小説『勇者と魔王と仲間の物語』
作者:あきら()

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俺は、いま一人で魔法の練習をしていた

せいが置行った魔道書を読みながら魔法を練習してた

あきら「闇夜を照らす猛る炎よ、出でよ照炎(ヴァレスト)」

あきらの手から小さな炎の玉が出てくる

手を握ると火が消える

あきら「命の源、清らかなる水よ、我が手に集え流水(ウォーター)」

コップの中に水が湧き出てくる

それを飲むとあの池の水には劣るが美味しい

窓を開け近くにある切り株にめがけて呪文を唱える

あきら「雷よ、一条の光となれ、彼の者を目指せ雷火(ライ)」

切り株に小さな雷が落ち少し燃えて火は消えた

次に唱えるは風を起こす呪文微弱の風しか起こせないからほとんど使うとこがない

あきら「大気よ、風を起こし給え旋風(ウィンド)」

無風な状態外に風が吹くはっきり言って呪文が効いたのかはわからない

次に窓を閉じカーテンを占めて暗い空間を作る

あきら「明瞭たる光よ、闇夜を照らせ光明(ライト)」

手のひらに小さな光の玉が現れる明るさは直に見れない程度ではないが眩しい

窓を開き部屋が明るくなる

あきら「我が影、彼の者を惑わせん幻想影(イリュージョン)」

床の上から黒い霧が現れその中から人のような影が現れた

そこから聞こえるのは俺の声だった

身なりも同じな自分が目の前に現れる

そいつは俺にこういった

カゲ「おいおまえもう少し集中して呪文を唱えろもう少し制度が上がるぞ」

言い終わった頃にはカゲは姿を保てなくなり黒い霧に戻った

あとは爆発系呪文だが流石にここで使うのはあれだな・・・・

だが俺の魔導能力もだいぶ向上しているようだ

少し休んでいるとノックの音が聞こえる

ノックは俺たちのチーム国士無双のメンバーだけが知るノックの仕方ではなかった

あきら「誰だ!」

???「我が名は汝も知っているはずだ」

この声は今まで聞いたことのないような声だった

あきら「我が名はあきら草原にあるドアよりこの地へ降りし異世界の者だ」

???「我が名は向こうでは本間こちらでの名は神を狩る者(ゴットイーター)だ!」

ゴットイーター聞いたことのある名だ・・・・こっちに来てまもないがたまに聞く名だ・・・・

ちょっとまて?!本間だと・・・・

俺はドアを開けると全身黒ずくめの服に黒い建を背中にしょった男が立っていた

歳は俺と同じくらいだろう

というかこいつは俺の1年の頃のクラスメイトで厨2病の兆しがあったやつだ

俺は仲がいいほうだと思っている

あきら「なぜお前が・・・ここに・・・」

本間「俺は中学3年の時にドアを見つけてそれから度々こっちに来てたんだよ」

あきら「驚きだわー・・・・」

本間「俺だって驚いたさ俺が前に住んでいた家に入居者がいてしかもそれがお前だったんだから」

本間は剣を下ろし椅子に座る

本間「お前なんでこっちに来てんのさ」

あきら「うーん・・・なんというかな・・・・俺の脳内設定が現実になるから・・・かな?」

本間「確かにな・・・・この世界は弱い奴も努力次第で強くなれるからな」

それにしてもあいつらはいつになったら来るんだ・・・・と思った矢先あいつらの声がした

この家に向かって歩いてくるのは国士無双のメンバーだった

りく「おはよーってだれ?」

本間「我が名は神を狩りし者(ゴットイーター)だ」

みやま「んでなんでそのゴットイーターがここに?」

本間「ここはもともと俺の家だしね」

このあと話し合いの末に本間を我がギルド国士無双に迎え入れることになった

こうして人数も増え俺たちの冒険が紡がれて行くのだ

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