といっても、やっぱり心配はするんです。
「なぁ…そういえば草間グループって、裏商売だよな?」
優雅がポツリ優斗に聞いた。
「あぁ…確か、麻薬だっけ?アレはやばいよな。凛の親父さんへいきかな?」
麻薬…?お父さん!!
「おい!凛待て!何処行くんだよ!?」
お父さんが危ない!!本能のままに私は草間グループの敷地に向かって走り出した。
「奈美会長!!乗ってください!!」
燐火が私に、ヘルメットを投げてきた。
「サンキュー!燐火!」
どうやら愛紫天龍の皆も、私を助けてくれるらしい。でも、もっと驚いたのはredskyの皆もいたことだ。しかもルイが…。
「奈美!大丈夫か!?」
と真剣な表情で聞いてきたことだ。