小説『なんでもない詩』
作者:文月 青鈍()

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「さいこうにして さいきょうの」



いつも 傍にいてくれて

いつも 競い合って

いつも 笑いあって



気づけば最強の戦友で



ともに 喧嘩して

ともに 励まし合って

ともに 助け合って



気づけば最高の心友で



悩みや相談

土産話に愚痴話

恋バナ時々むかし話




さぁ

今度は何をしよう

今度は何を話そう





え?

帰りに大根1本買ってきて?

了解 了解

ついでに厚揚げも買ってくよ



双子じゃないさ

兄弟・姉妹じゃないさ

シンクロ率は9割以上





ね、おかあさん

貴女は最強にして最高の私の     だよ

-7-
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