小説『不良少女』
作者: ()

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怖い?何が怖いかって??自分で何されたかわかんないなんて、それ以上のことはなかった。



「はっ…あの時はあんなにかわいかったのにな。」



可愛かった?こいつはいったい何のことを言ってるんだろう??



「おい!てめぇー翔、凛に何したんだよ!?」



優雅は相手をにらむようにしていった。



「媚薬飲ませた。」



その一言に私の体は熱くなる。次第にあのときのあの記憶が思い出されて身震いしてしまった。



「思い出したか?要 凛。自分が何をしたか…。」



翔は余裕の笑顔。私はその言葉に体がビクビクしたことに気づいた。



「うっせー!!おめぇー何してんだよ!?それをレイプって言うんだぞ?」

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