小説『なんでもない詩』
作者:文月 青鈍()

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「いとしい」





不器用で 口下手で 愛想がなくて




取り柄も 特技も ルックスも




気の利いた言葉  美しい贈り物




何一つとして良いものは持ってないけれど




それでも言える これだけは




心から 心から 君に伝えるよ




君は大切な愛しい人


-10-
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