



ガハガハと笑う教頭にキレたい。そう思ってしまうのは私だけでしょうか?(笑)




「そうですか。人間は生きてる間、泣ける回数としゃべれる言葉の数が決まっています。だから、いまたくさんしゃべると早死にしますよ?」




これは本当のことだ。実際、科学的に証明されている。といっても、私も他人から聞いたのだが。





「えっ…(笑)冗談きついな!要君(笑)」




教頭は真っ青になって、苦笑いしながらどこかに消えた。これからの教頭の様子が楽しみだ(笑)





「凛、お前やるな!」



優雅が私の頭をポンポンたたいた。子供じゃないっつーの(笑)とか思いながら本当は嬉しかった。

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